与那国駐屯地
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与那国駐屯地 | |
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位置 | |
所在地 | 沖縄県八重山郡与那国町字与那国樽舞3765-1 |
概要 | |
駐屯地司令 | 与那国沿岸監視隊長兼務 |
主要部隊 | 西部方面情報隊与那国沿岸監視隊 |
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開設年 | 2016年3月28日 |
与那国駐屯地(よなぐにちゅうとんち、JGSDF Camp Yonaguni)は、沖縄県八重山郡与那国町字与那国樽舞3765-1に所在する与那国沿岸監視隊等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地である。
概要
駐屯地司令は西部方面情報隊与那国沿岸監視隊長が兼務し、管理業務は与那国沿岸監視隊後方支援隊が担当する。沿岸監視部隊を主体とする、150人程度の自衛隊員が駐留する。南西諸島海域における、中華人民共和国の軍事的脅威に対して、日本の離島防衛態勢の強化を目的とし、23中期防及び26中期防に基づき基地建設を開始した。2016年1月26日の閣議を経て駐屯地の開庁日は2016年3月28日とすることが正式発表された[1][2]。なお、駐屯地の建物は大自然を抱く与那国島の景観に配慮して、屋根瓦を赤茶色、壁を白色の外装としており、ゲンゴロウなどの島の貴重な動植物を保護するため、敷地内にビオトーブ(生息・生育空間)が設けられている。
沿革
- 2016年(平成28年)3月28日:与那国島に与那国駐屯地を開設、与那国沿岸監視隊を配備[3]。
- 2017年(平成29年)5月17日:ハリー・B・ハリス・ジュニアアメリカ太平洋軍司令官が、与那国駐屯地の部隊を視察した。河野克俊統合幕僚長と同行することにより、強固な日米関係を示して、中華人民共和国を牽制する意図と報道された[4]。
駐屯部隊
西部方面総監直轄部隊
- 西部方面情報隊
- 西部方面システム通信群
- 第322基地通信中隊
- 与那国派遣隊
- 第322基地通信中隊
- 西部方面会計隊
- 第442会計隊
防衛大臣直轄部隊
脚注
- ^ 南西防衛体制を強化、那覇に「第9航空団」新設(MSN産経:2016/01/26)
- ^ 自衛隊法施行令及び防衛省の職員の給与等に関する法律施行令の一部を改正する政令(平成二八年一月二九日政令第二四号)
- ^ 与那国島で陸自部隊発足(産経フォト:2016/03/28閲覧)
- ^ “ハリス米太平洋軍司令官、「日本最西端」の自衛隊駐屯地を訪問 河野克俊統幕長が招待、中国を牽制”. 産経新聞 (2017年5月17日). 2017年5月17日閲覧。