-er
ドイツ語
[編集]接尾辞
[編集]語源 1
[編集]-er 男性 (複数形 -er, 女性形 -erin, 女性複数形 -erinnen)
- 動詞の後に付いて、ある行為をする者や道具の名詞を作る。
- 地名の後に付いて、その土地を指す形容詞や由来する者の名詞を作る。形容詞は無変化。
- Kölner > Köln + -er:ケルンの。ケルンの住民。
用法
[編集]- 格 :単数 / 複数
- 主格:-er / -er
- 属格:-ers / -er
- 与格:-er / -ern
- 対格:-er / -er
英語
[編集]発音
[編集]接尾辞
[編集]語源 1
[編集]ゲルマン語を祖語とする古英語 -ereより
-er(造語成分)
- 動詞について行為者/~をするものを表す。
- 名詞や形容詞について、その後に関連する人や物を表す。
用法
[編集]- すべての動詞に接続し、「行為者」に当たる語を形成する。動詞句については、passerbyや runner-upの形式、又は、by-passerやonlookerの形式となるのが一般的であるが、まれに、do-gooderの形や、washer-upper(<wash up)の形となるものがある。
他の言語で同機能の接尾語
[編集]
語源 2
[編集]ゲルマン語を祖語とする古英語 -ra (男性), -re (女性、中性), -or (副詞的)。
-er(造語成分)
用法
[編集]- 子音後の y で終わる語は、yを i に変えて接続。 (easy → easier; worry → worrier).
- 単音節の形容詞及び副詞につく。(hot → hotter; fast → faster);
- 一部の形容詞/副詞を除いて(ex. funny → funnier)、一般に分詞や、ロマンス語源、複音節の形容詞及び副詞には、more を付して比較級を構成する (enormous → more enormous; burnt → more burnt; freezing → more freezing)。用法で疑わしい場合には、moreを使用しておけば問題ない (thirsty の比較級は thirstier であるが、more thirsty も受容される)。
他の言語で同機能の接尾語
[編集]語源 3
[編集]ラテン語 -aris, -arius, -atoriumを起源とする、古フランス語・ノルマン語 -er, -ier -ieürより。
-er (新たな語を作らない)
語源 4
[編集]古フランス語・ノルマン語の不定詞語尾-er,より。
-er (新たな語を作らない)
- 特に法律用語において、行為の例を意味する名詞を作る。
語源 5
[編集]ゲルマン語を祖語とする古英語 -erian, -rianより
-er
類義語
[編集]語源 6
[編集]-er
- 英国のパブリック・スクールラグビー校において俗語を構成した。次の2語が有名。
スペイン語
[編集]発音
[編集]IPA: /ˈeɾ/
語源
[編集]ラテン語の動詞語尾 -ere
動詞の語尾
[編集]-er
- 第二群規則動詞の不定詞語尾。
フランス語
[編集]発音
[編集]IPA: /e/
動詞の語尾
[編集]-er
- 第一群規則動詞の不定詞語尾。