家の中のちょっとしたスペースを掃除するのに便利なハンディクリーナー(ハンディ掃除機)。近年主流のコードレスタイプなら、車内の掃除でも活躍します。ダイソン・シャークといった海外メーカーだけでなく、アイリスオーヤマやレコルトのような生活雑貨メーカーからも、超軽量モデルや吸引力の高さを謳う小型モデルなどさまざまな特徴を持った商品が展開されていますよね。はたして、吸引力はどのメーカーの商品が最強なのでしょうか?
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のハンディクリーナー40商品を集め、5つのポイントから比較して徹底検証。おすすめのハンディクリーナーをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなハンディクリーナーは「時間も場所も選ばず、気になったときにサッとゴミを吸い切れる商品」。徹底検証してわかったハンディクリーナーの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
家電プロレビュアー・フリーライターとして15年以上活躍し、主に白物家電や日用品に関する情報を発信。家電をレビューするために一軒家を借りて「家電ラボ」を開設し、サーキュレーターやロボット掃除機のような小型・中型家電から冷蔵庫・洗濯機のような大型家電まで幅広く検証している。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
マイベストでは「フローリングのゴミは一発で吸引でき、カーペットやファブリック素材でも苦戦せずに吸引できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの方法のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「持ち上げて動かしながら掃除しても疲れを感じづらい」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を500g以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「集じん容量はそれほど大きくないが、細かい場所のゴミも取り切れるうえ連続稼動時間が長い」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「お手入れがラクなうえ衛生的に使いやすい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「シーンはやや選ぶが、気になったときにゴミを吸える程度には静か」なものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を60dB以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
以下の商品を検証し、ランキングをアップデートしました。
以下の商品を検証し、ランキングをアップデートしました。
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ハンディクリーナーとは、その名のとおり手にフィットする軽量かつ小型の掃除機のこと。スティッククリーナーやキャニスター掃除機と比べると、ミニ掃除機といえます。
大きな魅力はサッと取り出してすぐに使える手軽さです。スティッククリーナーも取り出しやすさでは負けていませんが、ハンディノズルにつけ替える手間があるため掃除開始までにラグがあります。
ハンディクリーナーはほとんどが充電式でスタンドが付属していますが、スティッククリーナーはスタンドがなかったり、サイズが大きくリビングには置けなかったりすることも。ハンディクリーナーなら、スティッククリーナーやキャニスター掃除機のようにクローゼットまで取りに行く手間もありません。
さらにハンディクリーナーは、細かい隙間にアプローチ可能。ダストカップもスリムな形状であるため、デスクや棚の上、ソファの隙間など、スティッククリーナーが入り込めない空間まで伸ばせます。
上述したとおりコードレスで使える充電式なので、車で使用するのもおすすめ。スティッククリーナーを家から車まで持ち運んで掃除するより、ずっと手軽に車内を掃除できます。
人が過ごすことが多くゴミも溜まりやすいリビングやダイニングはメインの掃除機に任せて、寝室や脱衣所などはハンディクリーナーで掃除するという使い方もおすすめです。
とくにメインで使っているのがキャニスター掃除機やロボット掃除機など、広い範囲の掃除を得意とするタイプは細かい汚れを残していることも少なくありません。
スティッククリーナーと比べて価格も安いため、サブ機にするならハンディクリーナーがおすすめです。
ハンディクリーナーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
コードレスで使えるスリムなサイズが魅力のハンディクリーナー。コンパクトだと十分なパワーがあるのか不安になるかもしれませんが、吸引力は決して低くはありません。
「ゴミに気がついたときにすぐ取り除ける」のがハンディクリーナーのアイデンティティ。サッと取り除けるよう吸引力は最も重視すべきポイントです。
検証の結果、高い吸引力を発揮して総合的なバランスがよいのはシャークの「EVOPOWER W35 WV280J」。毛足が長いカーペットにはやや苦戦したものの、ほとんどの床材に対し1往復でゴミを取り切りました。
すぐ取り出せて操作できるのが魅力のハンディクリーナー。だからこそ、取り出すのに時間がかかったりすぐバッテリーが切れたりするのはイヤですよね。
取り回しのよいハンディクリーナーを選ぶなら、軽さ・集じん容量・充電スタンドの有無を確認しましょう。
気が向いたときにサッと使うなら、リビングや机の上に置いておいたほうが取り出しやすいですよね。
とはいえ床や棚の上にハンディクリーナーを直接置いていると、置きっぱなしでだらしない印象があり見た目もよくありません。
最近はリビングにも馴染むデザインの充電スタンドが多く、棚の中にしまわなくてOK。汚れに気づいたらスタンドに手を伸ばすだけなので、取り回しのよさを最大限に感じられるでしょう。
ハンディクリーナーを選ぶとき、軽さを重視する人も多いかもしれません。しかし今回の検証で、ほとんどの商品が1kgを切っており、テーブルなどの平面の掃除であれば使いやすさに大きな差がないことがわかりました。
しかし、軽い掃除機ほど集じん容量が小さい傾向があるため、お手入れの回数は増加。
今回、スティッククリーナーとハンディクリーナーを併用した場合の1回あたりに吸うゴミの量を計算した結果、ハンディクリーナーの集じん容量は最低でも0.02Lは必要であることが判明。自宅にスティッククリーナーがなく、ハンディクリーナーをメインに使う場合は、より集じん容量が大きいものが必要です。
日常的に使うなら、1kg以下かつ集じん容量0.08L以上で選ぶのがベターでしょう。疲れを感じにくく、お手入れの頻度は3〜4回に1回程度で済ませられます。
ドライブ中に子どもが落としたお菓子の食べこぼし、うっかり灰皿から漏れたタバコの灰、気づかぬあいだに落ちている髪の毛など、車の中は意外と汚れています。車用掃除機としてハンディクリーナーを検討している人も多いでしょう。
今回検証した結果、車での使用におすすめできるのはSUNVICの「ハンディクリーナー SU-VB037」。全長は最大39.7cmとコンパクトで、グローブボックスやドアポケットに入れやすいサイズです。クッションカバーを使った吸引力の検証では、上々の成績を残しました。
ソファの隙間やドリンクホルダー、ダッシュボードに溜まったホコリなど、車内を掃除するなら隙間ノズルは必須。同機には隙間ノズルも付属しており、幅1.5cmのサッシに撒いた砂もスッキリと取っています。
さらに標準モードで30分稼動。掃除の途中でバッテリーが切れる心配がなく、細かい隙間までじっくり掃除に取り組めます。
バッテリー切れが心配なら、いっそ車内で充電するのもアリですよね。
車内の電源はおもにUSB端子かシガーソケットに分かれますが、今回検証した結果、ほとんどの商品に付属しているのがUSBケーブルかACアダプタだと判明。車内以外では充電できる場が少ないシガープラグはほとんど付属していません。
メーカーから販売されている正規の車用充電器を新しく購入するか、車用インバーターのような変換器を使うのがよいでしょう。ハンディクリーナーの充電には100W程度必要です。以下のコンテンツも参考にしながら選んでください。
ハンディクリーナーはスティッククリーナーやキャニスター掃除機と比べて、1回あたりの使用時間は短いものの、使用する機会は1日のなかで度々あります。
掃除中のプチストレスを減らすためにも、ハンディクリーナーを選ぶときには以下のポイントもチェックするのがおすすめです。
ハンディクリーナーの形状は大きく分けて、持ち手があるものとないものに分かれます。
持ち手がある場合、輪っかになっていれば掴みやすく手が滑っていくことがありません。どんな人でも掴みやすいでしょう。
持ち手が輪っかになっている商品は集じん部が大きい傾向があり、軽量化が進んでいる近年はこのタイプが減っている傾向です。持ち手が筒状の場合は、太さが14cm以下のものを選ぶのがベスト。手が小さい人でも掴みやすくなっています。
デスクの上の細かいゴミを除去したり、パソコンのキーボードの上のゴミを払ったりと、リビングに置いて家族共用でハンディクリーナーを使う場合、ハンディクリーナーの掴みやすさにも注目しましょう。
ハンディクリーナーのノズルは千差万別。どんなノズルでも重要なのは、床にきちんと沿わせることです。沿っていないと吸い口が離れている部分のゴミを取りこぼしたり、ゴミを吹き飛ばしたりする可能性があります。
今回検証したところ、床に沿わせたときに疲れにくいのは、本体の角度が55度以内の位置に来る商品でした。ラクな姿勢で使えて、肩が上がったり手首をかえしたりする必要がありません。対してこの角度を超えると、長時間の掃除には疲れを感じてきます。
細かいポイントですが、自分の使用シーンや頻度に合わせて、掃除時の本体の角度もチェックしてみてください。
掃除機といえば気になるのが稼動音ではないでしょうか。動物は人以上に聴覚が高いことが知られています。ペットがいる人はとくに気になりますよね。
「本体が小さければ音量も小さいのでは」と思うかもしれませんが、ハンディクリーナーはスティッククリーナーと変わらない吸引力を持つため、稼動音は大きめ。
いつでも細かい汚れを掃除できるよう、夜でも使いやすい掃除機だとうれしいですよね。かといって静かさばかりを重視して吸引力が低いものを選ぶと、結果的に掃除時間が延びてしまいます。静かさと吸引力を両立した商品を選びましょう。
付属品が豊富なものを選べばさまざまな場所に対応できて便利です。
ハンディクリーナーはブラシのついていないヘッドやノズルがほとんどですが、ダイソンやシャークなどのメーカーではブラシがついたモーターヘッドを搭載していることも。繊維に絡んだホコリやお菓子のクズもブラシがかき出しながら吸引するため、効率的かつ清潔な掃除ができます。
また、多くのハンディクリーナーには布団用ノズルが付属しています。布団に張りつきすぎずスムーズに取り回せて、床用ノズルと分けられるので寝具を清潔に保てるでしょう。基本的なアタッチメントですが、付属していないことも。花粉やダニ・ハウスダストが気になる人であればマストで確認してください。逆に「布団を掃除する専用のクリーナーがほしい」という人は布団クリーナーを検討してみましょう。
ところで、ハンディクリーナーで吸い取れるのはホコリや髪の毛だけだと思っていませんか?ウィナーズの「recolte コードレス ウェット&ドライクリーナー」のように吸水ノズルがついているモデルを選べば、飲みこぼしや窓の結露も吸引できます。ハンディクリーナーならティッシュや布巾で拭き取るのと違い、手が汚れません。基本的にノズル部分はゴム製で、液体の汚れを引きずることなくサッと吸い切ります。
Anker調べ。日数は目安です。掃除環境によって異なる場合があります。
「Eufy Robot Vacuum 3-in-1 E20」を購入するならAnker Japan 公式オンラインストアがおすすめ。Ankerで会員登録をすると、通常18か月の製品保証が最長24か月に自動延長されます。
気になる人は、下記のリンクから詳しくチェックしてください。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||
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吸引力 | 軽さ | 操作性 | お手入れのしやすさ | 静音性 | 総重量 | 集じん方式 | 標準モードの連続使用時間(公称値) | 充電時間(公称値) | 騒音値(実測値) | 集じん容積 | ダストケース丸洗い可能 | フィルター丸洗い可能 | 付属品 | 本体幅(公称値) | 本体奥行(公称値) | 本体高さ(公称値) | |||||||
1 | MOOSOO ハンディクリーナー|K12 | ![]() | 軽さとパワーのバランスが絶妙。頻繁に使いたい人は要注目 | 0.52kg | サイクロン式 | 標準モード:約21分/パワフルモード:約15分 | 4.5〜5.5時間 | 65.8dB | 0.15L | すき間ノズル、充電コード、収納スタンド、カーチャージャー | 不明 | 不明 | 不明 | ||||||||||
2 | SharkNinja Shark|EVOPOWER DX 充電式ハンディクリーナー|WV516J | ![]() | 7位 | 操作性を重視したい人に。日常使いには吸引力も十分 | 0.74kg | サイクロン式 | エコモード:約40分、標準モード:約20分、ブーストモード:約8分 | 3.5時間 | 71.1dB | 0.11L | 充電コード、収納スタンド、すき間ノズル 、リチウムイオン バッテリー、マルチノズル、ミニモーターヘッド、フロア用電動ノズル | 6.80cm | 9.0cm | 39.8cm | |||||||||
3 | SharkNinja Shark|EVOPOWER W35|WV280J | ![]() | 15位 | 広い吸い口と抜群のスタミナで、シーンを選ばず活躍する1台 | 0.66kg | 紙パックレス式 | 約24分(バッテリー2個使用時) | 約2.5時間 | 69.0dB | 0.13L | リチウムイオンバッテリー×2、充電ドック、マルチノズル、隙間用ノズル、布団用ノズル | 5.35cm | 6.096cm | 41.91cm | |||||||||
4 | ケルヒャー 家庭用ハンディクリーナー|CVH 3 Plus | ![]() | 6位 | スタミナ十分で使い勝手よし!パワフルかつ静かな軽量機 | 0.57kg | 紙パックレス式 | エコモード:20分/強モード:9分 | 4時間 | 0.11L | 充電スタンド、2 in 1ブラシつきすきまノズル、HEPAフィルタ | 7.6cm | 7.6cm | 38cm | ||||||||||
5 | SharkNinja Shark|EVOPOWER EX|WV415JBR | ![]() | ツール豊富でパワフルな1台。軽くはないが吸引力に不満なし | 0.75kg | 紙パックレス式 | エコモード:約35分/標準モード:約20分/ブーストモード:約8分 | 約3.5時間 | 65.7dB | 0.11L | すき間ノズル、布団・ファブリック用ヘッド、充電コード、収納スタンド | 6.2cm | 7.6cm | 39cm | ||||||||||
6 | ACCGUYS ハンディクリーナー | ![]() | 28位 | 得手不得手がはっきり分かれた格安軽量機。サブ機におすすめ | 0.37kg | サイクロン式 | 32分 | 2時間 | 69.9dB | 0.08L | すき間ノズル、布団・ファブリック用ヘッド、充電コード、交換フィルター | 4cm | 14.5cm | 16.5cm | |||||||||
7 | SharkNinja Shark|EVOPOWER W20|WV250JWH | ![]() | 4位 | 人気シリーズの型落ちモデル。ソファやシーツには使いにくい | 0.64kg | 紙パックレス式 | 12分 | 2.5時間 | 67.1dB | 0.17L | すき間ノズル、布団用ヘッド、充電コード、収納スタンド | 5.35cm | 6.096cm | 41.91cm | |||||||||
7 | ヒーローグリーン ハンディクリーナー|HV-22GY | ![]() | 5位 | 静音設計が魅力。アタッチメントが豊富で幅広い場所に対応 | 0.58kg | 不明 | 通常モード:約20分/強モード:約15分 | 約150~240分 | 58.7dB | 0.1L | すき間ノズル 、延長ノズル、延長パイプ | 7cm | 7cm | 31cm | |||||||||
9 | オークローンマーケティング ショップジャパン|インビクタスワン | ![]() | 吸引力と軽さを重視する人に。持ち上げても疲れにくい重さ | 0.51kg | サイクロン式 | 約16分 | 約210分 | 73.0dB | 0.35L | マルチアタッチメントセット(ファブリック用ブラシ×1、ワイドブラシ×1、フレキシブルノズル×1、隙間ノズル×1)、フロア用セット(延長パイプ×1、床用ヘッド×1)、充電スタンド×1 | 約7.5cm | 約7.5cm | 約44cm | ||||||||||
10 | アイリスオーヤマ 充電式ハンディクリーナー|IC-H50-B | ![]() | 10位 | 目につくゴミは一撃!パワー十分でスレンダーな1台 | 0.54kg | サイクロン式 | 標準モード:約20分/強モード:約15分 | 2.5時間 | 65.4dB | 0.14L | すき間ノズル、充電コード、収納スタンド | 5.6cm | 5.7cm | 40.2cm |
総重量 | 0.52kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 標準モード:約21分/パワフルモード:約15分 |
良い
気になる
MOOSOOの「ハンディクリーナー K12」は、軽くてよく吸うハンディクリーナーを探している人におすすめ。ノズルを含んでも0.52kgと最軽量クラスで、高い位置や離れた位置を掃除しても掃除している負担をほとんど感じません。
軽量ながらパワーは十分なもの。1往復したあとの画像を確認したところ、ほとんどすべての素材で満点評価に。目につくゴミは1往復で取り切り、カーペットに絡んだホコリのような難易度の高いゴミであっても2〜3往復で完全に吸い切りました。
スタミナや集じん容量も十分。説明書によると連続稼動時間は標準モードで21分、パワフルモードで15分です。コンパクトながら集じん容積は0.15Lほどと多く、毎日使ってもゴミ捨ての頻度は週に1回程度でOK。
加えてブラシツールが本体と一体化しており、ワンタッチで引き出すだけでサッシやキーボードの掃除にも対応できます。置くだけで充電できるスタンドも付属しているため、リビングに置いてサッと取り出す使い方も可能。設置場所・掃除場所にかかわらず使いやすい、ハンディクリーナーの理想といえる商品でしょう。
集じん方式 | サイクロン式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル、充電コード、収納スタンド、カーチャージャー |
本体幅(公称値) | 不明 |
本体奥行(公称値) | 不明 |
本体高さ(公称値) | 不明 |
MooSoo ハンディクリーナー K12の評判・口コミは悪い?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
総重量 | 0.74kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | エコモード:約40分、標準モード:約20分、ブーストモード:約8分 |
良い
気になる
シャークニンジャの「EVOPOWER DX 充電式ハンディクリーナー WV516J」は、フローリング用延長ノズルを取りつければ、スティックタイプの掃除機に変身します。さらにコードやスタンドを抜いた本体重量は0.68kgと軽量。疲れにくいうえ汎用性も高く、弱点らしい弱点は見あたりません。
肝心の吸引力も申し分ないレベル。サッシや毛の長いカーペットの掃除は多少の吸い残しも見られましたが、フローリングやクッション・革のカバーの上のゴミは、ほとんどきれいに吸い切りました。日常の軽いお掃除で、吸引力に物足りなさを感じることは少ないでしょう。
お手入れも手軽。ダストボックスのバネが強くゴミが飛び散りやすいものの、ワンタッチで捨てられるため、慎重に捨てれば問題はないでしょう。集じん容積は0.11Lと十分にあるため、ゴミ捨ての頻度もそれほど多くはありません。
ただし、フィルターの後ろはゴミが溜まりやすい印象でした。フィルターの水洗いはできるものの、手入れの頻度は高そうです。
とはいえ吸引力も十分で疲れにくく、気になるデメリットもありません。「とりあえずシャーク」で買っても後悔はしないでしょう。
集じん方式 | サイクロン式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | 充電コード、収納スタンド、すき間ノズル 、リチウムイオン バッテリー、マルチノズル、ミニモーターヘッド、フロア用電動ノズル |
本体幅(公称値) | 6.80cm |
本体奥行(公称値) | 9.0cm |
本体高さ(公称値) | 39.8cm |
Shark EVOPOWER DX WV516Jの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
総重量 | 0.66kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 約24分(バッテリー2個使用時) |
良い
気になる
1995年に創業されて以来、アメリカのクリーナー市場を席巻しているシャーク。同社の「EVOPOWER」シリーズはスリムなフォルムが叶える使いやすさが魅力です。「W35 WV280J」は、パワフルな吸引力を求めている人や、長時間掃除したい人に向いています。
アプローチする素材への吸着力と吸い込む力の両方がトップクラスで、毛足が短いカーペットに絡んだお菓子や髪の毛も1往復でほとんど吸引可能。吸い口の裏にはラバーのような素材があり、通過したゴミも取りこぼしません。
一方で吸引力が高すぎてしまい、革素材の検証ではカバーへの張りつきが強く、肝心の青砂を残してしまうミスも。また稼動時は80.3dBと、音楽や人の声が聞こえないレベルの轟音が起こる点にもご注意ください。
付属品は比較的多く、基本のバッテリーに加えて予備のバッテリーも付属。2つ併せて使うと24分連続で使えるため、車の掃除や大掃除などスタミナが必要なシーンでも活躍するでしょう。
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | リチウムイオンバッテリー×2、充電ドック、マルチノズル、隙間用ノズル、布団用ノズル |
本体幅(公称値) | 5.35cm |
本体奥行(公称値) | 6.096cm |
本体高さ(公称値) | 41.91cm |
Shark EVOPOWER W35 WV280Jをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 0.57kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | エコモード:20分/強モード:9分 |
良い
気になる
ケルヒャーの「家庭用ハンディクリーナー CVH 3 Plus」は本体重量が0.57kgと軽量なのが特徴です。加えて持ち手は12cmと細いため、女性や子どもの小さな手でも馴染みやすく、かつサイズはノズルを含めて51cmと長め。ソファの隙間や自動車のフロントなど、手が届きにくい場所にも使えるでしょう。
使い勝手のよさ・軽さ・静かさと複数の項目で高評価が目立った同機。吸引力も申し分ないレベルで、床やクッション素材であれば2往復程度で完了します。
ただ、吸い口の素材がツルツルとした質感で、革素材やカーペットはゴミへの引っ掛かりが弱いのが難点。かけ心地はよいもののゴミも通過してしまう結果となりました。
とはいえ、大手メーカーから販売されていることもあり、充電スタンドあり・20分連続使用可能など、ハンディクリーナーに求めるさまざまな機能をバッチリおさえている1台です。
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | 充電スタンド、2 in 1ブラシつきすきまノズル、HEPAフィルタ |
本体幅(公称値) | 7.6cm |
本体奥行(公称値) | 7.6cm |
本体高さ(公称値) | 38cm |
ケルヒャー ハンディクリーナー CVH 3 PLUSをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 0.75kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | エコモード:約35分/標準モード:約20分/ブーストモード:約8分 |
シャーク「EVOPOWER EX WV415JBR」は「EVOPOWER EX」シリーズの2023年モデル。同シリーズの「WV416JGY」との違いは付属品程度で、吸引力をはじめとしてスペックに差はありません。
強すぎる吸引力により床材に貼りつく感覚があった「W20」「W35」と比べると、ほどよい吸引力を維持しながら掃除できます。
とくに驚きなのはカーペットでの結果で、毛足の長さにかかわらず1往復でスッキリと吸引。モーターヘッドがゴミをかき出しながら進むため、コロコロでかけたかのようにお菓子のクズも髪の毛も取り切りました。
稼動時間は最長35分とハンディクリーナーのなかでは長い部類。そんな力強いモーターを叶えるべく、本体重量はノズルを含めない状態でも0.62kgと平均的です。近年どんどん軽量化が進んでいることもあり、あまり軽いほうとはいえないでしょう。
スティッククリーナーにも変身できる延長ノズルこそ付属していないものの、ファブリック用ツールやモーターヘッドと、家中の素材に対応した付属品が豊富。そのぶん価格は張るものの、汎用性を上げるなら一考の余地があるでしょう。
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル、布団・ファブリック用ヘッド、充電コード、収納スタンド |
本体幅(公称値) | 6.2cm |
本体奥行(公称値) | 7.6cm |
本体高さ(公称値) | 39cm |
シャーク EVOPOWER EX WV415Jをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 0.37kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 32分 |
機能性とデザイン両方にこだわりを持つACCGUYS。ハンディクリーナーらしからぬスタイリッシュなデザインに加え、価格帯が安いこともあり、Amazonの売れ筋ランキング上位に入っている注目の1台です。
吸い口はやや斜めに切り込まれているものの本体に垂直についており、掃除する際は急な角度にする必要があります。加えて吸い口がツルツルしていることもあって、カーペットや革・クッションカバーといった布地が相手だと、髪の毛を取りこぼしました。
サッシはノズルがフィットしたことですんなり吸い切ったものの、床ではざらつきが残ったり、何往復かけてもカーペットでは繊維に絡んだホコリを取れなかったりと、得意な場所と苦手な場所がはっきり分かれる結果になりました。
本体の重量はノズルを含んでも0.37kg、サイズは32.3cmとかなりコンパクト。にもかかわらず集じん容量は0.12Lと多く、ゴミ捨ての頻度はかなり少ないでしょう。家のさまざまな場所をスッキリ吸い切るわけではありませんが、USBケーブルが付属しているのもあって、デスクや車内に常備するサブ機として使うのがよさそうです。
集じん方式 | サイクロン式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル、布団・ファブリック用ヘッド、充電コード、交換フィルター |
本体幅(公称値) | 4cm |
本体奥行(公称値) | 14.5cm |
本体高さ(公称値) | 16.5cm |
ACCGUYS ハンディクリーナーの評判・口コミは?悪い?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
総重量 | 0.64kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 12分 |
シャークの「EVOPOWER W20 WV250JWH」は「EVOPOWER」シリーズの2020年モデルです。上位モデル「EVOPOWER W35 WV280J」とは性能の面ではほとんど変わらず、違いは予備バッテリーがあるか。「W35」は予備も含めると24分の稼動時間ですが、本商品に付属するバッテリーは1台のみで、連続使用時間は12分です。
吸引力の検証では「W35」同様、ほとんどの素材でおおむね優秀な結果に。毛足が長いカーペットにまいたゴミでも一往復でほとんど取り切っていました。
ただ、吸い口が広く吸引力が高いため、フローリングでも引っかかる感覚がある点にはご注意ください。とくにクッションカバーや革素材のような薄い布地だと吸着が強く、進むのがやっとになります。
ゴミをワンタッチで捨てられるうえ集じん容量は0.17Lと大きく、ゴミ捨ての手間は少ない同機。ダストカップ・フィルターの水洗いも可能ですが、これらのパーツはボタンを押してすんなり外れるわけではなく、やや力が必要な印象でした。とはいえこのような扱いにくさが気にならないなら、安くシャーク製品を購入するチャンスです。
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル、布団用ヘッド、充電コード、収納スタンド |
本体幅(公称値) | 5.35cm |
本体奥行(公称値) | 6.096cm |
本体高さ(公称値) | 41.91cm |
総重量 | 0.58kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 通常モード:約20分/強モード:約15分 |
良い
気になる
ヒーローグリーンの「ハンディクリーナー HV-22GY」は、アタッチメントが豊富で静かなものがほしい人におすすめ。延長パイプ・隙間ノズル・ブラシノズルが付属しており、家に掃除機がなくスティッククリーナー代わりに使いたい人から高い位置の掃除を終えたい人まで、幅広く使いやすいでしょう。
稼動音は平均58.7dBとトップクラスに静かで、本体重量は580gと軽量。クッションカバーやカーペットに張りつきやすく髪の毛を取りこぼしたものの、ほとんどの場合は3往復以内で掃除を終えられます。シーンや時間帯を選ばず、気が向いたときにサッと掃除できる理由がそろっているといえるでしょう。
フィルター・ダストカップ・各ノズル・延長パイプは水洗い可能でお手入れは十分しやすいものの、お手入れ用のブラシはなし。集じん容積も0.1Lと頻繁なゴミ捨てが必要そうです。ゴミ捨てにも2工程必要で、手軽さにはやや欠けるでしょう。
連続稼動時間は通常モードで約20分、強モードで約15分と特別長くはありません。とはいえ延長ノズルはほかのハンディクリーナーにはなかなか付属しておらず、家中を掃除しやすい工夫は多い1台でした。
集じん方式 | 不明 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル 、延長ノズル、延長パイプ |
本体幅(公称値) | 7cm |
本体奥行(公称値) | 7cm |
本体高さ(公称値) | 31cm |
総重量 | 0.51kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 約16分 |
良い
気になる
オークローンマーケティングの「ショップジャパン インビクタスワン」は、吸引力と軽さを重視したい人におすすめです。吸引力は良好で、フローリングでは1往復で細かいゴミまで吸い取りました。カーペットでは毛糸を吸い取るのに苦労したものの、サッシやクッションではほぼ1往復でザラつきがなくなっています。
本体の重量は0.51kgと非常に軽量です。持ち上げながら掃除しても、疲れを感じにくいでしょう。持ち手の太さが10.5cmと掴みやすく、掃除するときに本体を大きく傾ける必要がないのもメリットです。ラクな姿勢で掃除できますよ。
集じん容積は0.35Lと小さすぎず、ゴミ捨て頻度を少なく済ませられるでしょう。ダストカップやノズルなどを水洗いできるのも魅力です。しかし、ゴミ捨ては本体を外してからダストカップを取り外す必要があるうえ、お手入れブラシも付属していません。稼動音が73.0dBと大きめなのも気になります。
とはいえ、性能は良好で部屋に馴染みやすいスタイリッシュなデザインもうれしいポイント。また、充電スタンドはA4サイズより小さいので、好きな場所に設置できます。設置場所が限られている人にとっても、魅力的な選択肢といえるでしょう。
集じん方式 | サイクロン式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | マルチアタッチメントセット(ファブリック用ブラシ×1、ワイドブラシ×1、フレキシブルノズル×1、隙間ノズル×1)、フロア用セット(延長パイプ×1、床用ヘッド×1)、充電スタンド×1 |
本体幅(公称値) | 約7.5cm |
本体奥行(公称値) | 約7.5cm |
本体高さ(公称値) | 約44cm |
総重量 | 0.54kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 標準モード:約20分/強モード:約15分 |
もともとは生活用品メーカーだったアイリスオーヤマは、大手家電メーカーの技術者を採用することで2010年代からは本格的に家電業界にも参入。家電メーカーではなかなか実現できない低価格と確かな技術力をウリにしています。
「充電式ハンディクリーナー IC-H50-B」は家電専門メーカーから発売された商品ではないものの、十分な吸引力を持ち、どの素材が相手でも1往復で大部分のゴミを取り切りました。一方、吸い口の先端がツルツルしていることや、吸い口が広く張りつきやすい形状であることが裏目に出てしまい、髪の毛や繊維に絡んだお菓子のクズのような目に見えないゴミには苦戦。
とくにきれいにしておきたい食卓やキッチンで使うよりは、車内やトイレなど「サッと目につくゴミを取れたらよい」という場所の掃除におすすめです。
完璧な掃除には一歩及ばないものの、ノズルを含んでも0.54kgと軽量ながら、サイズは49.0cmと棚の上や車のフロント部分にも届きやすい大きさ。長時間の掃除でも疲れない軽さと場所を選ばず掃除できる安定感を両立した、魅力あふれる1台です。
集じん方式 | サイクロン式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル、充電コード、収納スタンド |
本体幅(公称値) | 5.6cm |
本体奥行(公称値) | 5.7cm |
本体高さ(公称値) | 40.2cm |
アイリスオーヤマ 充電式ハンディークリーナー IC-H50-Bをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 0.35kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 30分 |
ハンディクリーナーに対し汎用性の低さを感じている人も多いでしょう。Amazonの売れ筋ランキングで上位に食い込んでいるUOOTPCの「ハンディクリーナー」は、業界の平均価格を大きく下げる格安機。「なんとなくハンディクリーナーがほしい」と思っている人も手に取りやすい価格帯です。
ドライヤーのような見慣れないフォルムで、吸い口は本体のほとんど垂直の位置についています。ノズルをつけない状態で掃除すると、かなり掃除しにくく感じられるでしょう。
とはいえ床や革素材・クッションカバーでは、1往復でゴミを取り切るのは難しいものの、2往復ほどかければざらつきもなくなります。
対してカーペットは毛足の長さにかかわらず苦手。ファブリック用のノズルはついていますが、ブラシのような構造がないため、カーペットに絡んだ髪の毛やホコリをかき出せません。
本体重量は最も重いノズルをつけても0.36kgと驚異的な軽さで、ノズルをつけた状態でも32.3cmとコンパクト。サイズも加味すると車やデスクまわりなどで使うのに留め、リビングやキッチンまわりの丹念に掃除したい場所には、メインの掃除機を使うのが良さそうです。
集じん方式 | カプセル式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル、布団・ファブリック用ヘッド、充電コード |
本体幅(公称値) | 不明 |
本体奥行(公称値) | 不明 |
本体高さ(公称値) | 不明 |
総重量 | 0.60kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 約13分 |
ECサイトなどで人気のガジェットメーカー、アンカーの「Eufy HomeVac H11」。ノズルをつけた状態でも0.6kgと軽く、持ち手と本体の差が少ない丸みを帯びたフォルムが特徴です。さらに、持ち手の裏面には滑りにくいストライプ加工がされており、持ちやすいのも魅力。
苦手な素材はほとんどなく家や家具を選ばず使えます。床だろうと革素材だろうと変わりなく、ほとんど1往復でゴミを吸引。
一方でノズルが丸くツルツルとした質感のため、髪の毛や砂など細かいゴミが吸い口に入らず滑っていってしまう様子も見られました。隙間ノズルにつけ替えたり角度を調整したりといった、使い方の工夫が必要でしょう。
また連続使用時間が約13分と短く、「なかなか髪の毛を吸引できない」と繰り返しかけているうちにバッテリー切れを起こしてしまうかもしれません。とはいえ、車やデスク周りなどをサッと掃除するだけならストレスは感じないでしょう。USB端子のため、充電場所の確保にも困らないのがポイントです。
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | コンビネーションノズル、Micro USBケーブル、取扱説明書 |
本体幅(公称値) | 7.3cm |
本体奥行(公称値) | 7.3cm |
本体高さ(公称値) | 33.5cm |
Anker Eufy HomeVac H11をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 0.75kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | エコモード:約35分/標準モード:約20分/ブーストモード:約8分 |
シャークの「EVOPOWER EX WV405JDC」は最新モデル「WV416JGY」同様、連続使用時間が約35分と高いスタミナが特徴。さらにインテリアに馴染むスタイリッシュな見た目やワンタッチでゴミを捨てられる手軽さなど、スペック面では最新機とあまり大きな差がありません。
検証で上位に一歩及ばなかったのは吸引力の項目でした。どんな素材にも吸いつく力はある一方、カーペットに絡んだお菓子など細かいところに挟まったゴミを追求する力が足りず、掃除機をかける回数が増える原因に。ヘッドにライトもないため隙間のゴミが見えにくく、吸引に時間がかかりそうです。
また、掃除中は80.9dBと轟音が発生します。高音が混ざっていることもあり、室内には稼動音が響くため、使う時間帯やシーンを選びそうです。
とはいえ吸い口が広く飛び散るゴミも丸ごと飲み込むため、掃除は短時間で完了するはず。子どものカバンから出てきた砂や勉強中に発生する消しカスなど、吸いにくいサイズながら存在感があるイライラゴミも一気に吸い込んでくれるでしょう。
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル、布団・ファブリック用ヘッド、充電コード、収納スタンド |
本体幅(公称値) | 6.2cm |
本体奥行(公称値) | 6.9cm |
本体高さ(公称値) | 39cm |
Shark EVOPOWER EX WV405JDCをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 0.53kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | ターボ:約14分/標準:約20分 |
アイリスオーヤマの「HCD-21-W」は価格を抑えてそこそこの性能を持つハンディクリーナーがほしい人におすすめ。吸引力やゴミの捨てやすさでは惜しい点も見られるものの、十分に軽く扱いやすいため大きな不満は抱かないでしょう。
本商品は、同社の「IC-H50」のリニューアル品。シンプルで洗練されたデザインや本体の軽さはそのままに、集じん容積が増加しました。さらに充電可能回数が増加したことでバッテリーの寿命も延び、より長く使えるように進化。本体サイズは、リニューアル前と比べてやや大きくなっています。
そのぶん重心がぶれやすくなったのか、フローリングでも3往復ほどかけないと砂のざらつきが残ります。とくに毛足が長いカーペットは苦手で、6往復かけてもホコリの繊維が絡んだまま残りました。
とはいえ本体のサイズが大きく吸い口も広いため、カーペットや棚の上のような広範囲の場所でも、自然な角度で掃除できます。ノズルを含んでも0.53kgと最軽量のハンディクリーナーに匹敵する軽さとあって、使っていて大きな負担もないでしょう。
ゴミ捨てがワンタッチではなかったり、ダストカップを取り出す際に力が必要だったりと使いづらさはあるものの、価格と照らし合わせればそれほど気になる点はないでしょう。
集じん方式 | カプセル式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル、充電コード、 収納スタンド |
本体幅(公称値) | 6cm |
本体奥行(公称値) | 6cm |
本体高さ(公称値) | 42cm |
アイリスオーヤマ 充電式ハンディクリーナー HCD-21-Wをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 0.71kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 強:約9分/標準:約20分 |
良い
気になる
肝心な吸引力も悪くはありません。毛の短いカーペットやクッションはゴミの種類に関係なく、1往復するだけできれいに吸い取れました。フローリングはやや細かいゴミを取りこぼしたものの、3往復もすればザラザラ感も取り切れます。専用のノズルを使えばサッシの掃除も容易。一度通すだけで、ほとんどのゴミがなくなりました。ブロワー機能つきなので、届かないゴミは空気で吹き出すことも可能です。
ダストカップホルダーは丸洗いできないものの、それ以外の部分はすべて水洗い可能。集じん容量も0.11Lと大きめなので、ゴミ捨ての頻度も少ないでしょう。ワンタッチでゴミを捨てられるうえ、お手入れブラシがついているのもうれしいポイントです。
稼動音は67.3dBとほかの商品同様にうるさく感じられたものの、吸引力やお手入れのしやすさは十分なので、デザインが気に入った人はぜひ検討してみてください。
集じん方式 | サイクロン式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル、布団・ファブリック用ヘッド、ハンディ用ノズル、充電コード、収納スタンド、お手入れブラシ |
本体幅(公称値) | 5.8cm |
本体奥行(公称値) | 7.5cm |
本体高さ(公称値) | 39.5cm |
総重量 | 0.53kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 標準:20分/ターボ:約14分 |
アイリスオーヤマ「充電式ハンディクリーナー マルチツールセット HCD-22M-W」はその名のとおり、隙間ノズルやブラシツールに加え、スティッククリーナーに変身できるパイプやヘッドもついたマルチなハンディクリーナーです。充電スタンドにはそれらのアタッチメントをすべて収納できるため、なくしたり掃除のたびに箱から取り出したりといった手間を省略できるのがポイントです。
吸引力は高く、床では1往復で砂のざらつきまで残さないほど。キーボードに溜まったホコリや机の上の細かいゴミも、ササッと取り切れるでしょう。そのぶん革素材やクッションカバーでは張りつきが強く感じられるので、かけ心地重視の人は注意してください。
ハンディクリーナーの吸い口は一見かまぼこのような半円型ですが、スティッククリーナーのパイプをつける接続部分にもなるため、実際にゴミを吸う部分は丸い形状。そのため、検証では枠線内の角にゴミを残す様子が見られました。本棚の中のような場所を掃除するときは隙間ノズルをつけたほうがよいでしょう。
本体は57.5cmと大きめ。デスクや車内で使うよりは、リビングに置いて使うほうがおすすめです。
集じん方式 | カプセル式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | フロアヘッド、すき間ノズル、延長パイプ、ブラシノズル、充電スタンド、充電アダプター |
本体幅(公称値) | 6cm |
本体奥行(公称値) | 6cm |
本体高さ(公称値) | 42cm |
アイリスオーヤマ 充電式ハンディクリーナー マルチツールセット HCD-22M-Wをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 0.50kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 30分 |
SUNVICの「ハンディクリーナー」は、500mLペットボトルほどのサイズと持ち手がないスタイリッシュな見た目が大きな特徴。ノズルを含んでも39.7cmと小さく、重量はノズルを含んでも0.5kgと最軽量クラスでした。
コンパクトなわりに吸引力は低くなく、ほとんどのシーンで1〜2往復で掃除を完了。多くの掃除機が6往復かけてもゴミを取り切れない毛足が長いカーペットも、4往復程度で吸引完了します。さらに、スリムなわりに集じん容量が小さいわけではないため、続けて掃除しても吸引力が落ちる感覚はありませんでした。
一方、操作性の項目では低評価が目立った同機。本体の太さは18cmと大きめ、加えて持ち手がないため手には馴染みにくいのが難点です。さらに吸い口を床に沿わせるには急な角度にしなければいけず、使用感がよいとは言いがたいでしょう。
とはいえ、コンパクトながら標準モードで30分稼動するスタミナを両立しているのは大きな特長。オフィスの机や車の中に載せておき、気になったときにサッと吸うような使い方がおすすめです。
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル、ハンディ用ノズル、充電コード、お手入れブラシ |
本体幅(公称値) | 5.7cm |
本体奥行(公称値) | 5.7cm |
本体高さ(公称値) | 25.3cm |
SUNVIC ハンディクリーナーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 0.75kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | エコモード:約35分/標準モード:約20分/ブーストモード:約8分 |
「ダイソンキラー」の異名をとり、2021年にはハンディクリーナー部門のメーカー別販売数量・販売金額シェアで第1位に輝いた(全国有力家電量販店の販売実績集計/ GfK Japan調べ)シャーク。
「EVOPOWER EX WV416JGY」はスレンダーな形状で、掃除機の角度をあれこれ変えなくてもすんなりとゴミにアプローチします。吸い口がツルツルと滑っていき、カーペット・クッションカバーの上のお菓子や細かいゴミを素早くしっかりと吸引。毛足の長いカーペットを除き、ほとんどの床材がおよそ2往復程度で吸引を完了します。
しかし吸い口の幅が「WV280J」と比べるとやや小さく、ゴミを取りこぼす一面も見られた同機。1回1回で吸い切る量は上位に及ばない結果となりました。さらに、シャーク特有のハイパワーが仇に。吸引力が高いぶん床や革など凹凸がある素材には張りつきやすく、検証では砂や髪の毛を一部残しました。
最上位モデルということもあり、ヘッドのLEDライトやスティックモードに変わる付属品など、充実した機能も特徴。ハンディモード以外でも使用したいならおすすめな1台です。
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | 充電ドック(ノズル収納3ポケット)、リチウムイオンバッテリー、隙間用ノズル、マルチノズル、ミニモーターヘッド、フローリング用延長ノズル |
本体幅(公称値) | 6.2cm |
本体奥行(公称値) | 7.6cm |
本体高さ(公称値) | 39cm |
Shark EVOPOWER EX WV416Jをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 1.04kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 25分 |
高い吸引力を持ち味にしている一方で、本体重量が重いのが大きなネックのダイソン。「Micro Focus Clean HH17」はダイソン史上最軽量を謳っており、ノズルを含めても1.04kgと軽量機の多い国内メーカーに匹敵するレベルです。
ダイソンのラインナップでは珍しくボタン式を採用しており、壁に穴を開けて掃除機を置いておけるスタンド(収納用ブラケット)やさまざまなシーンに使えるアタッチメントも付属。毎日の使いやすさにもこだわった1台です。
まだまだ国内の最軽量モデルと比べると重さは感じられるものの、吸引力はやはり圧倒的。ほとんどの素材でゴミを1往復で吸い切り、砂や髪の毛のざらつきも残しません。吸引力が高いぶん張りつきは強いため、かけ心地よりパワーを重視する人にとくにおすすめできます。
唯一苦手なのはサッシ。縦幅1.5cmのサッシで検証したところ、隙間ノズルがサッシにはまらず、6往復かけてもゴミを吸い切れませんでした。
惜しいところはあるものの、総合的に見れば群を抜いた吸引力。メインの掃除機を持っておらず、ハンディクリーナーとフローリングワイパーのみで掃除している人にもおすすめできます。
集じん方式 | サイクロン式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル、布団・ファブリック用ヘッド、充電コード、収納スタンド |
本体幅(公称値) | 8.5cm(バッテリー含む) |
本体奥行(公称値) | 29cm(バッテリー含む) |
本体高さ(公称値) | 22.2cm(バッテリー含む) |
総重量 | 0.87kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 標準モード:約40分/自動モード:約11~28分/強モード:約11分 |
良い
気になる
ノズルをつけ替えてハンディクリーナーとしても使用できる、シャープの「RACTIVE Air EC-AR10-W」は、吸引力が優れていて、静かなハンディクリーナーがほしい人におすすめ。独自の低騒音化技術により、従来モデルと比べ実感音を低減しており、検証でも62.9dBと静かな値を記録しています。
吸引力も高く、ほぼどんな素材でも1~2往復でざらつきまで吸い取れました。ただし、唯一毛足の長いカーペットでは苦戦。吸引口がカーペットに引っつく感覚があり、5往復してもゴミを完全には吸い取れませんでした。
使い勝手はそれほどよくはない印象。スタンドに充電機能がついておらず、バッテリーは別の充電器で充電する必要があります。ダストカップ、フィルターは水洗い可能ですが、ゴミ捨てはツータッチ式。ゴミを捨てる際には脱臭フィルターが何度も外れることがあったのも気になりました。
とはいえ、吸引力と静音性が光るハンディクリーナー。どこでもライト機能により、隙間掃除で常にライトを照らしながら掃除できるので、ペットや子どもがいる家庭で、静かに隅々までしっかり掃除をしたい人におすすめです。
集じん方式 | サイクロン式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | スグトルブラシ、充電器、バッテリー、すき間ノズル 、ハンディ用ノズル、収納スタンド、ツールホルダー |
本体幅(公称値) | ハンディ時:9.9cm/スティック時:20.9cm |
本体奥行(公称値) | ハンディ時:16.1cm/スティック時:22.7cm |
本体高さ(公称値) | ハンディ時:38.6cm/スティック時:95.7cm |
シャープ EC-AR10の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
総重量 | 0.53kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | ターボモード:約14分/標準モード:約20分 |
アイリスオーヤマらしい洗練されたデザインと無駄のない構造が特徴の「充電式ハンディクリーナー HCDB1W」。持ち手の太さが14.5cm以内と細いため掴みやすく、掃除するときも吸い口が床にぴったりと吸着します。充電スタンドがついていながら価格はお手頃。過不足ないちょうどよいバランスの1台です。
一見すると吸い口が大きいように見えますが、実はゴミを吸うのは吸い込み口の中心にある丸い部分だけ。一度にゴミを吸う量はあまり多くはありません。
また、カーペットの掃除に特化したブラシのついたヘッドも付属していないため、繊維に絡んだゴミをかき出せない構造。さらに吸い口の材質が硬いためフローリングの掃除ではガガッと引っかかります。結果、布製の素材でも硬い床材でも掃除しにくく、1往復ではゴミを吸い残す結果になりました。
スリムで軽量ながら集じん容量は0.14Lと大きめで、ダストカップの水洗いも可能。ただしアイリスオーヤマのハンディクリーナーに共通する特徴で、ダストカップの取り外しにかなり力が必要です。検証で使った際は、力が強い人でも苦戦するレベル。集じん容量が大きいため頻度はあまり多くないものの、ゴミ捨てのたびに使いにくさを感じるでしょう。
集じん方式 | サイクロン式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル、充電コード、収納スタンド |
本体幅(公称値) | 6cm |
本体奥行(公称値) | 6cm |
本体高さ(公称値) | 41.5cm |
総重量 | 1.02kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 10分 |
良い
気になる
SharkNinjaの「Shark 充電式サイクロンハンディクリーナー CH951J」は、重さはありますが安価で、布団や車内などファブリック素材の掃除をしたいなら検討してもよいでしょう。価格は1万円前後で、吸引力が高い同社のハンディクリーナーのなかではリーズナブル。モーターヘッドが付属し、カーペットやファブリック素材に強い商品です。
吸引力は検証したなかではトップクラスで、床材を問わず、1往復でゴミを残さず吸い切りました。クッションにはやや髪の毛が見られたものの、革・サッシに髪の毛や青砂がまったく残らなかったのは優秀です。フィルター・ダストカップは水洗い可能。集じん容積は0.53Lと十分に大きく、ゴミ捨ての頻度を減らせます。
充電時間は240分かかりますが、充電スタンド付きで、コンパクトに収納しながら充電できるのもポイントです。持ち手は10.5cmと細く、手が小さい人でも使いやすい印象。ゴミはワンタッチで捨てられるため、手間なく後処理できて便利です。
一方で、稼動音は72.7dBと大きいので、夜間の使用は避けたほうがよいでしょう。EVOPOWERシリーズに比べると1.02kgと重いうえにサイズも大きめですが、実用性重視なら候補に入ります。
集じん方式 | サイクロン式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル 、収納スタンド、布団・ファブリック用ヘッド、充電コード |
本体幅(公称値) | 9.7cm |
本体奥行(公称値) | 48.3cm |
本体高さ(公称値) | 15.3cm |
総重量 | 0.72kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 強モード:約10分/弱モード:約20分 |
ラドンナの「コードレススティッククリーナー HW-VC2」はノズルをつけ替えればスティッククリーナーとしても使えるハンディクリーナー。レトロでキュートなToffyらしいデザインが特徴で、ペールアクアやアッシュホワイト、ブルーグレーといったトレンドのニュアンスカラーが展開されています。何よりも部屋に馴染むデザインを重視する人におすすめです。
一方、吸引力はいまいちな評価に。どの床材であっても、完全な吸引には3往復以上かかりました。吸う力自体は高いものの、吸い口が小さく、やや丸みを帯びて床に吸着しづらいため、細かいざらつきが残ります。
ただしフローリングやクッションカバー、サッシのような床材であれば、1往復で見た目はほとんどきれいに。棚の上や机の上など、目につくゴミさえ取り切れたらいい人には問題ないかもしれません。
充電スタンドが付属しているものの、床用ヘッドやノズルといった付属品は収納できず。本体と別で保管する必要があります。また、スティッククリーナーとしての性能も検証した結果、ハンディモード時ほど吸引力が高くないことがわかりました。汎用性が高いとはいいがたいでしょう。
集じん方式 | サイクロン式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル、充電コード、収納スタンド、お手入れブラシ |
本体幅(公称値) | ハンディ時:8cm/スティック時:23cm |
本体奥行(公称値) | ハンディ時:8.4cm/スティック時:27cm |
本体高さ(公称値) | ハンディ時:39cm/スティック時:96cm |
総重量 | 0.52kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 8分 |
アメリカに本社を置く工具メーカー・BLACK+DECKER(ブラックアンドデッカー)。1843年に設立された200年近い歴史を持つ大手グローバル企業です。電動工具に用いられる技術を応用し、1979年からコードレスクリーナーの開発に取り組んでいます。
今回は同社の軽量モデル「ハンディクリーナー リチウムダストバスター NVC115JLW」で検証。スイッチを押し続けないと稼動しないトリガー式なのはやや不満に感じられますが、吸い口がサラサラしているマットな質感のため、どんな床材にもフィットするようなかけ心地です。サラサラしすぎてカーペットやクッションカバーでは髪の毛を取りこぼすものの、少ない回数でほとんど取り切ります。
一方で隙間ノズルがついておらず、検証ではサッシの掃除しにくさが気になりました。加えてノズルが届かなかった場所にあるゴミを吸うほどのパワーがないため、6往復しても砂やお菓子を残す結果に。
また、充電スタンドが付属していません。ボリューミーなフォルムで立たせることもできないため、リビングに置いておくと片づいていない印象になってしまうでしょう。
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | 充電コード |
本体幅(公称値) | 12cm |
本体奥行(公称値) | 39cm |
本体高さ(公称値) | 15cm |
総重量 | 0.69kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 25分 |
ものづくりの街・大阪府堺市で設立されたGlobal Bridge Tradingによる生活家電ブランド・bianca+。「GBT-28191/192」は従来の1.1倍の吸引力を謳っています。持ち運び可能なポーチや伸縮するホースノズルも付属しており、場所やシーンを選ばず持ち運べる1台。
ゴミを吸う力は確かに低くなく、1往復で目につく汚れはほとんどなくなりました。一方、原因は吸い口の形状と質感に難点があり、評価を落とす結果に。
吸い口のノズルは丸い形状で平面に当てても吸着しにくく、比較的難易度の低い床の掃除であっても、砂のざらつきがなくなるまでは4往復かかりました。加えてツルツルとした質感のため、カーペットやクッションカバーなど布製の素材の上は滑ってしまいます。さらに吸い口は横に広い一方で高さがなく、髪の毛など細長いゴミの吸引に手間取りました。
吸引力や操作性ではほかの商品と比べて目立った特長がないものの、アタッチメントの多さやスリムでスマートな印象のデザインなどで選ぶなら候補になるかもしれません。
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | 収納バッグ、ブラシノズル、フィルター(予備)、ミニブラシ、すき間ノズル、ホースノズル、充電スタンド、逆流防止弁(予備)、日本語説明書 |
本体幅(公称値) | 9.7cm |
本体奥行(公称値) | 10.2cm |
本体高さ(公称値) | 37cm |
総重量 | 0.34kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 最大約30分 |
ワンズショップの「ハンディクリーナー」は、軽くて扱いやすいものの吸引力がいまいち。ただし相場の半額程度と手頃な価格が魅力で、USBケーブルで車内でも充電可能です。付属の収納ケースに入れて持ち運べるほか、ノズルをつけても全長29.9cmとコンパクトなため、ダッシュボードにも収納できます。しいてあげれば、安い車用クリーナーを探している人は検討の余地があるでしょう。
一方、吸引力はいまひとつの結果に。フローリング・クッション・革素材ではあまり苦労せずにゴミを吸えたものの、カーペットが苦手で何往復かけても髪の毛やお菓子のカスがそのまま残ります。さらに、掃除を終えて電源を切るとせっかく吸えたゴミが吸い口からこぼれ出てくることも。車内にふわふわのフロアマットを敷いている人にはあまり向いていないでしょう。
軽量で掴みやすくても肝心な吸引力が物足りないため、掃除ストレスが少ないとはいえません。使用頻度が少ない車内での使用に限るのがベターです。
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル×2、ブラシアタッチメント×2、幅広アタッチメント、充電コード、交換フィルター、収納ケース |
本体幅(公称値) | 6.6cm |
本体奥行(公称値) | 18cm |
本体高さ(公称値) | 15.8cm |
総重量 | 0.35kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 30分 |
良い
気になる
CUSTICの「ハンディクリーナー CCQQ-003」はUSB充電式を採用しており、車用のハンディクリーナーとして使いやすい商品です。吹き出しノズルを使用すれば、風を吐き出すブロワ―としても使用可能。車内だけでなく、車のボディについた水滴や落ち葉などの掃除にも重宝するでしょう。
吸引力の検証では、フローリングやクッションカバー・革素材での検証は十分満足できる結果に。とくに革素材では1往復で完全にゴミを吸い切り、砂のざらつきも残しませんでした。吸い口の幅が小さいため、広い車内全体を掃除しようとすると時間はかかるので注意してください。
本体重量は0.35kgと、平均値を大きく下回るほど軽量。1回の充電で30分間連続使用できるので、細かいところも隅々まで掃除できそうです。充電スタンドはついていないものの、車内で使うならそれほど気にならないでしょう。
一方、お手入れのしやすさの検証では低評価に。フィルタ―の水洗いはできるものの、お手入れ用のブラシが付属しておらず、ダストカップは濡れ布巾で拭き取る必要があります。
とはいえ、リーズナブルながら付属品も豊富で、場所は選ぶものの車内で使うなら吸引力は十分です。おおむねコスパのよいハンディクリーナーといえるでしょう。
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル 、布団用ヘッド、充電コード、ブラシノズル、吹き出しノズル |
本体幅(公称値) | 不明 |
本体奥行(公称値) | 不明 |
本体高さ(公称値) | 不明 |
総重量 | 0.60kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 30分 |
Ankerから販売されているハンディクリーナーのなかでも、車内の掃除に適した「HomeVac H20」。USBケーブルだけでなく車用のシガーソケットも付属しているため、車内で充電してそのまま使えるのが特徴です。吸い口が伸びるノズルが本体に搭載しており、細かい場所や遠い場所の掃除でもつけ替える必要がありません。
ただし検証では、同社のほかのモデルほどスコアを伸ばせず。吸い口がツルツルした質感のため、カーペットやクッションカバーのような布製の素材だと滑り、髪の毛やお菓子といった吸引が簡単なゴミでさえも取りこぼします。ダッシュボードやドアポケットは掃除しやすいかもしれませんが、座席のシートに落ちたお菓子のクズや砂を完全に取り切るにはやや時間がかかる可能性があります。
隙間ノズルはほかの商品と比べると細めに設計されているようで、幅2cmのサッシに使ってみるとややノズルが余るようでした。そのため窓のサッシの掃除では隅にゴミが残ったものの、車内のごく細い隙間の掃除はしやすいでしょう。
ただし、本体はノズルをつけなくても37.7cmとやや大きめ。車内での使用に特化しているものの、やや大きく感じられるかもしれません。
集じん方式 | カプセル式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル 、充電コード、カーチャージャー |
本体幅(公称値) | 6.6cm |
本体奥行(公称値) | 7.2cm |
本体高さ(公称値) | 36.5cm |
総重量 | 0.61kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | LONG:約30分/HIGH:約7分 |
大手家電メーカーのパナソニックの「MC-SBU1F」は、スティックモードのノズルが付属しているため、ハンディクリーナーとしてもサブのスティッククリーナーとしても使えるのが特徴。カラー展開も豊富で、シーンやインテリアに合う1台が見つかるでしょう。
吸引力はさすがパナソニック。かぎ爪のような独特な形状の吸い口が床に吸着し、ほとんどの素材に対し3往復以内で掃除を完了します。毛足の長いカーペットでも、6往復と時間はかかるものの、毛足に絡んだスナック菓子まできちんと取り切りました。
一方、吸い口のサイズは2.7cmと今回検証したなかでは最も小さく、一度に吸い切る量が極めて少ないです。机やカーペットなど広い範囲だと何度も掃除機をかけなければいけず、時間がかかります。
また吸い口だけでなく本体もコンパクトで、38cmとかなりスリムなぶんダストケースの容量も小さく、実測したところ集じん容量は0.02L。ダストケースが満杯になるとそもそもスイッチが入らなくなるため、人によっては1回分の掃除も途中でストップする可能性があります。
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | 極細すき間ノズル、専用ストラップ |
本体幅(公称値) | 5.5cm |
本体奥行(公称値) | 5.9cm |
本体高さ(公称値) | 31.4cm |
総重量 | 0.58kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 標準モード:約37分/強モード:約17分 |
白物家電の世界大手であるハイアールのジャパンラインから発売されている「USB充電式ハンディクリーナー JC-BHC4A」は、細い吸い口と本体が特徴のハンディクリーナー。充電はUSB-Cで行うので、作業スペースのそばに置いておくのもよさそうです。
吸引力ではそこそこの評価。細口かつヘッドが硬いので床に吸着しにくく、大きなゴミを弾いたりカーペットに張りついてゴミを通過したりと惜しい結果になりました。ノズルを含んで全長56.1cmと長いうえ、手元からの距離があるぶん操作が難しく、ゴミを探しながら吸うような感覚です。
対して評価を伸ばしたのは軽さ。本体は0.58kgと軽量で、その細長い体を生かして窓のサッシやソファの隙間掃除に使うのがよいでしょう。連続使用時間が標準モードで約37分とトップクラスに長いため、車内など電源がない場所での掃除にもおすすめです。
集じん容量はそれほど大きくないため、掃除が終わったら都度ゴミ捨てが必要。同機は、リリースボタンを押すだけでダストカップが外れ、フィルターを外すことなくゴミ箱に直接捨てられるタイプなので、お手入れのストレスは最低限で済むといえます。
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | 収納ドック、2Wayノズル、合皮ストラップ、Type Cケーブル |
本体幅(公称値) | 6cm |
本体奥行(公称値) | 6.8cm |
本体高さ(公称値) | 39.6cm |
ハイアール USB充電式ハンディクリーナー JC-BHC4Aをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 0.72kg(ノズル含む) |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 30分 |
オブジェのような家電らしからぬデザインが特徴的なロア・インターナショナルの「BLUEFEEL MONTANC PRO BLF26252」。部屋の雰囲気に調和する見た目で、インテリアとしても置きたくなるでしょう。
デザインだけでなく強烈な吸引力を売りにしていますが、吸引力の検証では思ったほどスコアを伸ばせず。
1往復した様子を撮影して確認してみると、ほとんど取り切るもののどの素材でも細かいゴミはわずかに残します。さらに手で触れてみると、一見きれいに見えてもざらついているのがわかりました。ゴミをすべて吸い切るにはどの素材でも2〜3往復を要するでしょう。
原因は吸い口の構造。吸い込む力は確かに強烈ですが、吸い口が丸みを帯びており床材になかなか吸着できないようでした。
また、つかみづらいのも難点。持ち手はあまり長くないうえ、一周16.0cmと太く手から離れていくような感覚があります。
とはいえおしゃれな見た目に加えてある程度の吸引力も持つ商品。多少掃除に時間がかかっても気にしない人や、手が大きい人であればとくに不満は抱かないでしょう。
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | 不明 |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル、布団・ファブリック用ヘッド、充電コード、収納スタンド |
本体幅(公称値) | 7.34cm |
本体奥行(公称値) | 7.34cm |
本体高さ(公称値) | 36cm |
BLUEFEEL MONTANC PROをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 0.55kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 30分 |
中国の総合家電メーカー・Xiaomi(シャオミ)から発売されている「Mi ハンディクリーナー ミニ SSXCQ01XY」は、水筒よりもコンパクトなサイズで、デスク内の引き出しや棚の中など、どこにでも収納しやすいのが特徴です。
白一色のスタイリッシュなデザインですが、持ち手がないぶん手から滑り落ちそうに感じられました。ノズルを含んでも0.55kgと軽量なものの、持ちづらさも相まって長時間の使用は難しいかもしれません。
また、吸い口が本体の真下についているため、ノズルは必須。ゴミを吸わせようとすると角度が急になるため、操作性の項目では思うように評価を伸ばせませんでした。
使い勝手だけでなく、吸引力もいまひとつだった同機。吸うパワー自体もあまり強くなく、最も評価を落としたのはサッシでした。隙間ノズルの幅がサッシに合わず、はみ出た部分を吸うほどのパワーが足りません。
吸引力が物足りないぶん、稼動音は控えめで67.9dBと全体平均を大きく下回っています。オフィスのデスク掃除にも活躍できそうな1台です。
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル、ハンディ用ノズル、充電コード |
本体幅(公称値) | 5.5cm |
本体奥行(公称値) | 5.5cm |
本体高さ(公称値) | 26.7cm |
Xiaomi mi ハンディクリーナー ミニをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 0.68kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | Loモード:約20分/Hiモード:約15分 |
ウィナーズが展開するブランド、レコルトのコードレスハンディクリーナー「RSC-2」は、白と青の2色展開で、清潔感のある見た目と美しい立ち姿が特徴。LOFTやハンズなどで、スタイリッシュなデザインを目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
デザイン性が高いだけでなく、吸引力も問題ないレベル。吸い口が小さいぶんサッシのゴミは1往復で取り切るうえ、吸水ノズルがついており乾湿両用で液体も吸引できるため、結露掃除に活躍するでしょう。
ただし、全体を通して見ると吸い口の小ささが評価に影響した印象でした。とくに長い髪の毛やペットの毛は小さな口に入り込みにくいようで、どの素材が相手でも髪の毛が残ります。持ち手に比べて本体が分厚いため、ゴミに吸着しにくいのも原因でしょう。
家電量販店だけでなく生活雑貨店でも販売されており、価格の安さもあり試しやすいのが大きな魅力。メインの掃除機と併用するハンディクリーナーを探している人で、見た目のかわいさにこだわるならおすすめの1台です。
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | スタンド、専用USBケーブル(Cタイプ)、ウェットノズル、先細ブラシノズル、ファブリックノズル、格子ノズル |
本体幅(公称値) | 8.5cm |
本体奥行(公称値) | 8.5cm |
本体高さ(公称値) | 37cm |
レコルト コードレスウェット&ドライクリーナーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 0.33kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 20分 |
とにかく軽量ではあるものの、全長は約33.0cmとコンパクトなわけではないため、車内やオフィスなど限られたスペースでの掃除にはやや手狭に。
また、上述したとおり吸引力はいまひとつで場所を選びます。カーペットでは6往復以上掃除機をかけても、髪の毛やお菓子を吸い取れず。ブラシがついたヘッドがないため、毛足の奥までゴミをかき出せないからでしょう。
一方フローリングは、2往復で砂のざらつきまで吸引。部屋にカーペットが少なく、デスクやフローリングに残ったゴミを吸い取れればよいという人なら問題ないといえます。
軽量ながら集じん容積は0.14Lと、ゴミ捨ての頻度は少なめ。稼動音は70.0dBとやや大きいため、オフィスや夜間に使う際は周囲への配慮が必要です。
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | 不明 |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | 充電コード、交換フィルター×2、すき間ノズル、ブラシノズル、延長ノズル、補助コネクタ、日本語説明書(保証書) |
本体幅(公称値) | 5.5cm |
本体奥行(公称値) | 5.5cm |
本体高さ(公称値) | 32.3cm |
総重量 | 0.33kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 最大約25分 |
Wellbeansの「ハンディクリーナー」は、全長39.8cmとデスクの引き出しや車のダッシュボードにも入れられるコンパクトさが魅力です。さらに0.33kgと驚異的な軽さ。1万円以下で購入できリーズナブルですが、吸引力はいまひとつで操作性もよいとはいえません。同価格帯で吸引力が高い商品もあるので、積極的に選ぶ理由は薄いといえるでしょう。
とくに惜しかったのは吸引力。カーペットは6往復以上かけても髪の毛が3~4本残りました。革素材やクッションカバーでも、6往復かけても細かいゴミまでは完全に吸い取れず。コンパクトなぶん吸い口が小さいため、デスクのような狭い範囲でも複数回かける必要があり、1回の掃除に時間がかかります。
ずば抜けて軽量であるものの、持ち手が太くて掴みにくいうえ、本体をほとんど垂直に傾けないとゴミに吸着できません。さらにスイッチを長押ししないと電源がつかず、全体的に扱いにくさを感じました。
集じん方式 | 紙パックレス式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | ブラシノズル、延長ノズル |
本体幅(公称値) | 5.5cm |
本体奥行(公称値) | 5.5cm |
本体高さ(公称値) | 27cm |
総重量 | 1.43kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 約30分 |
「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」の異名を持つダイソン。いまだに「吸引力=ダイソン」の方程式を覆すことなく、掃除機の代表メーカーとして名前があがります。
ハンディクリーナーといえばスティック状がほとんどですが、ダイソンは小さな掃除機のような形状。スティッククリーナーやキャニスター掃除機のようなヘッドが付属しており、隙間やデスクの上の細かいゴミを吸うというよりは、階段やソファの掃除など広い面の掃除に向いています。
ダイソンらしいパワーがウリで、吸引力の項目ではトップクラスの成績に。ほとんどの素材に乗ったゴミを1往復で豪快に吸い切り、通ったあとにはざらつきもありません。その安定して高い吸引力から、検証時はほかの商品が吸い残したゴミを吸い切る役割を担いました。
大きく評価を落としたのは軽さの項目です。重量は1.43kgと最軽量の商品と比べると約3倍。豪快な吸引を実現するモーターが手元にあることで、手元の疲れを隠し切れません。サイズが大きいわりに充電スタンドがない点も含め、目につくゴミをすぐに掃除するには使いにくい1台でしょう。
集じん方式 | サイクロン式 |
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ダストケース丸洗い可能 | 不明 |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル、ハンディ用ノズル、充電コード |
本体幅(公称値) | 14.4cm |
本体奥行(公称値) | 40.4cm |
本体高さ(公称値) | 20.6cm |
総重量 | 0.60kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 弱:約40分/強:約15分 |
ライフオンプロダクツは掃除機をただの家電と見なしません。同社の「マルチスティッククリーナー LNACN004-NW」はインテリアとしての側面に注目し、「見せ置き」にこだわった木目調のデザインです。
確かに本体のデザインは家電らしからぬおしゃれな見た目であるものの、充電スタンドが付属していないため、普段は床や棚の上に直置きすることになります。スティッククリーナー用の延長ノズルや隙間ノズルといったアタッチメントは、別で収納することになるため、紛失に気をつけてください。
また、吸引力の検証でも評価を伸ばせず。とくにカーペットではフロアヘッドを使用して掃除しましたが、ブラシが回転しないためゴミをかき出しながら吸うことができず、何度往復してもゴミが残ります。さらにブラシに髪の毛やホコリが絡み、絡んだゴミを枠線外に持ち込んだため、かえって散らかったように感じました。
ノズルが豊富ながら吸引力や汎用性はそれほど高くないものの、「スタンドがあるとかえって邪魔」と考えている人で見た目にこだわりたい人なら検討の余地はあります。
集じん方式 | カプセル式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | すき間ノズル、ハンディ用ノズル、充電コード |
本体幅(公称値) | 6.4cm |
本体奥行(公称値) | 6.4cm |
本体高さ(公称値) | 31.5cm |
ライフオンプロダクツ マルチスティッククリーナー LNACN004の口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー
総重量 | 0.97kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | UVオンリーモード:約180分、標準モード:約28分、パワーモード:約9分 |
布団クリーナーで有名なレイコップの「RAYCOP GO RGO-100JPWH」は、UVライトが付属しており、パソコンのキーボードやデスクなどを除菌しながら掃除できます。もちろん布団クリーナーとしても使えますが、検証した結果、場所を問わず吸引力は高くないことが判明。特別な理由がなければ選ばないほうがよいでしょう。
隙間ツールがなく、狭い隙間の掃除が苦手。窓のサッシでは、吸引前とほとんど見た目が変わりませんでした。カーペットに対する吸引力もいまひとつで、髪の毛や繊維の奥まで入り込んだお菓子のカスなどは6往復しても取り切れません。
さらに重いにもかかわらず集じん容積は0.06Lと少ないので、2~3回に1回の頻度でゴミ捨てが必要。ワンタッチでゴミを捨てられ、ダストカップ・フィルターの水洗いも可能ですが、こまめなゴミ捨てを面倒に感じる人には不向きです。
稼動音は平均67.3dBとハンディクリーナーとしては特別うるさくはないものの、時間を気にせず使えるほど静かなわけではありません。
集じん方式 | サイクロン式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | ポータブルボックス、充電コード(充電アダプタ) |
本体幅(公称値) | 52.35cm(最大) |
本体奥行(公称値) | 16.9cm(最大) |
本体高さ(公称値) | 14.15cm(最大) |
総重量 | 1.63kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | 40分 |
ダイソン「V8 Focus Clean HH15」はダニ対策にアプローチした1台で、「ダニの餌になる皮膚片をマットレスの奥からもかき出して吸引する」と謳っています。
触れ込みどおり吸引力は抜群な印象で、どの床材が相手でもゴミに対して全力でグングン吸引。連続稼動時間が40分と長いこともあり、メインの掃除機としても十分活躍できるレベルです。
そのぶん張りつきが強すぎてしまい、一部のゴミを引きずったことで往復回数が増えてしまいました。また、円すい型の毛絡み防止スクリューツールが奇しくも評価を落とした一因に。ブラシでヘッドが完全に塞がっていないぶん、ヘッドの中からゴミがこぼれやすくなっているようです。
さらに大きな弱点は重量。ノズルを含んで1.63kgと軽量クラスのスティッククリーナーを上回ります。まっすぐ持つのもやっとなほどの重量に加えて、押し続けないと稼動しないトリガー式の電源方式がますます疲れを助長させるでしょう。
一方ダイソンの掃除機のなかでは静音性に優れており、稼動音は標準モードで70.8dB。高いモーター音は気になるものの、吸引力と静音性を実現した貴重な1台でもあります。
集じん方式 | サイクロン式 |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | 毛絡み防止スクリューツール、コンビネーションノズル、スクラッチフリーソフトブラシ、延長ホース、アジャスタブル隙間ノズル |
本体幅(公称値) | 20.8cm |
本体奥行(公称値) | 40.4cm |
本体高さ(公称値) | 14.4cm |
ダイソン V8 Focus Clean HH15を徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
総重量 | 1.89kg |
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標準モードの連続使用時間(公称値) | クリーナー:60分/水拭き掃除機:35分 |
Dreameの「4wayコードレス水拭き掃除機 H12 Dual」は、水拭き・布団クリーナー・スティッククリーナーと、ハンディクリーナー以外の用途でも使えるところが魅力。一方で、多機能ゆえにハンディモードでも本体重量が1.89kgとかなり重め。ゴミに吸着させにくかったり手首をかえしにくかったりと、手軽に使えるハンディクリーナーとはいえません。
ハンディクリーナーとして使う際はノズルをつける必要があるにもかかわらず、隙間ノズルの吸い口が狭く、1回で吸い取れるゴミの量は少なめ。とくにフローリングでは完璧なゴミの吸引に時間がかかる印象でした。
一方モーターヘッドにつけ替えてカーペットを掃除したところ、こちらは2往復程度でゴミを吸い切る結果に。広範囲の掃除をする際は、床材を問わずモーターヘッドにつけ替えたほうがよいでしょう。
また、どんな使い方でも便利なようにダストカップの集じん容積は0.23Lと十分大きいので、頻繁なゴミ捨てはいりません。さらに稼動時間も長めで、通常20〜30分稼動する商品が多いなか、本商品は最長60分とスタミナがあります。
ハンディクリーナーならではの軽さは期待できないものの、ハンディクリーナーらしからぬ利便性に惹かれるなら候補になるかもしれません。
集じん方式 | サイクロン式フィルターレス |
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ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | 布団用ヘッド、すき間ノズル 、充電スタンド |
本体幅(公称値) | 27.5cm |
本体奥行(公称値) | 27.8cm |
本体高さ(公称値) | 110.5cm |
マイベストではベストなハンディクリーナーを「時間も場所も選ばず、気になったときにサッとゴミを吸い切れる商品」と定義。
そんなベストなハンディクリーナーを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のハンディクリーナー40商品を集め、以下の5つのポイントから徹底検証しました。
検証①:吸引力
検証②:軽さ
検証③:操作性
検証④:お手入れのしやすさ
検証⑤:静音性
今回検証した商品
マイベストでは「フローリングのゴミは一発で吸引でき、カーペットやファブリック素材でも苦戦せずに吸引できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの方法のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
吸引力の高さ(フローリング)
1. フローリングにマスキングテープで縦50cm×横3cmの印をつける4. 手で触ってまだゴミが残っている場合は完全に吸引できるまで往復を繰り返し、ゴミがなくなるまでにかかった往復回数を記録
1往復後の画像ではどのゴミも見えない状態を、往復回数では1往復を最高スコアとし、すべてのゴミを素早く吸引できるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
吸引力の高さ(毛足の短いカーペット)
1. 毛足の短いカーペットにマスキングテープで縦50cm×横3cmの印をつける
2. 印のなかに毛糸0.2g、お菓子のクズ1g、髪の毛0.05gを均等に散布する
3. 各商品の標準モードまたはオートモードで1往復吸引し、吸引後の様子を撮影
4. 手で触ってまだゴミが残っている場合は完全に吸引できるまで往復を繰り返し、ゴミがなくなるまでにかかった往復回数を記録
1往復後の画像ではどのゴミも見えない状態を、往復回数では1往復を最高スコアとし、すべてのゴミを素早く吸引できるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
吸引力の高さ(毛足の長いカーペット)
1. 毛足の長いカーペットにマスキングテープで縦50cm×横3cmの印をつける
2. 印のなかに毛糸0.2g、お菓子のクズ1g、髪の毛0.05gを均等に散布する
3. 各商品の標準モードまたはオートモードで1往復吸引し、吸引後の様子を撮影
4. 手で触ってまだゴミが残っている場合は完全に吸引できるまで往復を繰り返し、ゴミがなくなるまでにかかった往復回数を記録
1往復後の画像ではどのゴミも見えない状態を、往復回数では1往復を最高スコアとし、すべてのゴミを素早く吸引できるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
吸引力の高さ(クッションカバー)
1. クッションカバーにマスキングテープで縦50cm×横3cmの印をつける
2. 印のなかに毛糸0.2g、お菓子のクズ1g、砂1.5g、髪の毛0.05gを均等に散布する
3. 各商品の標準モードまたはオートモードで1往復吸引し、吸引後の様子を撮影
4. 手で触ってまだゴミが残っている場合は完全に吸引できるまで往復を繰り返し、ゴミがなくなるまでにかかった往復回数を記録
1往復後の画像ではどのゴミも見えない状態を、往復回数では1往復を最高スコアとし、すべてのゴミを素早く吸引できるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
吸引力の高さ(革)
1. 革にマスキングテープで縦50cm×横3cmの印をつける
2. 印のなかに毛糸0.2g、お菓子のクズ1g、砂1.5g、髪の毛0.05gを均等に散布する
3. 各商品の標準モードまたはオートモードで1往復吸引し、吸引後の様子を撮影
4. 手で触ってまだゴミが残っている場合は完全に吸引できるまで往復を繰り返し、ゴミがなくなるまでにかかった往復回数を記録
1往復後の画像ではどのゴミも見えない状態を、往復回数では1往復を最高スコアとし、すべてのゴミを素早く吸引できるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
吸引力の高さ(窓のサッシ)
1. 窓のサッシにマスキングテープで全長30cmの印をつける
2. 印のなかにお菓子のクズ1g、砂2gを均等に散布する
3. 各商品の標準モードまたはオートモードで1回吸引し、往路での吸引後の様子を撮影
4. もう1回吸引し、復路での吸引後の様子を撮影
5. 手で触ってまだゴミが残っている場合は完全に吸引できるまで往復を繰り返し、ゴミがなくなるまでにかかった往復回数を記録
1往復後の画像ではどのゴミも見えない状態を、往復回数では1回を最高スコアとし、すべてのゴミを素早く吸引できるものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「持ち上げて動かしながら掃除しても疲れを感じづらい」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を500g以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
500g以下は最高スコアとし、軽量なものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「集じん容量はそれほど大きくないが、細かい場所のゴミも取り切れるうえ連続稼動時間が長い」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「お手入れがラクなうえ衛生的に使いやすい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「シーンはやや選ぶが、気になったときにゴミを吸える程度には静か」なものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を60dB以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
60dB以下は最高スコアとし、静かなものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
カーペットや布団と異なり頻繁に掃除するのが難しい畳。お菓子の食べカスや髪の毛はダニのエサになるため、こまめに掃除するのが重要です。
畳を掃除する時間帯は夜がおすすめ。畳にはダニが潜んでおり、ダニは夜行性のため暗くなるとエサを探して表面に出てきます。その性質を利用すれば、ホコリと一緒に出てきたダニも吸引できますよ。
しかしながら、夜間帯の掃除機掛けは難しいという人もいますよね。その場合は日中に、部屋のカーテンを閉めて1~2時間経過したところに掃除機をかけてみてください。夜と勘違いして出てきたダニを吸い取れるでしょう。
1位: MOOSOO|ハンディクリーナー|K12
2位: SharkNinja|Shark|EVOPOWER DX 充電式ハンディクリーナー|WV516J
3位: SharkNinja|Shark|EVOPOWER W35|WV280J
4位: ケルヒャー|家庭用ハンディクリーナー|CVH 3 Plus
5位: SharkNinja|Shark|EVOPOWER EX|WV415JBR
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
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