宝塚歌劇団30期生
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宝塚歌劇団30期生(たからづかかげきだん30きせい)とは、1940年(昭和15年)に宝塚音楽舞踊学校に入学し、1942年(昭和17年)もしくは1943年(昭和18年)に宝塚歌劇団に入団し、初舞台を踏んだ47人を指す[1]。
概要
[編集]初舞台公演の演目は1942年初舞台生が月組公演『桃太郎の凱旋』『眞如王記』『ふるさとの唄』のいずれかで、1943年は花組公演『太陽の子供達』、雪組公演『佐藤兄弟の妻』のいずれかである[1]。
一覧
[編集]入団時の成績順にまとめている[2]。改名後の芸名の出典はすべて『宝塚歌劇100年史(人物)(人物編)[1]』。
1942年初舞台
[編集]芸名[1] | 読み仮名[1] | 誕生日 | 出身地 | 出身校 | 芸名の由来 | 愛称 | 役柄 | 退団年[1] | 備考 |
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八汐路蕙子 | やしおじ けいこ | 1947年 | 俳優 | ||||||
登代春枝 | とよ はるえ | 11月9日 | 中華人民共和国上海市 | 梅花高等女学校 | はーさん | 1959年 | |||
藤波洸子 | ふじなみ こうこ | 8月10日 | 滋賀県彦根市 | 東洋英和女学校 | 久松一聲が命名 | ヤマコ | 1956年 | 俳優 | |
穂波ゆたか | ほなみ ゆたか | 1944年 | |||||||
紅鶴舞子 | べにづる まいこ | 1944年 | |||||||
若鳥翔子 | わかどり しょうこ | 1944年 | |||||||
瀧しぶき | たき しぶき | 1944年 | |||||||
早瀬立美 | はやせ たつみ | 1944年 | |||||||
野邊蕗子 | のべ ふきこ | 1945年 | |||||||
浦波みつる | うらなみ みつる | 1944年 | |||||||
月城玲子 | つきしろ れいこ | 1945年 | |||||||
砧遠音 | きぬた とおね | 1947年 | |||||||
東芳蘭 | とう ほうらん | 1944年 | |||||||
小松妙子 | こまつ たえこ | 1945年 | |||||||
東山圭子 | ひがしやま けいこ | 1945年 | |||||||
朝凪陽子 | あさなぎ ようこ | 1945年 |
1943年初舞台
[編集]芸名[1] | 読み仮名[1] | 誕生日 | 出身地 | 出身校 | 芸名の由来 | 愛称 | 役柄 | 退団年[1] | 備考 |
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萬起路子 | まき みちこ | 1945年 | |||||||
宮城野由美子 | みやぎの ゆみこ | 3月2日 | 東京都小石川区 | 山形県立鶴岡高等女学校 | 関さん | 娘役 | 1951年 | 俳優 夫は映画監督の蔵原惟繕 | |
宮里ゆかり | みやざと ゆかり | 兵庫県 | 吉村さん | 1949年 | |||||
緋櫻耀子 | ひざくら ようこ | 7月29日 | 大阪府豊中市 | 順ちゃん | 娘役 | 1953年 | 改名後・緋櫻陽子(ひざくら ようこ) 姉は八千草露子・笹舟陽子 芸能界→化粧品販売業、コーディネイト・ファッションスタジオを開設 | ||
梓真弓 | あずさ まゆみ | 2月25日 | 兵庫県神戸市 | 聖家族女学校 | 楠公神社に因む | オオカワちゃん | 娘役 | 1986年 | 日本舞踊・花柳輔人[3] 1984年宝塚音楽学校日本舞踊講師 |
朝倉糸子 | あさくら いとこ | 1月27日 | 高知県高知市 | 出生地に因む | 昭ちゃん 岡さん |
娘役 | 1956年 | 改名後・朝倉道子(あさくら みちこ) | |
紫富貴子 | むらさき ふきこ | 1949年 | |||||||
春海陽子 | はるみ ようこ | 6月18日 | 大阪府 | 樟蔭高等女学校 | バリ | 1957年 | |||
緑八千代 | みどり やちよ | 5月8日 | 東京都 | 曽根實修女学校 | 藤原定家 「曇りなき 緑の空を 仰ぎては 君が八千代を まず祈るかな」 |
チョン | 1960年 | ||
月浦しづか | つきうら しづか | 1944年 | |||||||
玉梓ふみ子 | たまづさ ふみこ | 1947年 | |||||||
由美あづさ | ゆみ あづさ | 12月3日 | 兵庫県神戸市 | 梅花高等女学校 | チヤセン | 娘役 | 1953年 | 俳優 | |
千代田明子 | ちよだ あきこ | 1948年 | 妹は紅もゆる | ||||||
神楽よし子 | かぐら よしこ | 1944年 |
芸名[1] | 読み仮名[1] | 誕生日 | 出身地 | 出身校 | 芸名の由来 | 愛称 | 役柄 | 退団年[1] | 備考 |
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恵協子 | めぐみ きょうこ | 1944年 | 姉は輝藍子 | ||||||
千雅やよひ | ちが やよい | 1945年 | |||||||
深山さくら | みやま さくら | 10月21日 | 兵庫県西宮市 | 新百人一首 | ゴットン | 1962年 | 改名後・御山櫻(みやま さくら) 妹は岬ありさ | ||
由利みさを | ゆり みさを | 5月17日 | 大阪府 | 1947年 | 俳優・原みさを →澄川恵子 →草間百合子 | ||||
澄空のどか | すみぞら のどか | 1944年 | |||||||
清美好子 | きよみ よしこ | 1945年 | 所用により帰省中、東京大空襲により在団のまま死去[4][5] | ||||||
櫻野美也子 | さくらの みやこ | 7月9日 | 静岡県浜松市 | 母校の名前 | コイケちゃん | 娘役 | 1954年 | ||
邦島克代 | くにしま かつよ | 10月8日 | 岐阜県 | 金城女子専門学校附属高等女学校 | ミット | 1951年 | |||
翼ひかる | つばさ ひかる | 7月16日 | 兵庫県神戸市 | 神戸市立成徳尋常高等小学校 | フーさん | 1959年 | |||
旭のぼる | あさひ のぼる | 1944年 | |||||||
曙美千代 | あけぼの みちよ | 1947年 | |||||||
真咲みのる | まさき みのる | 5月2日 | 兵庫県神戸市 | 神戸松蔭高等女学校 | 本名 | マサキ 柾木さん |
1956年 | 改名後・真咲美岐(まさき みき) 俳優 深緑夏代のシャンソン翻訳を手掛ける | |
里見八千代 | さとみ やちよ | 1943年 | |||||||
八十島晴美 | やそじま はるみ | 8月12日 | 東京都 | ゼンコ | 1956年 | ||||
上杉秀子 | うえすぎ ひでこ | 1947年 | 母は若菜君子 | ||||||
宇治里子 | うじ さとこ | 1945年 | |||||||
美樹ゆたか | みき ゆたか | 1944年 |
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。