いよいよ来週に迫った、7月22日(水)の日食。太陽が月にすっぽり隠れる皆既日食が見られるのは奄美大島やトカラ列島、屋久島など一部ですが、日本全国で部分日食が観測できます。気象庁では、静止気象衛星「ひまわり7号」が観測した撮影した地球上の可視画像を、同庁ホームページで当日10時から公開する予定です。
気象庁 | H21/7/22日食時の「ひまわり」画像
用意されたURLには、現時点ではまだ日食関連の画像はなく、「準備ができるまでしばらくお待ちください」という文字が表示されていますが、左側には「可視画像の種類と撮像時刻を選んでください」として、可視画像を通常・強調の2つから選べ、さらに15分間隔で時刻を選択することができるようになっています。
静止気象衛星「ひまわり」で観測する画像には、大きく「可視画像」「赤外画像」の2種類があり、日食現象が起きた時には、可視画像に太陽光が月にさえぎられてできる月の影が地球上に黒く写るとのことです。この月の影は、画像処理を施すことで見やすくなるそうなので、通常と強調2種類の写り方を比べて楽しんでみてもいいかもしれません。
日食に関する詳しい情報は、こちらをご覧ください。