豚バラのスライスを積み重ねて豚の角煮っぽくする「豚バラスライスで角煮風」に挑戦した結果、こんなのができた
ちょっと触ると崩れるほどに柔らかく、ダシの風味と肉の旨みがギッシリ凝縮された豚角煮はクセになる味ですが、おいしく作るには下準備をしっかりしたうえで煮込む必要があり手間がかかります。永谷園の「豚バラスライスで角煮風」(税込税込189円)は豚バラ肉のスライスを専用の調味料を使ってフライパンで約8分間ほど煮込むだけで、豚角煮風の味が味わえるというもの。肉を焼く手間なども入れても約10分で完成するとのことで、実際に作ってみることにしました。
フライパン 10分で柔らか角煮!
これ1つで3人前が作れます。
中には「角煮の素」と「調味ソース」の2種類の調味料。
原材料はこんな感じ。
調味料自体のカロリーは158キロカロリーですが、できあがりのカロリーは1371キロカロリー。
作り方、豚バラ肉を切って、調味料をまぶして、煮るだけとシンプル。
具材はスライスされた豚バラ肉300グラムを準備すればOK。
豚バラ肉は重ねて厚さ2センチ程にし、それを4~5センチほどに切り分けていきます。
切り分けた豚バラ肉をスーパーでもらえる袋などに入れ、「角煮の素」をフリフリ。
重ねた豚バラ肉は崩れやすいので、袋を振らずに肉を転がすようにして「角煮の素」を全体にまぶしていきます。
一方でフライパンにはサラダ油を大さじ1杯。
150ミリリットルの水も準備。
「角煮の素」をまぶした豚バラ肉の両面を1分ずつ焼いた後に、水を投入し……
「調味ソース」も加えます。
すると煮立ったタレの香ばしい匂いがしてきて、「これは絶対にうまい!」と確信するレベル。
説明書によると「たれと一緒にゆで玉子を加えれば、美味しい味玉入り角煮のできあがり!」とのことなので……
もちろんゆで卵も投入!
中火でコトコト。
途中で豚バラ肉を裏返します。
豚バラ肉の表面には照りが出てきて、めちゃくちゃうまそうで今にも食べてしまいたい気持ちになりますが、約8分間煮込む必要があるのでもうしばらく我慢。
待つこと計8分、もういいでしょう。
肉もさることながら煮卵もいい感じでタレの色がついています。
お皿に盛りつけて完成。
肉の表面だけを見てると「角煮風」どころでは無く、豚角煮そのものに酷似。
豚バラ肉のスライスを重ねているのですが、煮込んでいる間にくっついて、まるで一塊の肉のようになっています。
しかし、うまく重ねることができなかったものは、このような段々が目立つ仕上がりに……。仕込みの段階で、ずれないようキレイに重ねておく必要があるということです。
甘辛いタレが肉の中心まで十分に染みこんでいて、たった8分間しか煮込んでいないものとは思えないような仕上がりです。トロトロの柔らかさは無くどちらかと言うと硬めの食感、肉本来の味というよりは濃いタレの味を楽しむ感じで、豚角煮とは全く別の料理ではあるのですが、これはこれでアリ。ご飯と一緒に食べたくなる内容です。
また、メーカーに問い合わせてみたところ、「火の通りをよくするためにスライス肉を推奨しており、8分間という短時間で完成するのもそのためです」とのことなので、ブロック肉を使うと上手く完成しない恐れがあるので注意が必要です。豚角煮とは全然違う食感なのですが、これはこれで食べ応えがある味なので、割り切って楽しむ分には十分OKです。
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