梅雨から夏にかけては、1年の中でも特に「食中毒」の危険が高まる時期です。食材選びや保存、調理で気をつけたいポイント、外食時のお店選びの注意点など、食中毒の予防法をまとめました。
■ 家庭での対策を万全に
まずは家庭でできる食中毒対策です。かからないための予防法、かかったときの対処法を知っておきましょう。
<食材選び&調理のポイントは>
▽ 冷蔵庫の使い方でも工夫できる?家庭でも気を付けたい「食中毒対策」 - はてなニュース
食材は新鮮なものを選び、中心部までしっかり加熱することが大切です。食材はもちろん、包丁やまな板などの調理器具も清潔に保ちましょう。特に赤ちゃんは食中毒にかかった際のリスクが大きいので、ミルクや哺乳瓶の扱いには十分注意します。上記の記事では、厚生労働省がまとめた食中毒予防の6つのポイントや、万が一かかってしまった場合の対処法を紹介しています。
<食材の上手な保存方法を知ろう>
▽ 冷蔵する or しないも一目で分かる!「野菜」をおいしく保存する方法 - はてなニュース
▽ 美味しさを保つには?これは冷凍できる?食材別「冷凍保存のコツ」 - はてなニュース
▽ 袋のまま台所、はNG?上手な「お米の保存方法」を覚えよう - はてなニュース
気温が上がるにつれ、家で保存している食材が傷みやすくなります。食材ごとに適した保存方法を知ることも、食中毒予防の第一歩です。上手に保存できれば、無駄もなくせて経済的ですね。
<お弁当作りで気をつけたいこと>
▽ 調理のコツや抗菌レシピも!そろそろ気になる梅雨時のお弁当対策 - はてなニュース
家庭での食事以上に心配なのが、外に持ち歩く「お弁当」ではないでしょうか?おかずには十分火を通す、調理器具を清潔に保つといった点は基本ですが、お弁当の場合は「汁気をよく切る」「冷めてからお弁当箱に詰める」などの工夫も必要です。市販の衛生対策グッズや、抗菌作用のある食材を使うのもオススメです。
<薬味の抗菌作用を生かそう>
▽ 風味が増すだけじゃない!食欲増進や健康維持にも役立つ“薬味”の魅力 - はてなニュース
食中毒を引き起こす原因菌の増殖を抑える効果があるのが、しょうがやワサビなどの「薬味」です。普段のおかずやお弁当に取り入れて、おいしく食中毒を予防しましょう。
■ 外食で気をつけたいことは?
外食チェーン店での食中毒が大きな問題になっています。店を選ぶ際、客側はどこに注意すればいいのでしょうか?
▽ http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/rensai/guide19.html
東京都福祉保健局のサイトでは、店の裏口や店内の様子、店員の服装からその店の衛生状態を確認するよう呼びかけています。お弁当や惣菜など家に持ち帰って食べるものについても、衛生管理が行き届いている店で買うようにしましょう。加熱できるものは、十分加熱してから食べるようにします。
調理や食事の前には、しっかり「手洗い」することも大切です。下記の記事では、お医者さんが教える正しい手洗いの方法を紹介しています。
▽ インフルエンザ・風邪予防に!お医者さんが教える「手洗い・うがい」のしかた - はてなニュース
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