西水元
西水元(にしみずもと)は、東京都葛飾区北部の町名。現行行政地名は西水元一丁目から六丁目。住居表示実施済み区域である。
西水元 | |
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町丁 | |
弐郷半領猿又閘門(閘門橋) | |
北緯35度47分20秒 東経139度50分58秒 / 北緯35.78896度 東経139.84939度 | |
座標位置:区立幸田小学校付近[1] | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京 |
特別区 | 葛飾区 |
地域 | 水元地域 |
人口情報(2023年(令和5年)1月1日現在[2]) | |
人口 | 12,208 人 |
世帯数 | 5,709 世帯 |
面積([3]) | |
1.407197777 km² | |
人口密度 | 8675.4 人/km² |
郵便番号 | 125-0031[4] |
市外局番 | 03(東京MA)[5] |
ナンバープレート | 葛飾 |
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地域
編集葛飾区の北部、水元地域の西部に位置する住宅市街地が広がる町である。町域は北と西をそれぞれ大場川、中川に囲まれており、これらの対岸へは、自動車の場合は町域南端の飯塚橋、町域北東端の葛三橋(東京都道・埼玉県道67号葛飾吉川松伏線)、歩行者・自転車はこの2橋に加えて町域北西の新大場川水門が利用できる。地区東辺は東京都道307号王子金町江戸川線で画し、町域内は直線状の道路が格子状に整備された計画的な町並みが見られる。
隣接する地域は、北が大場川を挟んで対岸に埼玉県八潮市大瀬、古新田北東の一部で水元公園、東水元六丁目および埼玉県三郷市戸ケ崎、東が水元一・二・五丁目、南が一部で南水元二丁目、西が中川を挟んで(南から)足立区大谷田・佐野・六木。
地価
編集住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、西水元2-11-22の地点で19万8000円/m2となっている[6]。
歴史
編集1889年(明治22年)の町村制施行時点では南葛飾郡水元村大字猿ヶ又および大字飯塚のそれぞれ一部であった。1932年(昭和7年)に水元村は東京市に編入され、水元村大字猿ヶ又・大字飯塚はそれぞれ水元猿町・水元飯塚町となる。1981年(昭和56年)には住居表示が実施され水元猿町・水元飯塚町の一部(都道王子金町江戸川線以西)が西水元一-六丁目となって現在に至っている。
地名の由来
編集旧来の「水元村」に由来。
世帯数と人口
編集2023年(令和5年)1月1日現在(東京都発表)の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
西水元一丁目 | 892世帯 | 1,991人 |
西水元二丁目 | 1,178世帯 | 2,544人 |
西水元三丁目 | 1,352世帯 | 2,993人 |
西水元四丁目 | 852世帯 | 1,585人 |
西水元五丁目 | 737世帯 | 1,563人 |
西水元六丁目 | 698世帯 | 1,532人 |
計 | 5,709世帯 | 12,208人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[7] | 10,694
|
2000年(平成12年)[8] | 11,536
|
2005年(平成17年)[9] | 11,935
|
2010年(平成22年)[10] | 12,515
|
2015年(平成27年)[11] | 12,305
|
2020年(令和2年)[12] | 12,190
|
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[7] | 3,321
|
2000年(平成12年)[8] | 3,743
|
2005年(平成17年)[9] | 4,005
|
2010年(平成22年)[10] | 4,437
|
2015年(平成27年)[11] | 4,579
|
2020年(令和2年)[12] | 4,768
|
学区
編集区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年4月時点)[13][14]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
西水元一丁目 | 全域 | 葛飾区立幸田小学校 | 葛飾区立葛美中学校 |
西水元二丁目 | 全域 | ||
西水元三丁目 | 全域 | ||
西水元四丁目 | 全域 | ||
西水元五丁目 | 全域 | ||
西水元六丁目 | 全域 |
事業所
編集2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[15]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
西水元一丁目 | 64事業所 | 380人 |
西水元二丁目 | 77事業所 | 541人 |
西水元三丁目 | 64事業所 | 513人 |
西水元四丁目 | 26事業所 | 397人 |
西水元五丁目 | 31事業所 | 289人 |
西水元六丁目 | 48事業所 | 394人 |
計 | 310事業所 | 2,514人 |
事業者数の変遷
編集経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[16] | 331
|
2021年(令和3年)[15] | 310
|
従業員数の変遷
編集経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[16] | 2,513
|
2021年(令和3年)[15] | 2,514
|
交通
編集鉄道
編集西水元地内には鉄道は通過していない。さらに全域が最寄駅から2km以上離れた鉄道空白地帯である。鉄道利用の場合は路線バスを利用し金町駅または亀有駅が利用圏内となる。町域北部からは自転車利用(新大場川水門・潮止橋経由)で八潮駅まで片道10分~20分程度で行くことができる。
路線バス
編集道路・橋梁
編集- 飯塚橋(東京都道307号王子金町江戸川線)
- 葛三橋(東京都道・埼玉県道67号葛飾吉川松伏線)
- 新大場川水門(歩行者・自転車のみ通行可)
- 幸田なかよし通り
施設
編集- 葛飾区立幸田小学校(西水元三丁目)
- 東京都立水元特別支援学校(西水元五丁目)
- 葛飾区立西水元地区図書館(西水元二丁目)
- 幸田保育園(西水元二丁目)
- 葛飾西水元郵便局(西水元五丁目)
- 江戸川病院高砂分院(西水元四丁目)
- 新大場川水門(西水元四丁目と埼玉県八潮市大瀬に跨る)
史跡・寺社
編集その他
編集日本郵便
編集脚注
編集- ^ Google Earthより
- ^ a b “住民基本台帳による東京都の世帯と人口(町丁別・年齢別) 令和5年1月” (CSV). 東京都 (2023年4月6日). 2023年12月17日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2023年12月29日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “西水元の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年9月21日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “葛飾区小学校通学区域一覧”. 葛飾区 (2021年4月8日). 2023年12月29日閲覧。
- ^ “葛飾区中学校通学区域一覧”. 葛飾区 (2015年12月16日). 2023年12月29日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ 金62[京成バス] 路線図 - NAVITIME 2014年4月20日閲覧。
- ^ 有26・有27:西水元循環(亀有-西水元三)[東武バス] 路線図 - NAVITIME 2014年4月20日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。