ウォーターサーバーの値段は月額いくら?内訳や世帯別の費用を紹介

ウォーターサーバーの値段は月額いくら?内訳や世帯別の費用を紹介

mokuji目次

  1. ウォーターサーバー導入にかかる費用の内訳は?
    1. 初期費用は無料なことが一般的
    2. 水の料金は3,000円代から
    3. サーバーレンタル料は無料か1,000円程度
    4. 電気代は1,000円前後
    5. サポート料は商品によってさまざま
    6. 地域によって配送料がかかることも
    7. 配送休止手数料は1,000円前後
    8. 早期解約時は解約料に注意
  2. ウォーターサーバーの世帯別平均月額は?
    1. 一人暮らしの平均月額
    2. 大人2人の平均月額
    3. 3人家族の平均月額
    4. 4人家族の平均月額
  3. 月額費用を抑えれるウォーターサーバーの選び方
    1. 浄水型やRO水を選ぶ
    2. 注文ノルマが少ない商品を選ぶ
    3. メンテナンス機能やエコモード搭載のサーバーを選ぶ
    4. 初期費用や解約金がかからないものを選ぶ
    5. レンタル代や配送料無料の商品を選ぶ
  4. ウォーターサーバーの値段はトータルで比較を!
ウォーターサーバーは便利ですが、毎月の費用が気になるところです。

本記事では、ウォーターサーバーの月額費用の内訳や、初期費用から水代、レンタル料、電気代などの項目ごとに詳しく解説

また、一人暮らしや家族世帯など、世帯別の平均費用も紹介します。さらに、月額費用を抑えたい方向けに選び方のポイントも解説しています。ウォーターサーバーの導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

ウォーターサーバー導入にかかる費用の内訳は?

ウォーターサーバー導入にかかる費用の内訳は?

ウォーターサーバーを設置する際は、さまざまな費用が発生します。初期費用から月々の料金まで、具体的な項目と金額をご紹介します。

実際の契約前に、必要な費用を把握しておきましょう。

費用項目

料金の目安

初期費用

0〜15,000円

水の料金

月々3,000円〜

サーバーレンタル料

月々0〜1,000円

電気代

月々400〜1,000円

サポート料

0〜2,000円

配送料

地域によって月々1,000円前後

配送休止手数料

1,000円前後

解約料

5,000円〜

初期費用は無料なことが一般的

多くのウォーターサーバー事業者では、事務手数料などの初期費用が無料となっています。ただし、一部のメーカーでは初回事務手数料として3,000〜5,000円ほどかかる場合があります。

また、水道管に直結するタイプのウォーターサーバーを選んだ場合は、設置工事費用が別途必要です。

さらに、レンタルではなく購入を選択する場合は、本体価格として数万円の初期投資が必要となります。

水の料金は3,000円代から

ウォーターサーバーの水代は、24Lあたり3,000円〜4,500円が一般的な価格帯です。この料金は、選ぶ水の種類や購入本数によって大きく変動します。

浄水型は水道水を利用するため水道代のみですが、宅配型では定期的にボトルを購入する必要があります。

宅配型で提供される水には「天然水」と「RO水」の2種類があり、天然水は採水地の自然な味わいとミネラルが特徴で、RO水は不純物を除去した後にミネラルを添加した水です。天然水は4,000円前後RO水は3,000円前後と価格差があります。

なお、多くのメーカーでは月に2本(24L)以上などの最低注文本数が設定されているため、実際の使用量と照らし合わせて選ぶことが重要です。

サーバーレンタル料は無料か1,000円程度

ウォーターサーバー本体のレンタル料は、基本的に無料のサービスが一般的です。

しかし、省エネ機能や温度調節機能などが充実した上位機種や、デザイン性の高いモデルを選択する場合は、月額500円〜1,000円程度のレンタル料が発生することがあります。

電気代は1,000円前後

ウォーターサーバーの電気代は、一般的に月額600円〜1,000円程度です。

省エネモードや照度センサーによる自動節電機能が搭載されたモデルを選べば、300円〜500円程度まで抑えることが可能です。

なお、電気代の比較をする際は「JDSA基準」という業界団体が定めた統一基準で計測された数値を確認すると、より正確な比較ができます。ただし、この基準を採用していないメーカーもあるため、公式サイトでの表記を確認することをお勧めします。

サポート料は商品によってさまざま

ウォーターサーバーのメンテナンス費用は、メーカーによって対応が異なります。

無料でメンテナンスを行うサービスもあれば、月額の固定費に含まれる形で713円〜1,100円程度のサポート料金が必要なケースもあります。

最近では、紫外線による除菌システムや自動洗浄機能を備えた機種も増えており、こうした自動メンテナンス機能付きの商品を選べば、別途メンテナンス料金を支払う必要がありません。

地域によって配送料がかかることも

配送料は多くのメーカーで無料となっていますが、北海道や沖縄、離島などの一部地域では追加料金が発生することがあります。

また、天然水の採水地から離れた地域への配送の場合、200円〜1,000円程度の送料が必要になるケースもあります。

配送休止手数料は1,000円前後

水の使用量が予定より少なく、定期配送を一時的に休止やスキップする場合、880円〜1,100円程度の手数料が発生することがあります。

ただし、休止手数料が無料のメーカーや、一定期間内であれば無料でスキップできるサービスもあります。

早期解約時は解約料に注意

ウォーターサーバーには6ヶ月から2年程度の契約期間が設定されていることが一般的です。この期間内に解約する場合、5,000円〜30,000円程度の違約金が発生する可能性があります。

特に長期契約の場合は違約金も高額になる傾向があるため、契約前に確認しておくことが重要です。

ウォーターサーバーの世帯別平均月額は?

ウォーターサーバーの世帯別平均月額は?

家族構成によってウォーターサーバーの使用量や月額料金は大きく異なります。

以下の表で世帯別の目安を確認し、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

家族構成

月額料金の目安

一人暮らし

2,500円前後

大人2人

3,000〜4,500円

3人家族

5,000円以上

4人家族

8,000円前後

一人暮らしの平均月額

一人暮らしの場合、毎月の水の使用量は12L〜20L程度が目安となり、月額費用は2,500円前後です。電気代とレンタル料を含めても、3,300円程度に収まることが一般的です。

使用量が少なめなため、天然水など料金が高めの水を選んでも月々の出費を抑えられるのが特徴です。ただし、ほとんどのメーカーで月2本(24L)以上の最低注文本数が設定されているため、水を使い切れない可能性もあります。

そのような場合は、配送のスキップや休止制度を上手に活用することで、無駄のない利用が可能です。休止手数料がかからないメーカーを選ぶのも一つの方法でしょう。

大人2人の平均月額

2人暮らしでは、月に24L〜30Lほどの水を消費するのが一般的です。水の料金に加え、電気代やレンタル料を合わせると、月額3,000円〜5,000円程度の費用がかかります。

外食が減って自炊の機会が増えることも多く、料理に使う水の量も増加傾向にあります。調理用の水も含めて考えると、一人暮らしの2倍以上の費用になることも珍しくありません。

このような使用量になると、宅配型よりも水道水を浄水して使用する浄水型ウォーターサーバーのほうが、コストを抑えられる可能性があります。

月額3,000円程度で利用できる浄水型は、検討する価値があるでしょう。

3人家族の平均月額

3人家族の場合、月に36Lほどの水を消費することが想定され、月額費用は5,000円を超えるケースがほとんどです。

子育て世代では、赤ちゃんのミルク作りにウォーターサーバーを使用することも多く、その場合は1日1Lほどの追加使用量を見込む必要があります。

お子さんの健康を考えて天然水を選択するケースも多く、その場合は月額6,000円〜8,000円程度まで費用が上がります。水の種類や使用目的によって料金が大きく変わるため、家族での用途をしっかり考慮して選ぶことが大切です。

4人家族の平均月額

4人家族では、月に48L程度の水を使用することが標準的で、月額費用は8,000円前後となります。

家族が多いほど水の消費量も増え、水代が月額費用に大きな影響を与えます。

費用を抑えたい場合は、RO水を選んだり、水道直結型の浄水サーバーを導入したりするなど、水のタイプを工夫することで月額を調整できます。

ライフスタイルや予算に合わせて、最適なウォーターサーバーを選択することが重要です。

月額費用を抑えれるウォーターサーバーの選び方

月額費用を抑えれるウォーターサーバーの選び方

ウォーターサーバーの月額費用は、選び方次第で大きく変わってきます。

以下の5つのポイントを押さえて賢く選択することで、家計に優しいウォーターサーバーライフを実現しましょう。

浄水型やRO水を選ぶ

水道管に直結する浄水型ウォーターサーバーは、設置工事費用など初期費用が必要になることがあります。

しかし、水道代以外の水の料金がかからないため、長期的に見ると家計の負担を軽減できます。特に水の使用量が多い家庭では、導入から半年程度で初期費用を回収できる可能性もあります。

宅配型を選ぶ場合は、RO水がおすすめです。

RO水は水道水などを高性能フィルターで浄化し、必要なミネラルを添加した水です。天然水と比べると12Lあたり500円ほど安価なため、毎月の出費を抑えることができます。

水質や味を重視する場合は天然水、コスト重視なら浄水型やRO水を検討するとよいでしょう。

注文ノルマが少ない商品を選ぶ

多くのウォーターサーバーメーカーでは、月に2本(24L)以上などの最低注文本数が設定されています。この注文ノルマを下回ると、休止手数料などの追加料金が発生する可能性があります。

実際の使用量を見極めたうえで、ノルマの少ないプランや注文本数に縛りのないメーカーを選ぶことで、余分な出費を避けることができます。

一人暮らしなど使用量が少ない場合は特に、最低注文本数の条件をしっかり確認することが大切です。

スキップ制度が充実しているメーカーを選ぶのも、コスト管理のポイントとなります。

メンテナンス機能やエコモード搭載のサーバーを選ぶ

自動洗浄システムなどのメンテナンス機能が搭載されたウォーターサーバーなら、定期的なメンテナンス料金を節約できます。

また、エコモードを備えた機種では、消費電力を最大60%カットすることも可能で、毎月の電気代を300円程度に抑えられます。

ただし、高機能なウォーターサーバーは月々のレンタル料が500円〜1,000円程度高くなることもあります。

サポート料や電気代の削減額と比較して、トータルでどの程度のコスト削減になるのか、じっくり検討することをおすすめします。

初期費用や解約金がかからないものを選ぶ

事務手数料などの初期費用が無料で、早期解約時の違約金も発生しないウォーターサーバーを選べば、導入時の負担を最小限に抑えることができます。契約期間が短めの商品なら、ライフスタイルの変化に応じて柔軟に対応することも可能です。

費用面では、高機能タイプのサーバーや水道直結型を選ぶ場合に初期費用が発生しやすい傾向があります。

設置工事が必要な商品では、工事費用も考慮に入れる必要があります。

レンタル代や配送料無料の商品を選ぶ

レンタル代無料のウォーターサーバーを選べば、毎月500円〜1,000円の固定費を削減できます。また、配送料が無料の商品であれば、水の購入代金以外の余分な出費を抑えられます。

デザイン性の高い機種や機能が充実したモデルでは、レンタル料がかかるケースが多くなります。

北海道や離島など一部地域では配送料が必要になることもあるため、契約前に料金体系をしっかり確認しましょう。

ウォーターサーバーの値段はトータルで比較を!

ウォーターサーバーの料金は、初期費用、水代、メンテナンス料、電気代など多岐にわたるため、トータルでの比較が不可欠です。世帯人数や使用目的に合わせて最適な商品を選ぶことで、家計に無理のない契約が実現できます。

浄水型やRO水の選択、省エネ機能の活用、注文ノルマの確認など、各費用項目を総合的に検討することで、快適な水のある暮らしを手頃な価格で実現することができます。初期費用が安くても月額が高い場合や、その逆のケースもあるため、長期的な視点での比較検討がおすすめです。

オリコン顧客満足度ランキングでは、ウォーターサーバーの利用者へのアンケート調査をもとに算出した「ウォーターサーバー 顧客満足度ランキング」を発表しています。

ウォーターサーバーを検討される際はこちらもぜひご参考いただき、自分に合ったより良い選択肢を見つけてみてください。

※本記事では一般的な例をもとに情報をまとめています。各社の商品やプランによっては当てはまらないケースもあります。また、情報は公開日現在のものです。サービス・製品の詳細は各社の公式サイトから最新情報をご確認ください。
オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について

\ 10,412人が選んだ /
ウォーターサーバーランキングを見る