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The Double Life of Véronique 1991
限りなく"完璧"に近い映画。
きっとこれから何度も観ることになる。
艶やかな黄金の色彩、精緻なカメラワーク、そしてベロニカ(イレーヌ・ジャコブ)の神秘的な美しさ。すべてが絡み合い、映像詩のような世界が広がる。ストーリーは気にせず、この"圧倒的な映像美"を感じればいい。
クシシュトフ・キエシロフスキのトリコロール3部作も観ようと思ってるけど、この作品を先に観たせいでハードルが跳ね上がってしまった。Translated from by
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Instruments of a Beating Heart 2024
子供たちが成長する瞬間を、ありのまま映し出したドキュメンタリー映画。
驚いた点はカメラの”存在”が完全に消えていた事。被写体は小学一年生。普通ならカメラを意識してしまいそうな年齢だが、この映画ではそれがまったく感じられない。そのおかげで、生徒たちの”純粋な感情”がありのままに映し出され、教室の一角から彼らの日常をそっと覗いているような感覚に陥る。
教師たちの姿も印象的。
時に緩みがちな生徒を引き締めるために厳しく指導し、生徒の目線に合わせて優しくフォローする。その温かくも的確な関わり方が、子供たちの成長を支えていることが伝わってくる。
最後の新1年生を楽器の演奏で迎える場面。前半ではまだ幼さの残る生徒たちが、その瞬間には少し大人びて見えた。Translated from by