ウォーターサーバーの電気代は高い?月いくらか目安や各社の比較・節約方法も

ウォーターサーバーの電気代は高い?月いくらか目安や各社の比較・節約方法も

ウォーターサーバーを検討する際、気になるのが毎月の電気代ではないでしょうか。実は、ウォーターサーバーの電気代は機種の選び方や使い方によって大きく変わってきます。

この記事では、ウォーターサーバーの電気代の目安となる金額や計算方法、主要メーカーの電気代比較、さらに効果的な節約方法まで解説します。

エコ機能が付いた機種の選び方や、設置場所の工夫など、具体的な節約のポイントもご紹介。電気代を抑えながらウォーターサーバーを快適に使いたい方や、導入を検討中の方にとって、きっと役立つ情報が見つかるはずです。

mokuji目次

  1. ウォーターサーバーの電気代は月々いくら?
  2. ウォーターサーバーの電気代を計算する方法
  3. 各社ウォーターサーバーの電気代を比較
    1. 床置きタイプのウォーターサーバー
    2. 卓上タイプのウォーターサーバー
  4. ウォーターサーバーと電気ポットの電気代を比較
  5. ウォーターサーバーの電気代を節約する方法
    1. エコ機能が付いたウォーターサーバーを選ぶ
    2. 壁から離して設置して放熱スペースを確保する
    3. 自動クリーン機能の使用頻度を調整する
    4. 定期的にメンテナンスを行う
    5. 電源のオンオフは避ける
    6. 電気代以外にかかる維持費を抑える
  6. ウォーターサーバーの電気代もしっかりと把握!

ウォーターサーバーの電気代は月々いくら?

ウォーターサーバーの電気代は月々いくら?

ウォーターサーバーの電気代は、一般的に月額500円〜1,000円程度が目安となります。これは機種の性能や使用環境によって変動しますが、多くの一般家庭での平均的な使用量における目安です。

消費電力は冷水機能で80W前後、温水機能で350W前後となっており、特に温水の保温に比較的大きな電力を使用します

最近の機種ではエコモードを搭載したタイプも増えており、通常使用時と比べて電気代を大幅にカットできます。また、電気代は季節によっても変動します。

夏場は外気温が高いため冷却に、冬場は温水の保温により多くの電力が必要となるため、春秋と比べてやや電気代が高くなる傾向があります。

ウォーターサーバーの電気代を計算する方法

ウォーターサーバーの電気代を計算する方法

ウォーターサーバーの電気代は、簡単な計算式で概算を求めることができます。月の料金の計算式は「消費電力(W)÷1000×電力単価(円/kWh)×1日の使用時間(h)×30日」です。

例えば、消費電力100Wのウォーターサーバーを1日8時間使用する場合、電力単価を27円/kWhとすると、以下のように計算できます。
100W÷1000×27円×8時間×30日=648円
この計算方法を使えば、お使いの地域の電力単価や、実際の使用時間に応じた電気代の目安を算出できます。ただし、これはあくまで目安の金額で、エコモードの使用や季節による変動、使用環境などによって実際の電気代は変わってきます。

最新の電力単価に基づいて計算することで、より正確な予測が可能です。

各社ウォーターサーバーの電気代を比較

各社ウォーターサーバーの電気代を比較

ウォーターサーバーの電気代は、メーカーや機種によって大きく異なります。ここでは床置きタイプ卓上タイプに分けて、各社のウォーターサーバーの電気代を比較していきます。

特に省エネ機能の有無や消費電力の違いに注目して、実際の使用時における電気代の目安を詳しく解説します。電気代の比較を通じて、コスト面で最適な機種選びのポイントが見えてきます。

なお、下記の電気代は一般的な使用時の目安であり、使用環境や季節により変動する場合があります。また、エコモード使用時はさらに電気代を抑えることが可能です。

床置きタイプのウォーターサーバー

まずは床置きタイプのウォーターサーバーについて、代表的な3社の月額電気代を表にまとめました。

メーカー名

機種名

月額電気代

ジャパネットウォーター

富士山の天然水(床置きタイプ)

約830円(通常モード)

アクアクララ

アクアスリム

約1,000円

クリクラ

クリクラサーバーL

約1,000円

参考:ジャパネットウォーターアクアクララクリクラ

卓上タイプのウォーターサーバー

次に、同じ3社の卓上タイプのウォーターサーバーの月額電気代を表にまとめました。

メーカー名

機種名

月額電気代

ジャパネットウォーター

富士山の天然水(卓上タイプ)

約950円(通常モード)

アクアクララ

アクアスリムS

約1,000円

クリクラ

クリクラサーバーS

約1,140円

参考:ジャパネットウォーターアクアクララクリクラ

ウォーターサーバーと電気ポットの電気代を比較

ウォーターサーバーと電気ポットの電気代を比較

いつでも温水が利用できるウォーターサーバーと、手軽にお湯が沸かせる電気ポットの月額電気代を比較してみました。

機器

月額電気代の目安

ウォーターサーバー

約500〜1,000円

電気ポット

約500〜800円

一見すると電気ポットの方が若干安く見えますが、ウォーターサーバーは冷水機能も備えているため、実質的なコストパフォーマンスはウォーターサーバーの方が優れていると言えるでしょう

年間で比較すると、ウォーターサーバーが6,000円〜12,000円、電気ポットが6,000円〜9,600円程度となります。

電気ポットは必要な時だけ使用できる利点がありますが、都度沸かし直しが必要です。一方、ウォーターサーバーは常時冷温水が使えて、特に頻繁に使用する家庭では利便性が高くなります

ウォーターサーバーの電気代を節約する方法

ウォーターサーバーの電気代を節約する方法

ウォーターサーバーの電気代は、適切な選び方と使い方で効果的に節約することができます。以下に具体的な節約方法をご紹介します。

【主な節約方法】
エコ機能が付いたウォーターサーバーを選ぶ
壁から離して設置して放熱スペースを確保する
自動クリーン機能の使用頻度を調整する
定期的にメンテナンスを行う
電源のオンオフは避ける
電気代以外にかかる維持費を抑える

日々の使用方法を少し工夫するだけでも、電気代を大きく抑えることが可能です。

エコ機能が付いたウォーターサーバーを選ぶ

最近のウォーターサーバーには、電気代を抑えるエコ機能が搭載されています。特に照度センサー付きの機種では、部屋が暗くなると自動的にエコモードへ切り替わり、温水の設定温度を下げることで消費電力を抑制します。

この機能により、通常使用時と比べて電気代を大幅にカットすることが可能です。

また、手動でエコモードを設定できる機種なら、使用頻度の少ない日中や外出時に温度設定を下げることで、さらなる節電効果が期待できます

壁から離して設置して放熱スペースを確保する

ウォーターサーバーは、適切な放熱が電気代に大きく影響します。壁やキャビネットに密着させて設置すると、放熱効率が悪くなり余計な電力を消費してしまいます。設置の際は、背面は10cm以上、側面は5cm以上のスペースを確保しましょう

また、直射日光の当たる場所や暖房機器の近くは避け、室温の安定した場所に設置することで、冷却・加熱に必要な電力を最小限に抑えることができます。

自動クリーン機能の使用頻度を調整する

自動クリーン機能は、タンク内を高温で洗浄することで衛生状態を保つ機能ですが、多くの電力を消費します。1回のクリーンサイクルで3時間程度の加熱が必要となり、その間の消費電力は通常使用時よりも大きくなります。

衛生面を考慮しつつ、1週間に1回程度と使用頻度を落としてみましょう。また、深夜電力を利用できる時間帯にクリーンサイクルを設定することで、電気代を抑えることができます。

定期的にメンテナンスを行う

ウォーターサーバーの背面にある放熱部分(コンデンサー)にほこりが溜まると、放熱効率が低下し、余分な電力を消費します。

月1回程度、掃除機やブラシでほこりを除去することで、適切な放熱効率を維持できます。また、タンク内の汚れや水垢の蓄積も機器の効率を低下させる原因となるため、定期的な内部洗浄も重要です。

電源のオンオフは避ける

ウォーターサーバーに限らず、節電のために電源をこまめに切ることは、かえって電気代の上昇につながる可能性があります。一度冷めた温水を再加熱する際や、常温に戻った冷水を再度冷却する際には、通常以上の電力が必要となるためです。

代わりにエコモードを活用することで、使用頻度の少ない時間帯の消費電力を抑えることができます。また、長期不在時以外は電源を入れたままにすることで、効率的な運転が可能になります

電気代以外にかかる維持費を抑える

ウォーターサーバーの維持費は、電気代以外にもサーバーレンタル料、水代、配送料などがかかります。これらの費用を抑えるには、無料設置・無料レンタルのプランを選んだり、まとめ買い割引を利用したりするのが効果的です。

定期購入の頻度を使用量に合わせて調整することで、余分な費用を抑えることができます。

ウォーターサーバーの電気代もしっかりと把握!

ウォーターサーバーの電気代は、機種の選び方や使用方法によって大きく変わってきます。エコ機能付きの機種を選び、適切な設置とメンテナンスを行うことで、効率的に節約することが可能です。

また、電気代だけでなく、維持費全体を見直すことで、さらなるコスト削減につながります。

なお、オリコン顧客満足度ランキングでは、ウォーターサーバーの利用者へのアンケート調査をもとに算出した「ウォーターサーバーランキング」を発表しています。ウォーターサーバーの利用を検討される際はこちらもぜひご参考いただき、自分に合ったよりよい選択肢を見つけてみてください。
※本記事では一般的な例をもとに情報をまとめています。各社の商品やプランによっては当てはまらないケースもあります。また、情報は公開日現在のものです。サービス・製品の詳細は各社の公式サイトから最新情報をご確認ください。
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