ダイソン史上最もパワフルな性能と謳うハンディタイプのクリーナー、ダイソン V8 Focus Clean HH15。「さすがダイソンというべき吸引力」「手入れしやすい」と評判ですが、実際のところ口コミどおりなのか気になりますよね?
今回はその実力を確かめるため、以下の8つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、同社のV7 MattressやMicro Focus Clean HH17などの布団クリーナーとも比較。検証したからこそわかった、ほんとうのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較を行いましたので、布団クリーナー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ダイソン V8 Focus Clean HH15は、敷布団やマットレスをきれいに掃除したい人におすすめです。実際に使用したところ、触れ込みどおりの高い吸引力を発揮。強モードで1往復させるだけで、パン粉や髪の毛はもちろん、比較した多くの商品が苦戦していた細かい木粉もほとんど見えなくなりました。「さすがダイソンというべき吸引力」との口コミにも納得です。
底がパカッと開き、ワンタッチでゴミ捨てできるのも利点。ダイソン独自のスクレイパーがフィルターのゴミをこそぎ落とすので、ゴミに直接触れることもありません。ゴミが舞いやすいのは難点ですが、手軽にゴミ捨てできるので掃除を習慣化しやすいでしょう。掃除中の排気はほとんどなく、ゴミ捨て以外でアレルゲンやゴミが漏れ出るリスクは少なめです。
「手入れしやすい」との口コミどおり、お手入れパーツはダストボックスとフィルターの2つのみ。フィルターは水洗いもできて清潔を保てます。分解するのにドライバーやコインが必要な商品もあったなか、本品は難なく取り外せました。ヘッドの毛絡み防止スクリューツールによって毛絡みはまったくなかったので、ペットのいる家庭にもおすすめです。
一方で、毛絡みしにくいヘッド形状と吸引力の高さが仇となり、布団に張りつきやすかったのが惜しいところ。ヘッドの進行を助けるガードやローラーもついておらず、シーツを手で押さえながら掃除する必要がありました。軽い掛け布団より、持ち上がりにくい敷布団やマットレスなどの掃除に向いています。
執筆時点での価格は約4万円と高め。比較したなかでもダイソンのモデルは他メーカーより1~2万円高額でした。とはいえ、その分多彩なアタッチメントが付属しているので、布団だけでなく車内や家中の掃除にも使いたい人には有力な候補となるでしょう。ゴミを跡形もなくきれいに吸引したい人は、ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか。
「吸引力の変わらないただひとつの掃除機」のキャッチコピーで有名なダイソン。サイクロン式掃除機を世界ではじめて開発・製造したことで知られるイギリス発の電気機器メーカーです。羽根のない扇風機・ドライヤーなどの独創的なデザインの製品を多く生み出しています。
今回ご紹介するV8 Focus Clean HH15は、ダイソンとしては久しぶりの発売となるハンディクリーナーです。従来品V7 MattressやV7 Triggerproと同じく「デジタルモーターV7」を搭載し、微粒子までしっかり捕らえる強力な吸引力を謳っています。これまでのミニモーターヘッドから、新たに「毛絡み防止スクリューツール」を採用し、ペットの毛や髪の毛が絡みにくい設計になりました。
連続使用時間は通常モードで最長40分(モーターヘッド使用時は約20分)。届きにくい奥深くまで掃除できるよう、コンビネーションノズル・ソフトブラシ・延長ホース・隙間ノズルなどの豊富なツールも付属しています。車内のシガーソケットからバッテリーの充電も行えるので、車内の掃除にも活用できますよ。
今回は、ダイソン V8 Focus Clean HH15を含む布団クリーナー20商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
各商品を実際に使用してみたところ、ダイソン V8 Focus Clean HH15には主に4つのメリットがありました。1つずつ紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「さすがダイソンというべき吸引力」との口コミどおりの性能を発揮できたため、とにかくしっかり汚れを吸えるものがよい人におすすめです。
検証ではかなり(現実ではありえないレベルの)汚れた布団を想定して木粉を撒いていますが、それでもしっかり吸い切りました。シーツ表面のダニ対策としては有効といえるでしょう。
フィルターのゴミをこそぎ落とせるスクレイパーがついているのもダイソン独自の魅力。ただ、捨てる際にゴミが舞いやすいのは確かなので、極力ゴミ箱に近づけて捨ててくださいね。
スクレイパーでフィルターのゴミをこそぎ落とせるのも大きな魅力ですが、ゴミが舞いやすいのでアレルギーに悩んでいる人は注意が必要です。
ダイソンの現行スティッククリーナーであればゴミ捨て口が縦についているので、口をポリ袋で覆えば漏れにくくできます。しかし、この商品はダストボックスが本体に対して横向きなのでゴミ袋で覆う方法は少し難しいでしょう。
比較したところ、UVライトやたたきパッドなどがついた布団掃除専用のクリーナーは、お手入れパーツが5か所以上と多い傾向でした。本品は、家中使えるマルチタイプでシンプルな設計。その分お手入れの工数も少なく済みます。
ヘッドには毛絡みしにくいスクリューツールが採用されており、実際に髪の毛100本を吸わせても毛絡みはまったくありませんでした。比較した約半数の商品でブラシに髪の毛が絡んでいたなか、ペットを買っている人にとくに重宝するでしょう。
お手入れは比較した全商品のなかでもトップクラスに楽でした。
ちなみに、比較したなかでもダイソンはどのモデルもほとんど排気が漏れず優秀でした。アレルギーに悩んでいる人・小さな子どもがいる家庭でも使いやすいでしょう。
排気のきれいさもメーカーの謳い文句どおりでした。
ダイソン V8 Focus Clean HH15にはたくさんのメリットがある反面、デメリットもありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
本体の重さは約1.92kg。比較した半数近い商品が1.5kg以下だったなか、多少重めです。片手でスイスイ掃除できるとはいえず、力に自身のない人は腕が疲れる可能性もあります。
とはいえ、コードレスのスティック型で遠くまで手が届きやすいのはうれしいところ。持ち上がりやすい掛け布団の掃除には不向きですが、敷布団やマットレスなどの掃除にはもってこいなアイテムですよ。
布団専用ツールがないので毛絡み防止スクリューツールで掃除しましたが、毛が絡まない工夫が仇となり、隙間にシーツが挟まる結果に。
布団を掃除したいなら、むしろミニモーターヘッドを採用している旧モデルのほうが掃除しやすいでしょう。ただし、基本的にダイソンはどのモデルでも吸引力が高いため、張りつきは感じられます。
とはいえ、数値で見ると強モードの稼働音82.1dBは、比較した全商品の平均値80.2dB(※執筆時点)とほぼ変わらず。ほとんどの商品で同様に音が大きかったので、布団クリーナーを使用するなら夜間は避けたほうがよいでしょう。
とはいえ、多彩な付属品がそろっているのは魅力。ハンディクリーナーとして車内や書斎などでも活用したいなら、検討の余地は十分にあるでしょう。
重量 | 1.92kg |
---|---|
モデル | ハンディ兼用タイプ |
コードレス対応 | |
ヘッドの幅 | 14.0cm |
吸い込み口の幅 | 11.8cm |
運転音(最強モード) | 72.2dB |
良い
気になる
充電時間(公称値) | 5時間 |
---|---|
温風機能 | |
たたき機能 | |
UV機能 | |
幅 | 20.8cm |
奥行 | 40.4cm |
コードの長さ | |
高さ | 14.4cm |
集じん容積 | 0.19L |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 |
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ここでは、ダイソン V8 Focus Clean HH15のデメリットをカバーできていた商品を2つご紹介します。どの商品にするか迷っている人は、あわせて検討してみてくださいね。
ロックをかけると自立するため、収納にも便利。布団のそばに置いて充電しておけば、サッと取り出して掃除を習慣化できるでしょう。執筆時点で2万円前後と、本品より手が出しやすい価格も魅力です。
布団を掃除したいならレイコップ、布団以外も掃除したいならダイソンと考えるとよいでしょう。
コンビネーションノズル・隙間ノズル・布団用ヘッド・ミニソフトブラシなどが付属しており、価格は税込38,500円(※執筆時点・公式サイト参照)と本品より3千円ほどお手頃。ハンディとして使いつつ、より布団での使いやすさも重視したい人におすすめです。
オンラインでは、公式サイトのほか、AmazonなどのECサイトでも購入可能。公式サイトでの値段は税込41,800円(※執筆時点)です。サイトによって多少金額が異なるので、少しでもお得に購入できるところを探してみてくださいね。
連続使用時間は25分。本品と同じく毛絡み防止スクリューツールを搭載していますが、同社商品のなかでは比較的パワーが控えめだった分、布団への張りつきも若干少なめです。吸引力とかけ心地のバランスがとれた1台といえるでしょう。
布団を掃除するなら、本品よりもMicro Focus CleanHH17のほうがおすすめかもしれません。ヘッドこそ同じ毛絡み防止スクリューツールですが、吸引力がやや低いため本品ほど強烈には張りつきませんでした。
ダストボックスがスティッククリーナー現行モデルと同じ縦向きなのも本品と異なる点です。ポリ袋をゴミ捨て口に被せれば、より衛生的なゴミ捨てが可能でしょう。
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