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有賀さつき

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

ありが さつき
有賀 さつき
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 愛知県名古屋市
生年月日 (1965-09-09) 1965年9月9日
没年月日 (2018-01-30) 2018年1月30日（52歳没）
血液型 A型
最終学歴 フェリス女学院大学
職歴 フジテレビジョン→フリー
活動期間 1988年 - 2018年
配偶者 和田圭（2002年 - 2006年）
公式サイト 有賀さつきオフィシャルサイト
出演番組・活動
出演中 『NHK手話ニュース』
出演経歴 『FNNモーニングコール』
『FNSスーパースペシャル1億人のテレビ夢列島』
『ミュージックステーション』
『料理バンザイ!』など
その他 小型船舶2級、近茶流懐石料理本科
アナウンサー: テンプレート - カテゴリ

有賀 さつき（ありが さつき、1965年〈昭和40年〉9月9日 - 2018年〈平成30年〉1月30日[1]）は、タレント、大学講師、女優、元フジテレビアナウンサー。

来歴・人物

身長は170cm[2]。両親は東海地方出身で母親の里帰り出産で[要出典]愛知県名古屋市で生まれ[3]東京で育った。

小学校から高校まで東京都内の公立学校で学んだが[4]、電電公社に勤務していた[要出典]父親の転勤で1970-1973年（5-8歳）までニューヨークに住んでいた帰国子女であり、英語は得意。

小中学生時代は塾通いの毎日であったという。ピアノが得意で、4歳から17歳まで習っていた[5]。

1984年、1985年には、文化放送「ミスDJリクエストパレード」にてラジオのパーソナリティーを務めた。

同期入社の女性アナウンサー2人（河野景子、八木亜希子）とともに「花の三人娘」と呼ばれ、女子アナブームの全盛期を飾った。

フランスの料理学校「Le Cordon Bleu（ル・コルドン・ブルー）」代官山校・菓子本科を修了し、フランスでは長い歴史を誇る菓子コンクール「シャルル・プルースト」のシニア部門（22歳以上）で3位入賞。また、日本料理専門の料理教室で「近茶流懐石料理」本科を修了している[6]。

所持資格は、漢字検定準1級[2]、英語検定準1級[2]、TOEIC930点[2]、小型船舶操縦士2級、モータースポーツライセンス（国内A級ライセンス）、JAAアロマコーディネーターなど多数。

「有賀は旧中山道（きゅうなかせんどう）を1日中 山道（いちにちじゅう やまみち）と読み間違えた」といわれることがある[7]が、これは正しくない[8][9]。真相は「上岡龍太郎にはダマされないぞ!」にて業界人の誤読の実例を紹介した際、「他局のアナウンサーが『いちにちじゅうやまみち』と読み間違えた」という内容のフリップボードを手に持ちながら「『きゅうちゅうさんどう』ですよね」と有賀自身も誤読したというものであった[8][9]。その後の有賀は漢字検定準1級を取得し、クイズ番組では難問にも正解したことがある[2]。死の直前には、入院先で点滴を受けながら漢字検定1級を取得するための勉強もしていた[10]。

会社の上司であるフジテレビ解説委員の和田圭と結婚。「プロポーズをされたがお断りした。その一週間後に妊娠していることがわかったので、改めてお受けした」とのことである[11]。2002年11月に一女をもうけるが2006年に離婚[12]。

有賀は2016年頃から体調を崩し気味だったといい、フジテレビ在籍時の先輩にあたる松田朋恵（フリーアナウンサー）は「この1、2年（の有賀は）かなり痩せていた」ことを語っている[13]。その松田に有賀は2017年秋に「親の世話をするために年内（2017年）限りで活動を停止する」ことを伝えていたという[13]。また、同じくフジテレビ時代の先輩である山村美智によれば、2017年夏にフジテレビ系のバラエティ番組『ネプリーグ』で共演した際に、有賀が痩せたことを山村が指摘すると、有賀は「ダイエットに成功した」と話しており、さらにこのとき、有賀はウィッグを着用していたことも山村に対して明かしていた[14]。

2018年1月30日、東京都港区の山王病院で死去[1][15]。52歳没。有賀の死去は2月5日のスポーツニッポンによる記事で初めて伝えられ、同月4日未明に放送された日本テレビの通販番組『日テレポシュレ』では、前年に事前収録された映像が流されていた[16]。同期の八木をはじめ、古巣のフジテレビ関係者、あるいは有賀とつながりがあった人たちの多くは有賀が闘病していたことを全く知らなかったという[15][17]。取材に応じた実父によれば、1月半ばより入院加療していたとのことで、1月30日8時過ぎに病院からの連絡で娘の死を伝えられたことを明かしている[1]。正式な死因は有賀本人の意思により当初は公表していなかったが、死去から一年を経た2019年1月に卵巣がんであったことが公表されている[18]。一人娘は有賀の死後、元夫の和田に引き取られた。その後和田は長女のアメリカ留学が決まった矢先、2021年に死去している[19]。

略歴

主な出演番組

フジテレビ時代

フリーランス後

サタデーバリューフィーバー「欲9」BS日テレ特別番組メインキャスター選びから放送へとなった。

「BISTRO SMAP」のゲスト（2015年6月1日、益田由美・河野景子・八木亜希子・小島奈津子・近藤サト・木佐彩子とともに出演）[21]

著書

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 2022年3月までフジテレビに在籍した佐藤里佳は有賀の大学の後輩である。

出典

  1. ^ a b c d “有賀さつきさん父 病院からの連絡で知る「まったく予想外でした」”. Sponichi ANNEX. スポーツニッポン新聞社. (2018年2月5日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/02/05/kiji/20180205s00041000222000c.html 2018年2月5日閲覧。 
  2. ^ a b c d e “有賀さつきさん急死“闘病を隠しテレビ出演”先月末に…　芸能評論家「時代を築いたひとり」 （2/3ページ）”. ZAKZAK. 産経デジタル (2018年2月6日). 2022年8月19日閲覧。
  3. ^ “国民栄誉賞受賞した超大物を…！有賀さつきの同級生、ある専門職でスゴい人に”. テレ朝POST. テレビ朝日 (2017年1月4日). 2022年8月19日閲覧。
  4. ^ “有賀さつきオフィシャルブログ 2013年11月7日 Qさまファンの方から”. 2013年12月2日閲覧。
  5. ^ “講演依頼.com 有賀さつきプロフィール”. 2007年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月2日閲覧。
  6. ^ “株式会社日本綜合経営協会・講師 有賀さつき”. 2013年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月2日閲覧。
  7. ^ 【エンタがビタミン♪】2011年12月9日「それは、言っちゃいけない!」八木亜希子アナが15年ぶり“いいとも”に出演果たすも、失言連発にタモリも苦笑。
  8. ^ a b 有賀さつき（@satsukiariga）の2013年1月22日のツイート、2016年11月27日時点のオリジナルよりアーカイブ、2018年11月23日閲覧。
  9. ^ a b “メディアが広めた「旧中山道」誤読伝説　有賀さつきさん、本人も生前たびたび訂正するが...”. J-CASTニュース. (2018年2月5日). https://www.j-cast.com/2018/02/05320474.html?p=all 2018年4月16日閲覧。 
  10. ^ “有賀さつきさん、52歳で急死 がんと独りで闘った”. スポーツ報知. (2018年2月6日). https://hochi.news/articles/20180206-OHT1T50001.html?page=1 2022年8月19日閲覧。 
  11. ^ 婦人公論 2002年6月7日号『和田圭 シアワセ証人喚問 有賀さつきに49歳のプロポーズ』（54-57ページ）より。
  12. ^ 故・有賀さつきさん、一周忌で父がはじめて明かした本当の「病因」
  13. ^ a b “元フジアナ松田朋恵さん、有賀さんから昨年10月「年内で活動休止する」と報告受けていた「親の世話をするためと…」”. スポーツ報知. 報知新聞社. (2018年2月5日). https://hochi.news/articles/20180205-OHT1T50133.html 2018年2月5日閲覧。 
  14. ^ “山村美智Official Blog Chambre de Michi（2018年2月6日）”. 2018年3月30日閲覧。
  15. ^ a b “有賀さつきさん急死、乳がんか 父にも闘病伝えず誰も最期看取れず”. サンケイスポーツ. 産業経済新聞社. (2018年2月6日). https://www.sanspo.com/article/20180206-5BZ2DFMLGBJ5ZFU6BUTHGFTPGQ/ 2018年2月6日閲覧。 
  16. ^ 有賀さつきさん　アナ仲間は闘病知らず…最後まで明るく華やかなイメージのまま - スポーツニッポン 2018年2月5日
  17. ^ “八木亜希子アナ 同期・有賀さん急死に衝撃「今は言葉が見つかりません」”. Sponichi ANNEX. スポーツニッポン新聞社. (2018年2月5日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/02/05/kiji/20180205s00041000225000c.html 2018年2月5日閲覧。 
  18. ^ “故・有賀さつきさん、一周忌で父がはじめて明かした本当の「病因」”. 週刊女性PRIME. 主婦と生活社 (2019年1月30日). 2019年4月21日閲覧。（週刊女性2019年2月12日号掲載記事）
  19. ^ “有賀さつきさん元夫 フジ元解説委員の和田圭さんが亡くなっていた”. FRIDAYデジタル (講談社). (2021年9月13日). https://friday.kodansha.co.jp/article/204717?page=1 2024年4月28日閲覧。 
  20. ^ “有賀さつきオフィシャルサイト（プロフィール）”. 2012年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月10日閲覧。
  21. ^ 有賀さつき - オリコンTV出演情報

関連項目

外部リンク

放送履歴
歴代製作総指揮
歴代総合司会
歴代番組パーソナリティー
歴代進行アナウンサー
ベース番組
通常番組からのコーナー
スピンオフ
枠内特別コーナー
関連項目
関連人物

注1：6月放送、注2：8月放送、注3：9月放送、注4：11月放送、注5：放送中止

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過去

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小田隆一郎 - 山本たかお

派生番組
ミニ番組
特別番組
番組テーマ曲
関連番組
タモリ関連
「ステーション」
その他
関連人物
関連項目
1 就任から半年間はスタジオサブ。
2 1987年10月 - 1988年3月まで『ニュースステーション』を兼務。
3 番組卒業後、『ニュースステーション』の後番組『報道ステーション』へ異動。
4 『ニュースステーション』のテーマ曲も担当。
5 筆頭スポンサー。
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