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立ヶ花橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
立ヶ花橋
地図
基本情報
日本の旗 日本
所在地 長野県中野市立ヶ花 - 長野市豊野町蟹沢
交差物件 千曲川飯山線[1]
用途 道路橋
路線名 長野県道29号中野豊野線
管理者 長野県北信建設事務所
着工 1988年昭和63年)[1]
竣工 1995年平成7年)[1]
開通 1995年(平成7年)8月[1]
座標 北緯36度43分55.7秒 東経138度18分30.5秒 / 北緯36.732139度 東経138.308472度 / 36.732139; 138.308472 (立ヶ花橋)
構造諸元
形式 3径間連続下路平行弦ワーレントラス橋[1]
材料 [1]
全長 246.9 m[1]
11.00 m[2]
最大支間長 86.85 m[2]
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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長野県道29号標識

立ヶ花橋(たてがはなばし)は、長野県中野市立ヶ花と長野市豊野町蟹沢を結ぶ千曲川に架かる長野県道29号中野豊野線の橋長246.9 m(メートル)のトラス橋

概要

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中野市と長野市を結ぶ3径間連続下路平行弦ワーレントラス橋である[1]。千曲川の川幅が狭くなる立ヶ花狭窄部に架かっている[3]

  • 形式 - 3径間連続下路平行弦ワーレントラス橋[1]
  • 橋長 - 246.9 m[1]
    • トラス部 - 223.150 m
    • 最大支間長 - 86.90 m
  • 幅員 - 11.00 m
    • 車道 - 8.00 m
    • 歩道 - 2.50 m

[2]

旧橋の諸元

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1976年、国土地理院撮影

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歴史

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かつてこの付近には立ヶ花の渡しがあった。1882年明治15年)に左岸の浅野村・右岸の立ヶ花村の有志により延長約109 m・幅3.6 mの舟橋が架橋されたのち県が買収、1910年明治43年)に板橋を架橋した。

1922年度(大正11年度)に永久橋の建設を開始し、1925年(大正14年)に完成した。これは増田淳設計の当時最大級の支間長67 mをもつ3連単純鋼下路曲弦プラットトラス橋であった。

老朽化・冠水被害・国道117号の改良などの要因により、1988年平成元年)に新橋の建設に着手し[3]1995年(平成7年)8月に完成した。新橋は千曲川・飯山線・旧国道をまたぎ、旧橋より高い位置にある。[1]

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 信濃の橋刊行会『信濃の橋百選』(初版)信濃毎日新聞社、2011年7月24日、66頁。ISBN 978-4-7840-7166-1 
  2. ^ a b c 橋梁年鑑 平成8年版” (PDF). 日本橋梁建設協会. pp. 89, 210, 211. 2020年6月3日閲覧。
  3. ^ a b 立ヶ花橋” (PDF). 長野県 北信建設事務所. 2020年6月3日閲覧。
  4. ^ 内務省土木試験所『本邦道路橋輯覧』内務省土木試験所、1926年3月10日、103頁。doi:10.11501/1020143 

外部リンク

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