キャニスター掃除機とはパワフルな吸引力と安さで知られる、集じん部とヘッドが一体型になった掃除機。「どれも同じなのでは?」と思うかもしれませんが、実は、パナソニック・日立・三菱・ダイソンなどから、お手入れがラクな紙パック式、本体が2.0kgほどの軽量モデルなどさまざまな個性を持つ商品が販売されています。さらに、吸引力もメーカーやモデルによっても異なるので、買ってよかったと思うためには、様々なメーカーを比較して選ぶことが必要です。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のキャニスター掃除機47商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのキャニスター掃除機をランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなキャニスター掃除機は「1往復で壁際や隙間の細かいゴミまで完全に吸えるほど吸引力が高く、毎日でも家中を掃除したくなる商品」。徹底検証してわかったキャニスター掃除機の本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
家電プロレビュアー・フリーライターとして15年以上活躍し、主に白物家電や日用品に関する情報を発信。家電をレビューするために一軒家を借りて「家電ラボ」を開設し、サーキュレーターやロボット掃除機のような小型・中型家電から冷蔵庫・洗濯機のような大型家電まで幅広く検証している。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
フローリングでの吸引力がすぐれた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「壁際の細かい砂まで1往復で吸い切る商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
カーペットでの吸引力がすぐれた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「壁際や全体に加えて、繊維の奥の細かい砂まで1往復で吸い切る商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
今回は、疲れにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「掃除中も持ち上げて移動するときも、負担を感じない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
今回は、使い勝手がすぐれた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「アタッチメントのつけ替えの手間が少なく、あらゆる場所を一気に掃除できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
今回は、お手入れがラクな商品としてユーザーがとても満足できる基準を「掃除の手間がほとんどなく、隅々まで綺麗にできる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
今回は静音性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「近くで使ってもあまりうるさく感じない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
キャニスター掃除機とは、ゴミを吸うヘッドとゴミを溜めておく本体部分が分かれている掃除機のこと。電源方式はコード式で、コードレス掃除機と違って充電切れの心配をせず気の済むまで掃除できるのがメリット。一方でコードがある分、コードレス掃除機と比べて取り回しがしにくいのがデメリットといえます。
これまで掃除機といえばキャニスター掃除機が一般的。しかし、コードレスのスティッククリーナーでも十分な吸引力を発揮するようになったことで、市場調査会社GfKジャパンの推計によると、2018年にはスティッククリーナーの販売台数がキャニスター掃除機を上回りました。
とはいえ、キャニスター掃除機は決してスティッククリーナーに劣る掃除機ではありません。
キャニスター掃除機とスティッククリーナの大きな違いは吸引力の高さにあります。キャニスター掃除機は本体とヘッドが分かれているぶん大きなモーターを内蔵できるため、スティッククリーナーの構造では敵わないハイパワーを実現しているのが特徴。にもかかわらず価格は平均して2〜3万円程度とコスパが高いのがキャニスター掃除機の大きなメリットです。
加えてコード式であるため、バッテリーの消耗が抑えられます。スティッククリーナーやロボット掃除機が3〜5年でバッテリーの寿命を迎えるのに比べて、キャニスター掃除機の寿命は5〜10年。軽さと取り回しのしやすさを除けば、どの掃除機にも勝る存在といえます。
とにかくハイパワーな掃除機を安く・長く使いたい人なら、スティッククリーナーよりもおすすめです。
また、キャニスター掃除機は本体にバッテリーやダストボックスが付いているため、手元が軽いのも魅力の1つ。スティッククリーナーよりも置き場所はとりますが、上記2つのメリットに魅力を感じる人はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
キャニスター掃除機を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
キャニスター掃除機はどれも吸引力が高く、フローリングが相手だと価格が安い商品や旧式のモデルであっても抜群のパワーを発揮しました。
一方で、差がついたのは壁際のゴミを吸い切れるかどうか。キャニスター掃除機のヘッドは、壁と接する上部に柔らかいラバー素材があしらわれており、可動域も広いため基本的に壁際まで吸着します。一方、ヘッドが軽く吸着力が弱いと、壁際に細かいゴミを残す原因に。
もう1つ差が出たのは、カーペットでの吸引力。フローリングと異なり、カーペットには張りつきすぎてしまう商品や軽すぎて繊維の奥のゴミを吸引できない商品なども見られ、吸引の結果に差が出る一因になりました。
キャニスター掃除機の大きな魅力は、床を撫でるだけでどんなゴミも吸い切れる吸引力の高さです。重い掃除機は、家中で持ち運ぶだけでも大変なもの。掃除にまつわる負担を最小限に抑えるためにも、カーペットや壁際もスイスイ掃除できるキャニスター掃除機を選びましょう。取り回しのよさを何よりも重視する人や狭い賃貸に住んでいる一人暮らしの人などは、キャニスター掃除機ではなくコードレス掃除機がおすすめです。
スティッククリーナーやハンディクリーナーに比べて、大きなモーターを搭載しているキャニスター掃除機。本体だけで平均約2.8kgと掃除中の負担が大きいのは避けられません。
少しでも疲れにくいキャニスター掃除機を選ぶなら、本体が2.0〜2.4kgの最軽量クラスがおすすめ。このクラスなら「軽い」とまではいえないものの、ホースやヘッドを含む総重量は3.5kg前後と我慢できるレベルです。
加えて、自走式パワーヘッドにすれば、自分の力で掃除機を押しやらなくてもひとりでに進んでいきます。自走式パワーヘッドはほとんどのメーカーが搭載していますが、一部のキャニスター掃除機は従来のタービンヘッドのまま。
タービンヘッドとは、ゴミを吸うときの風力でブラシを回転させる方式のヘッドです。ブラシそのものにモーターが搭載されている自走式パワーヘッドやパワーヘッドと異なり、タービンヘッドは絨毯や布団など摩擦面が多い場所では吸着しすぎてしまい、ブラシが回転しなくなります。
張りつきすぎて掃除機を操作しにくくなるうえゴミも吸えなくなるため、ただでさえ疲れやすいキャニスター掃除機の扱いになおさら苦労するでしょう。基本的にタービンヘッドは避け、可能であれば自走式パワーヘッドを選ぶのが吉です。
さらに使いやすさにこだわる人は、持ち手の形状に注目しましょう。手のふくらみに合わせて持ち手部分が凹んでいるキャニスター掃除機を選ぶと、力を入れなくても手に馴染むため、長時間の掃除でも疲れを感じにくくなります。
キャニスター掃除機の吸引力を持続させるなら、吸った髪の毛やホコリが絡むヘッドのブラシと、ダストカップに入り切らなかったゴミが詰まるフィルターのお手入れが必要です。
ヘッドのお手入れのしやすさは、それほど注意する必要がありません。吸引力が高いキャニスター掃除機は、ゴミの吸引時にヘッドに絡んだ髪の毛やホコリも吸い込みます。そのため、毛絡みを起こしにくい掃除機が多い傾向がありました。
フィルターのお手入れのしやすさで選ぶなら、おすすめは紙パック式のキャニスター掃除機。キャニスター掃除機には、ゴミと排気を分解しながら吸引するサイクロン式と、紙パックにそのままゴミを集める紙パック式があります。後者にはフィルターそのものがないため、お手入れが断然ラクでしょう。
ただし、紙パックは基本的に使い捨て。本体価格は紙パック式のキャニスター掃除機のほうが安いものの、一度掃除機本体を買うだけで良いサイクロン式と異なり、紙パック式は定期的に消耗品を買い足さなければいけません。紙パックの交換は1〜2か月に1回、価格は5枚で500〜600円ほどと決して安くない価格です。長い目で見たときの出費を抑えるなら、サイクロン式のキャニスター掃除機のほうが良いでしょう。
排気の清潔さにこだわる人もサイクロン式のキャニスター掃除機を選ぶのがおすすめです。
紙パック式は、その名のとおり紙パックにゴミを溜めていく集じん方式。ゴミがある程度溜まってから紙パックを交換するため、交換日が近づくにつれてだんだんと排気が汚れていくのは避けられません。
一方サイクロン式は、ダストカップにゴミが溜まっていくため、詰まりや排気の汚れが気になったタイミングでゴミを捨てられます。
吸引力が高いキャニスター掃除機はパワフルなぶん、稼動時には平均67.2dBほどの騒音が発生します。
掃除機の静音性にこだわるなら、弱モードが搭載されたキャニスター掃除機を選ぶのがおすすめ。日中の掃除やゴミをガンガン吸いたいときには標準モードやオートモード、夜間や子どもがいるときには弱モードというように使い分けられます。
ペットを飼っている、赤ちゃんがいるなどどの時間帯も静かに掃除したい人であれば、おすすめは東芝のキャニスター掃除機。「VC-PH65A」以外の現行品であれば標準モードの騒音値が65dBを切り、掃除機のなかでは比較的静かなクラスです。
犬や猫は人間よりも聴覚が鋭く、キャニスター掃除機の稼動音は大きなストレスになります。少しでも大切な家族の負担にならない商品を選びたいですよね。
標準モードと弱モードの騒音値の差はおよそ5〜10dBほど。つまり、標準モードで70dB近いキャニスター掃除機は、弱モードでも60dBほどあるため、夜間の使用はためらわれるでしょう。
標準モードで65dB以下のキャニスター掃除機なら、弱モードだと55dB前後のものも。掃除機とは思えない静かさで、部屋を分けて使えば家族がいる時間帯でも使えるでしょう。
最後に、キャニスター掃除機の人気メーカーの特徴をご紹介します。選び方のポイントをふまえて、具体的なモデルを選ぶ参考にしてくださいね。
国内の電機メーカーでは日立・SONYに次ぐ3位の売上を誇るパナソニック。
支持される理由は、日本人好みの軽さと細やかな機能性にあります。とくにおすすめできるJコンセプトシリーズ「MC-JP850K-C」は、本体重量2.07kgと検証したキャニスター掃除機のなかでは最軽量の数値に。自走式のため数値以上の軽さを感じられます。
加えてダブルブラシ構造で絡んだ毛を吸い込み口まで逃がす工夫や、手元でボタンを押すだけでヘッドを取り外してすき間の掃除ができるなど、使い勝手をよくする細やかな工夫も。疲れや負担を少しでも減らしたいというパナソニックの気遣いが感じられます。
掃除中にありがちな「カーペットや床に張りつく」「ゴミは見えないのにザラザラする」というストレスを減らしてくれる日立。緑のLEDライトが搭載された自走式パワーヘッドが、引っかかりやすいカーペットの上でも軽やかなかけ心地を実現してくれます。
暗い隙間でも掃除しやすいLEDライトは、近年多くのキャニスター掃除機に搭載されるようになりましたが、採用されているのは白色が多い傾向です。日立は緑ということもあり、日中は見えにくい白いホコリも見逃しません。
キャニスター掃除機の軽量化において、立役者ともいえるのが東芝。現行モデルは2.2〜2.3kgほどで、ほとんどが自走式です。どれを選んでも疲れにくいでしょう。
軽量の秘密でもあるカーボンヘッドですが、軽いぶんゴミへの吸着が弱く、全体的に吸引力はほかのキャニスター掃除機に及びませんでした。吸引結果が比較的優秀だったのは「紙パック式クリーナー VC-PM9」。東芝で選ぶなら第1候補にしてください。
サイクロン式の掃除機は吸引力のスコアはあと一歩ですが、どのキャニスター掃除機でもフィルターレスサイクロンを採用しており、ゴミが詰まるプリーツがありません。ランニングコストがかからないうえ、お手入れも楽なのが特徴です。
2013年に発売され、今もECサイトでは人気が高いダイソンのキャニスター掃除機。吸引力は他社の最新モデルと遜色なく、難易度が高いカーペットのゴミ吸引も完璧でした。
一方、10年前に発売されたキャニスター掃除機ということもあり、近年の小型・軽量化には取り残されている状態。総重量は4.77kgと最新機の2.5倍に近い重量で、加えて自走しないタービンヘッドが疲れやすさを増幅させています。
ダイソンの掃除機全体で見ると低価格なのは間違いないので、疲れにくさより安さと吸引力を重視するなら候補になるでしょう。ダイソンのキャニスター掃除機は新モデルの発売は終了しているので、過去のモデルのみが選択肢になります。
「倒れても起き上がる」機能が当時話題となったV4 Digitalという後継機もあるものの、2024年現在で新品を手に入れるのはほぼ不可能。
ダイソンから発売されているキャニスター掃除機は今回検証した「DC48 Turbinehead」のみなので、疲れにくさに不安を覚えるなら他社のコンパクトで軽いキャニスター掃除機を選ぶのが良いでしょう。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||
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吸引力の高さ(フローリング) | 吸引力の高さ(カーペット) | 疲れにくさ | 使い勝手の良さ | お手入れのしやすさ | 静かさ | 総重量 | 集じん方式 | 紙パック1枚あたりの価格(目安) | ヘッド種類 | 標準モードの運転音 | 最強モードの運転音 | コードの長さ | 集じん容積 | 消費電力 | 吸込仕事率 | HEPAフィルター付き | ダストケース丸洗い可能 | フィルター丸洗い可能 | ゴミセンサー付き | 本体重量 | 本体幅(公称値) | 本体奥行(公称値) | 本体高さ(公称値) | |||||||
1 | 三菱電機 Be-K|紙パック式掃除機|TC-FM2C-A | ![]() | 21位 | 自走式パワーヘッドが壁際のゴミも吸引。軽量で丁寧な吸引力 | 3.84kg | 紙パック式 | 約149〜248円 | 自走式パワーヘッド | 68.8dB | 71.7dB | 5m | 1.5L | 300~1000W | 100~500W | 2.46kg | 21cm | 32.3cm | 21cm | ||||||||||||
2 | 日立グローバルライフソリューションズ HITACHI|紙パック式クリーナー かるパック |CV-KP900L-N | ![]() | 23位 | フローリングの掃除におすすめ。家具の下も掃除しやすい | 3.65kg | 紙パック式 | 約176〜880円 | 自走式パワーヘッド | 63.3dB | 64.2dB | 5m | 1.3L | 180~840W | 約50~340W | 2.35kg | 20.7cm | 33.9cm | 20.3cm | ||||||||||||
3 | パナソニック Panasonic|紙パック式キャニスター掃除機|MC-JP850K-C | ![]() | 28位 | 洗練された見た目にも隠れた機能性。最軽量だから家中スイスイ | 3.54kg | 紙パック式 | 約124〜383円 | 自走式パワーヘッド | 67.2dB | 67.4dB | 5m | 1.2L | 380~850W | 100~300W | 2.07kg | 19.5cm | 38.3cm | 19.1cm | ||||||||||||
3 | 三菱電機 Be-K|紙パック式掃除機|TC-FD2D-N | ![]() | 35位 | 吸引力にも使い勝手も弱点なし。新モデルゆえにやや割高 | 3.79kg | 紙パック式 | 約149〜248円 | 自走式パワーヘッド | 68.2dB | 71.6dB | 5m | 1.5L | 300~1000W | 90~470W | 2.42kg | 21cm | 32.3cm | 21cm | ||||||||||||
5 | 三菱電機 Be-K|紙パック式掃除機|TC-FXF7P-T | ![]() | かけ心地はスティッククリーナー、吸引力はキャニスター | 3.80kg | 紙パック式 | 約149〜248円 | 自走式パワーヘッド | 67.8dB | 70.3dB | 5m | 1.5L | 約300W〜1000W | 500~約100W(節電モード時) | 2.46kg | 21cm | 32.3cm | 21cm | |||||||||||||
6 | シャープ 紙パック式掃除機|EC-VP510-P | ![]() | 38位 | 自立・自走する!細やかな機能でかゆいところに手が届く1台 | 3.50kg | 紙パック式 | 約85〜216円 | 自走式パワーヘッド | 64.6dB | 71.8dB | 5m | 1.0L | 850~約240W | 320~約70W | 2.20kg | 19.4cm | 39.5cm | 18.2cm | ||||||||||||
6 | 三菱電機 Be-K|紙パック式掃除機|TC-FM2D-A | ![]() | 32位 | おおむね優秀だが完璧ではない吸引力。割高に感じるかも | 3.82kg | 紙パック式 | 約149〜248円 | 自走式パワーヘッド | 67.5dB | 71.1dB | 5m | 1.5L | 300~1000W | 90~470W | 2.43kg | 21cm | 32.3cm | 21cm | ||||||||||||
8 | 日立グローバルライフソリューションズ HITACHI|かるパック|CV-KP900K | ![]() | 25位 | 暮らしに根づいた細やかな機能。毎日でも使える軽さが魅力 | 3.62kg | 紙パック式 | 約176〜880円 | 自走式パワーヘッド | 66.3dB | 63.3dB | 5m | 1.3L | 約180~840W | 約50~340W | 2.37kg | 20.7cm | 33.9cm | 20.3cm | ||||||||||||
8 | 東芝ライフスタイル TOSHIBA|キャニスター掃除機|VC-PM9(H) | ![]() | 34位 | 高い吸引力と軽さを両立。しかし、目立つ機能は少ない | 3.74kg | 紙パック式 | 約176〜450円 | 自走式パワーヘッド | 60.7dB | 70.5dB | 5m | 1.2L | 120~870W | 20~350W | 2.28kg | 21cm | 32.3cm | 19.4cm | ||||||||||||
10 | 東芝ライフスタイル TOSHIBA|紙パック式クリーナー|VC-PL9-R | ![]() | 43位 | 床にぴったりくっつく軽量設計。ヘッドのお手入れは面倒かも | 3.72kg | 紙パック式 | 約176〜450円 | 自走式パワーヘッド | 62.8dB | 68.4dB | 5m | 1.2L | 120~870W | 20~350W | 2.30kg | 21cm | 32.3cm | 19.4cm |
総重量 | 3.84kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約149〜248円 |
本体重量 | 2.46kg |
良い
気になる
掃除機に求めていた軽さ・吸引力・お手入れのしやすさをバランス良く実現したと謳っている「Be-K」シリーズ。本体重量は2.46kgと軽量クラスで、掴むときの手の凹みに合わせられた「スマグリップ」や、絡まった毛やホコリを掃除しながら吸い込む「らくリーニングヘッド」など、細かいところまで行き届いた機能が目立ちます。毎日の使いやすさにこだわって選びたい人におすすめです。
「TC-FM2C-A」はシリーズのなかでもとくに吸引力が高いという触れ込みですが、検証では掃除機本体のパワーよりも、壁際への吸着力が差をつけたポイントに。ヘッドのカバーが磁石のように壁や奥側に吸いつくため、「手では届かない場所までゴミが入り込んでしまった」というときも安心して任せられます。
吸引力は問題ないものの、どれも高い吸引力を発揮するキャニスター掃除機のなかではパワーが特別強いとまではいえないレベル。カーペットの奥に入り込んだ砂までは吸い切れないという結果でした。
そのぶん床への張りつきが少なく、かけ心地は軽やか。ひとりでに進みゴミを吸っていく自走式パワーヘッドということもあり、「フローリングだけでなくカーペットの上のゴミもラクに吸い切りたい」という人にはおすすめできる1台です。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.5L |
消費電力 | 300~1000W |
吸込仕事率 | 100~500W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 21cm |
本体奥行(公称値) | 32.3cm |
本体高さ(公称値) | 21cm |
三菱電機 紙パック式掃除機 TC-FM2C-Aをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 3.65kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約176〜880円 |
本体重量 | 2.35kg |
良い
気になる
日立グローバルライフソリューションズの「HITACHI 紙パック式クリーナー かるパック CV-KP900L-N」は、家のフローリングの割合が多い人におすすめ。フローリングの吸引力の検証では、ゴミをほぼ完璧に吸い取れました。
カーペットは壁際や手前部分に若干のゴミを残しましたが、中央部分や奥の壁はきれいになっています。全体的にゴミが残ってしまった商品に比べると十分な吸引力といえるでしょう。
本体の重量が2.35kg・総重量は3.65kgとキャニスター掃除機としてはかなり軽量。そのうえ自走式なので、長時間の掃除やカーペット上の掃除でも疲れにくいでしょう。
もっとも明るく感じる波長に近い緑色のLEDライトで、見えにくいゴミも浮かび上がらせます。日中のリビングなど白いホコリが見えにくいシーンでも、ゴミを見逃すことなく掃除できます。パワーヘッドの向きを90度変えられるので、家具の下の隙間も掃除しやすいでしょう。
ヘッドに髪の毛が絡みやすく、手入れに手間がかかる点はネック。さらに稼動音は63.3dBと大きめで、集合住宅などにお住まいの場合は掃除の時間帯に注意が必要です。とはいえ軽さや吸引力をふまえるとフローリングの割合が多い家庭にはぴったりの掃除機といえます。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.3L |
消費電力 | 180~840W |
吸込仕事率 | 約50~340W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 20.7cm |
本体奥行(公称値) | 33.9cm |
本体高さ(公称値) | 20.3cm |
日立 かるパック CV-KP900Lの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
総重量 | 3.54kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約124〜383円 |
本体重量 | 2.07kg |
良い
気になる
キャニスター掃除機らしからぬ洗練された見た目の「MC-JP850K-C」は、高い機能性もあわせ持った1台。掃除する場所に応じて掴む位置を変えられる長い持ち手や、手元から離れた位置についているためばたつきにくいホースなど、使い勝手に合わせた丁寧な工夫が施されています。キャニスター掃除機がほしいけど、できるだけ掃除中の負担は減らしたいという人におすすめです。
使いやすさにとことんこだわっていることもあり、本体重量は2.07kgと、今回検証した商品のなかでは最も軽い数値を叩き出しました。ダブルブラシ構造で毛が絡みにくいヘッドの「からまないブラシ」はもちろん自走式。凹凸はないものの比較的細身な持ち手のため、どんな人の手でも「掴むのに力がいる」という感覚はないでしょう。ヘッドから持ち手まで軽さにこだわった1台といえます。
軽量ではあるものの、床にほどよく吸着するため、スイスイとゴミを逃して通過することもありません。1回通しただけでグングンとゴミを吸う十分なパワーを持ち、少ない往復回数で掃除を終えられるでしょう。
キャニスター掃除機としてはやや高額ですが、吸引力・疲れにくさ・使い勝手の良さ、どれをとっても優秀な1台。「とにかく疲れにくい掃除機で家中サッと掃除したい」という人ならまずは候補に入れてみてください。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.2L |
消費電力 | 380~850W |
吸込仕事率 | 100~300W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 19.5cm |
本体奥行(公称値) | 38.3cm |
本体高さ(公称値) | 19.1cm |
パナソニック 紙パック式キャニスター掃除機 MC-JP850Kをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 3.79kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約149〜248円 |
本体重量 | 2.42kg |
良い
気になる
吸引力が高く、紙パック式でゴミ捨てからお手入れまで簡単な、三菱電機の「Be-K 紙パック式掃除機」。本体の重量は2.42kgと軽量で、ヘッドが自走するので疲れにくいのが特徴です。2024年発売の機種ゆえに型落ちモデルより割高ですが、新商品がほしい人は要注目でしょう。
吸引力の高さは満足できるレベル。とくにフローリングでは、高い吸引力で全体のゴミをすっきりと取り切っています。パワーが強いあまりお菓子を弾き、壁際にわずかに残したものの、かけ心地のよさから掃除のやり直しも負担にはなりません。
カーペットでは繊維に詰まるような感覚があるものの、奥に沈んだ砂は1往復でさらりと吸引。完全に取り切るには複数回かける必要がありますが、壁際にもゴミが残らないのは好印象でした。
持ち手は指の形に合わせて凹凸があるため握りやすく、もちろん体格に合わせてパイプの長さを調整できます。手元ブラシがついているのに加え、パイプが床と平行になるため、テレビ台やソファの下、机の上など場所を選ばず掃除しやすい設計もポイントです。
お手入れのしやすさも上々。紙パックを捨てるだけでゴミ捨てが終わり、ヘッドもワンタッチで外せるので毛が絡んでも掃除がラク。稼動音は68.2dBとややうるさいものの、特別うるさく感じるわけではないでしょう。
吸引力が優秀で、総合的に不満を抱くポイントは少ない本商品。三菱電機が掲げる「しあわせをシェアしよう」というキャッチコピーのとおり、家族全員の使い勝手にこだわった1台です。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.5L |
消費電力 | 300~1000W |
吸込仕事率 | 90~470W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 21cm |
本体奥行(公称値) | 32.3cm |
本体高さ(公称値) | 21cm |
三菱電機 Be-K(ビケイ) 紙パック式掃除機 TC-FD2D-Nの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
総重量 | 3.80kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約149〜248円 |
本体重量 | 2.46kg |
三菱の「TC-FXF7P-T」は「Be-K」シリーズのなかではすでに生産を終了した型落ちモデル。発売から7年以上経った今も売れ筋商品でありながら、どのECサイトでも現行品に比べて安く購入できるのが魅力です。
価格は安いものの、肝心の機能性は最新機に引けをとらないレベル。数ある商品のなかでもホースが長すぎず、本体が引っ張られたりホースがバタついたりということがありません。まるでスティッククリーナーのようなかけ心地でありながら、スティッククリーナーでは実現できない吸引力を見せました。
ヘッドが厚いこともあり、総重量は3.80kgとやや重め。とはいえ自走する力が強いため大きなデメリットにはなりません。むしろ、ヘッドが重いぶんカーペットにもほどよく吸着するため、吸引力の検証では評価を伸ばす一因に。
一方、お手入れのしやすさや使い勝手の良さの評価は上位に及びませんでした。ヘッドにはほとんど毛が絡まなかったものの、ブラシを取り外すにはコインが必要です。また、LEDライトがなく、ほかの商品と比べて暗い隙間の掃除には向きません。
とはいえ、吸引力とかけ心地を重視する人には問題なくおすすめできます。安さを重視するなら多少の使いにくさにも目をつぶれるでしょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.5L |
消費電力 | 約300W〜1000W |
吸込仕事率 | 500~約100W(節電モード時) |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 21cm |
本体奥行(公称値) | 32.3cm |
本体高さ(公称値) | 21cm |
総重量 | 3.50kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約85〜216円 |
本体重量 | 2.20kg |
掃除機の軽さと使い勝手の良さならシャープ。「EC-VP510-P」はヘッドに自走パワーアシスト機能、パイプ部分にはドライカーボンを採用したことで手元の重さは約400gと発表しています。
使い勝手の良さで高評価だったシャープは、「そんなところまで?」と驚くような細かい項目まで機能を充実させているのが特徴。
例えば、自立機能。掃除中、一旦手を止めて机をどかしたり、子どもが泣いて駆けつけなければいけなかったりと、手を離すタイミングもあるでしょう。「EC-VP510-P」はパイプを立てると自立し、自動で電源が一時的に止まります。
次に、持ち手部分にヘッドを取り外せるボタンがついていること。掃除の途中ですぐにハンディモードに切り替えられます。吸引力の検証では、ヘッドに柔軟性がないことで壁際にゴミを吸い残しましたが、細かいゴミを吸うときの切り替えがラクなので問題ないでしょう。
従来のキャニスター掃除機は、掃除を始めるときも終えるときも一苦労でした。一方、同機は全体をガッツリ吸いたいときと細かいところをサッと吸いたいとき、止めて掃除以外のアクションを起こすときの切り替えが容易です。掃除をもっとラクな家事にできる1台でしょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.0L |
消費電力 | 850~約240W |
吸込仕事率 | 320~約70W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 19.4cm |
本体奥行(公称値) | 39.5cm |
本体高さ(公称値) | 18.2cm |
シャープ 紙パック式掃除機 EC-VP510をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 3.82kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約149〜248円 |
本体重量 | 2.43kg |
良い
気になる
三菱電機の「Be-K 紙パック式掃除機 TC-FM2D-A」は、軽さと吸引力を両立させた貴重な1台。ただし、新商品ということもあり価格はやや高めです。とにかく安く抑えるなら、細かい使い勝手は劣るものの同性能の型落ちモデルを選んだほうがお得に購入できるでしょう。
吸引力の検証では、カーペットの上のマスキングテープを吸い込むほどのパワーを発揮。壁際に砂やお菓子のクズが残ったものの、気にならないレベルまで取り切りました。
フローリングでは、電源を切るとヘッドからお菓子のクズが漏れ出てわずかに評価を落としました。細かい砂のざらつきも残っています。とはいえ、目につくゴミはほとんど完璧に吸い切れているため、満点とはいわずとも優秀な吸引力といえるでしょう。
本体重量は2.43kgと軽く、さらに自走式で持ち手も握りやすく設計されています。あまり自走が強く感じられるわけではないものの、動きは滑らかで疲れるほどではありません。
紙パック式のためゴミ捨てもお手入れもラク。ヘッドに髪の毛が絡みやすいのがネックですが、コインを使わなくてもワンタッチでブラシを引き出せるため、こちらのお手入れも簡単です。
稼動音は標準モードで67.5dB、強モードでは71.1dBとややうるさく感じるものの、掃除機のなかでは平均的。特別うるさいわけではありません。
総合すると吸引力と軽さを兼ね備えた高性能モデルですが、価格をふまえると割高に感じるかもしれません。同等の型落ち品を選んでもよいでしょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.5L |
消費電力 | 300~1000W |
吸込仕事率 | 90~470W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 21cm |
本体奥行(公称値) | 32.3cm |
本体高さ(公称値) | 21cm |
総重量 | 3.62kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約176〜880円 |
本体重量 | 2.37kg |
スティッククリーナーの検証では疲れにくさでほかの商品と大きく差をつけた日立。キャニスター掃除機も同様で、「かるパック」の名のとおり、床材を問わずかけ心地は軽やか。ほかの商品が引っかかりがちなカーペットでも気持ち良く掃除できます。
とはいえ、ヘッドが軽いとそれだけ固形のゴミを弾きやすく、「CV-KP900K」も例に漏れずお菓子のクズを散らしてしまいました。稼動音が比較的静かな点は魅力的なものの吸引力が足りず、散らしたゴミを吸うほどのパワーがありません。
一方、吸い口の手前には可動するフェルトブラシがあるため、吸い口から漏れ出がちなゴミもキャッチ。「かるパック」シリーズのなかでは最も吸引結果が優秀でした。
加えて、「お手入れのしやすさ」でも高評価だった同機。「パック」が商品名についているように紙パック式なのでフィルターのお手入れは一切不要。ブラシには日立の目玉機能でもある、ループ構造の「からまんブラシ」が搭載されており、掃除機に絡まりがちなホコリや髪の毛も見当たりませんでした。
軽量かつお手入れもラクなため、とくに毎日家中を掃除する人におすすめ。ガンガン吸えるパワーだけでなく、暮らしに根づいた使いやすさも兼ね備えています。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.3L |
消費電力 | 約180~840W |
吸込仕事率 | 約50~340W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 20.7cm |
本体奥行(公称値) | 33.9cm |
本体高さ(公称値) | 20.3cm |
日立 かるパック CV-KP900Kをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 3.74kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約176〜450円 |
本体重量 | 2.28kg |
良い
気になる
東芝の「紙パック式クリーナー VC-PM9」は、吸引力の高い軽量機を探している人におすすめの掃除機です。しかし、型落ちモデルと比べた際に優位となるポイントはさほど多くありません。
吸引力の検証では、フローリング・カーペットともに9割程度はすっきりと吸引できました。砂のザラつきがやや残りますが、お菓子のくずをわずかに残しただけでまんべんなく吸引できている印象。
カーペットでもお菓子のクズやホコリといったゴミを完璧に吸い上げました。ただしモードが強弱しかなく、弱モードでは吸引力が足りず、1往復ではくぼんだ部分に沈んでいる砂まで吸えません。完全に吸い切るには何度も上からかける必要がありますが、本体の重量が2.28kgとかなり軽量なため、かけ直しの負担はあまり感じませんでした。
掃除後のお手入れもラク。ダストカップを水洗いする必要がなく、紙パックを捨てるだけでゴミを簡単に処理できます。ヘッドに毛が絡んでも、コインやドライバーを使わずに取り出せるため、比較的簡単に掃除できるのもうれしいポイントです。
稼動音には強弱で大きな差があり、弱モードでは60.7dBと比較的静かですが、強モードでは70.5dBと大きめ。家族や近隣に迷惑にならないよう、時間帯によってモードを使い分けましょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.2L |
消費電力 | 120~870W |
吸込仕事率 | 20~350W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 21cm |
本体奥行(公称値) | 32.3cm |
本体高さ(公称値) | 19.4cm |
総重量 | 3.72kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約176〜450円 |
本体重量 | 2.30kg |
東芝の「VC-PL9-R」は本体重量2.30kg、本体幅は21.0cmと持ち上げて移動する際や狭いところを掃除するときも使いやすいのが特徴です。
ひねるとヘッドとパイプが床と平行になる「床ピタ設計」で、テレビ台の下やソファの下などの隙間にもスルスル差し込めるため、場所を選ばず掃除がラク。家中に使って回りたい1台でしょう。
同機は自走式のカーボンヘッドを採用していることもあり、軽快なかけ心地。
ヘッドが軽量だと一般的にゴミを弾く傾向ですが、「VC-PL9」はヘッドのカバーが東芝シリーズのなかでは硬く、弾いたゴミをヘッド内部で受け止めて吸ってくれます。吸い口とヘッドのあいだのスペースが狭いこともあり、壁際の吸い残しもありません。
紙パック式でフィルターのお手入れが不要ですが、カーペットで使用するとヘッドに毛が絡みやすい一面も。ペットがいる家庭だとお手入れの手間があるかもしれませんが、軽量かつ吸引力も低くはないので、東芝の掃除機から選ぶなら間違いなくコレでしょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.2L |
消費電力 | 120~870W |
吸込仕事率 | 20~350W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 21cm |
本体奥行(公称値) | 32.3cm |
本体高さ(公称値) | 19.4cm |
総重量 | 3.84kg |
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集じん方式 | サイクロン式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | |
本体重量 | 2.44kg |
良い
気になる
三菱電機の「Be-K サイクロン式掃除機 TC-ED2D-S」は、吸引力があるうえ疲れにくい1台ですが、新商品ゆえに価格は高め。価格のわりに完璧な1台とはいえないため、同等性能の型落ちモデルを安く買ったほうがよいかもしれません。
ヘッドの上部が薄く、壁際や部屋の隅まで届くのがうれしいポイント。フローリングでは、ヘッドの下部やローラーに引っかかったお菓子を一部そのまま残したものの、ほとんど完璧なレベルまで吸い切ります。
本体重量は2.44kgと比較的軽量で、ヘッドには自走も搭載している本商品。一方カーペットでは自走が効きにくく、ところどころ詰まるように進みました。張りつきが強いぶん繊維の奥の砂は吸えたものの、ホコリやお菓子のクズのような大きなゴミは吸わずに通過しています。
サイクロン式なので紙パック式よりはお手入れの手間があるものの、ゴミ捨てはワンタッチでOK。ブラシの毛絡みはほとんどありませんでしたが、もし絡んだ場合、ヘッドもワンタッチで引き出せるためお手入れはそれほど大変ではないでしょう。
稼動音は68.0dBと標準レベルで大きな問題もありませんが、際立ったメリットも見つかりません。価格と性能のバランスをふまえると、型落ちモデルのほうがコスパは良さそうです。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 0.6L |
消費電力 | 300~850W |
吸込仕事率 | 80~300W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 21cm |
本体奥行(公称値) | 32.3cm |
本体高さ(公称値) | 22cm |
三菱電機 Be-K サイクロン式掃除機 TC-ED2D-Sをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 3.50kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約124〜383円 |
本体重量 | 2.04kg |
良い
気になる
パナソニックの「Panasonic 紙パック式キャニスター掃除機 MC-JP860K-W」は、使いやすさとフローリングでの吸引力の高さにこだわりたい人におすすめです。フローリングに対する吸引力の高さは、申し分のない結果に。テレビ台やソファの下も掃除しやすく、使い勝手は良好です。
カーペットは、中央部分のゴミはよく吸い取れましたが、壁際に細かいゴミが残ってしまいました。部屋中完璧に掃除できるとはいえないでしょう。とはいえ本体の重量が2.04kg・総重量は3.50kgと比較的軽量で、カーペットの上でも掃除しやすいほうだといえます。
ヘッドが外せない点はネックですが、円すい形のダブルブラシがからんだ髪の毛やペットの毛を自然に除去。ブラシの手入れにかかる負担を軽減できるのもメリットです。
ただし、自走式ではなく伸縮パイプもないので、人によっては不便さを感じる可能性があります。さらに稼動音は68.3dBと大きめで、掃除の時間帯には注意が必要です。
フローリング掃除をする分には十分な吸引力と使い勝手のよさを兼ね備えているので、家にカーペットが少なく使いやすさ重視の人は検討してみてください。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.2L |
消費電力 | 約380~850W |
吸込仕事率 | 約100~300W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 19.5cm |
本体奥行(公称値) | 38.3cm |
本体高さ(公称値) | 19.1cm |
パナソニック Jコンセプト MC-JP860Kの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
総重量 | 3.78kg |
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集じん方式 | サイクロン式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | |
本体重量 | 2.5kg |
細身な「ラクかるホース」の絡まりにくさがウリの「パワかるサイクロン CV-SP300K-N」。昼間のリビングだと見えにくい白っぽいホコリでもくっきり浮き上がる、緑のLEDライトが特徴です。
一方、吸引力の検証ではそのライトが逆効果になり、ヘッドの表面が厚いぶんカーペットだと壁際のゴミは吸い残す結果に。フローリングではヘッドの両サイドを通過し、壁際に残る砂を吸うほどにはパワーが足りない印象でした。
とはいえ、ヘッドの上部がラバー素材であることと、ブラシの手前にあるフェルト部分もヘッドと一緒に動くことで、かけ心地はスムーズ。ガツガツぶつかりがちな壁際にも磁石のように吸いつく感覚でした。
本体重量は2.50kgと、軽量化が進むキャニスター掃除機のなかでは軽量なほうとはいえません。しかし自走する力は最も強い印象で、実際の数値以上の軽さを感じます。弱モードでもスルスルとかけられました。
低評価になったのは静かさの項目。日立といえばパワフルな吸引力を叶えるモーターが特徴ですが、そのぶん稼動音が豪快。騒音値は標準モードでも77.2dBと今回検証したなかではトップクラスにうるさく感じました。掃除中は別の部屋にいても音が気になりそうです。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 0.25L |
消費電力 | 約140~840W |
吸込仕事率 | 約40~300W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 22.5cm |
本体奥行(公称値) | 30cm |
本体高さ(公称値) | 28.7cm |
日立 パワかるサイクロン CV-SP300Kをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 3.53kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約176〜450円 |
本体重量 | 2.32kg |
2019年に発売されたモデルながら、今でもECサイトの人気ランキング上位に食い込んでくるTOSHIBA「トルネオ 紙パック式クリーナー VC-PH65A」。
ヘッドの縦幅はやや小さいように感じたものの、フローリング・カーペットともにスムーズなかけ心地。フローリングでは軽やかなかけ心地ながら、目につくゴミは1往復で吸い切りました。
かけ心地が良い場合、吸引力が物足りないことも。同機にもその傾向があり、カーペットの検証では表面に砂をうっすらと残したうえ、ヘッドでホコリを撫でつけるように往復しました。
また、ほかの掃除機と比べてヘッドの下部の隙間が大きいのも難点。ジョイント部分にもフェルト素材のローラーがあるため、ここにホコリやお菓子が引っかかることがありました。ヘッドの下部にある青いフェルト素材のラインが分厚く、床にうまく吸着しないのも一因でしょう。
とはいえヘッドの取り回しがしやすい点や、本体の重量が2.32kgと軽量な点など、数年前に発売された商品ながら疲れにくさにこだわった1台。価格だけで選んでもそれほど後悔はしないでしょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.2L |
消費電力 | 870W~約250W |
吸込仕事率 | 340W~約80W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 21cm |
本体奥行(公称値) | 32.3cm |
本体高さ(公称値) | 19.4cm |
総重量 | 3.53kg |
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集じん方式 | サイクロン式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | |
本体重量 | 2.43kg |
静音が特徴のシャープ。「EC-MS330-N」も同様で騒音値は標準モードで66.5dBと、夜間の掃除や長時間の掃除でも家族から煙たがられることもないでしょう。
静かなぶん、どれも吸引力が高いキャニスター掃除機のなかではパワーが弱め。フローリングならきちんと吸い切るものの、カーペットでは吸引力が足りない印象で、お菓子のゴミを吸い残しました。繰り返しかけてもサラサラとゴミの上を通過してしまいます。
本体の重量は2.43kg、加えて自走式パワーヘッドで疲れにくいモデルですが、ヘッドの厚みからかフローリングでは引っかかる感覚があり、「床材を問わずかけ心地がなめらか」とはいい難いです。
また、同社のなかではお手入れのしやすさで最も低い評価に。ヘッドにはほとんど毛が絡まなかったものの、まったく絡まなかったわけではありません。ペットがいる家ではお手入れがときには必要でしょう。ブラシの取り外しにはコインが必要なため、フィルターのお手入れが不要な紙パック式やワンタッチでヘッドを外せるほかの商品に上位を譲る結果となりました。
とはいえ標準モードでもトップクラスに静かなので、小さな子どもがいる家庭にはおすすめできる1台です。
コードの長さ | 5m |
---|---|
集じん容積 | 0.25L |
消費電力 | 850~240W |
吸込仕事率 | 300W~約60W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 17.7cm |
本体奥行(公称値) | 30.4cm |
本体高さ(公称値) | 23.9cm |
総重量 | 4.39kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約176〜880円 |
本体重量 | 2.72kg |
良い
気になる
日立の「紙パック式クリーナー かるパック CV-KP90L」は、吸引力重視の人におすすめ。ただしそれほど軽くなかったり稼動音がうるさかったりと、総合力には欠けるため、弱点のない掃除機がほしい人には不向きです。
吸引力は非の打ちどころがなく、フローリング・カーペットともに吸い残しを見つけられず。ゴミをまいたか不安になるほど完璧な吸引力を見せつけました。とくにフローリングの壁際では、ヘッドがピタッと吸いつく感覚があり、隅々まで綺麗に掃除できる印象です。
紙パック式ということもあり、お手入れは簡単。カーペットの吸引後はヘッドにホコリがしっかり絡んだものの、ドライバーやコインを使わずともブラシを引き出せます。ヘッドの毛絡みもゴミ捨てもそれほど問題ありません。
ただし、「かるパック」といいつつも本体の重量は2.72kg、ホースまで含んだ総重量は4.39kgと軽いとはいえません。自走するもののあまり強くなく、とくにカーペットでは疲れを感じました。
とはいえ床材を問わない完璧な吸引力は魅力的。軽さや静音性をふまえるとおすすめはしづらいものの、吸引力だけで選ぶなら候補になるかもしれません。
コードの長さ | 5m |
---|---|
集じん容積 | 1.3L |
消費電力 | 240~1180W |
吸込仕事率 | 100~620W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 23.6cm |
本体奥行(公称値) | 35.1cm |
本体高さ(公称値) | 20.2cm |
総重量 | 2.2kg |
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集じん方式 | サイクロン式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約176〜450円 |
本体重量 | 2.2kg |
良い
気になる
フローリングでの吸引力が高く、ゴミを1往復でほとんど吸引できました。ソファや机の下を掃除してもヘッドが邪魔にならないでしょう。ただし、カーペットの奥底の細かいゴミまでは吸い切れませんでした。砂がうっすらと残っています。
ヘッドは自走式で、コンパクトかつ軽量なので吸い直しはラクなほうでしょう。便利な手元ブラシも付属していますよ。
サイクロン式なので、ゴミ捨てに手間がかかるのは惜しい点です。一方、髪の毛が絡まりにくく、ヘッドのお手入れはしやすい印象。標準モードの稼動音は平均65.0dBと小さくないものの、ほかの商品と比べると静かなほうです。
コンパクトで使いやすいうえ、フローリングの吸引力は優秀。フローリングをメインに掃除したい人なら選択肢に入るでしょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 0.25L |
消費電力 | 約120~850W |
吸込仕事率 | 約20~290W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 22cm |
本体奥行(公称値) | 29.5cm |
本体高さ(公称値) | 25.5cm |
総重量 | 4.28kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約124〜383円 |
本体重量 | 2.76kg |
良い
気になる
パナソニックの「紙パック式キャニスター掃除機 MC-PJ230G-W」は、何よりも吸引力を重視する人向け。ただし価格をふまえると割高な印象なので、ほかの格安機とも照らし合わせてください。
吸引力の検証ではフローリング・カーペットの両方でパーフェクトに。枠線内部の全体はもちろん、ヘッドの上部が薄いため、取りこぼしが多い壁際にもぴったりと吸着してゴミを取り切りました。ヘッドが自走するのに加え、大きなローラーが計3か所についているため、カーペットでもスムーズに稼動。流れるように進みながら、繊維の奥に沈んだ砂まで吸い切っていました。
一方、本体重量が2.76kgと重め。自走するとはいえ、掃除機を取り出したり持ち上げて移動したりは大変でしょう。
紙パック式でこまめなゴミ捨てや水洗いはいらないものの、お手入れはとてもラクなわけではありません。カーペットの掃除後はホコリが絡み、ブラシの取り出しにはコインが必要です。
稼動音も標準モードでも70.2dBと大きめ。弱モードにしても63dBほどと、夜間の使用は短時間でもおすすめできません。休日の昼間に一気に掃除することになるでしょう。
吸引力はかなり高いものの、キャニスター掃除機のなかではやや高価格帯ながら、使い勝手の面で特別な工夫は見られません。コストパフォーマンスを重視するならほかの選択肢もあるでしょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.3L |
消費電力 | 200~1150W |
吸込仕事率 | 60~560W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 24.2cm |
本体奥行(公称値) | 34.8cm |
本体高さ(公称値) | 19.4cm |
総重量 | 4.34kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約124〜383円 |
本体重量 | 2.76kg |
パナソニックの「MC-PJ22G-C」は、ブラシが下向きのV字構造になった独自のヘッドが特徴。一般的に掃除機はヘッドの中央が最も吸引力が高いため、下向きのV字だとゴミが自然と中央に集まり、効率的かつ取りこぼしを少なく吸引できます。
ヘッドはいわゆる自走式パワーヘッドですが、上位になったパナソニックの商品と比べると自走は弱い印象でした。はじめは軽いかけ心地を感じるものの、いざ掃除が始まるとスピードダウンする感覚です。
とくにカーペットだと引っかかる感覚がありなめらかなかけ心地とはいい難い印象でしたが、そのぶんゴミに吸着したことでしっかりと吸引。ゴミをまく前の状態に戻りました。
吸引力の高さもさることながら、使い勝手の良さもピカイチだった同機。ヘッドの表面にあるペダルを踏むだけでヘッドが外れ、LEDライトが搭載された子ノズルに切り替えられます。床掃除から狭い隙間の掃除まで1秒で移行できる取り回しやすさは、大きな魅力でしょう。
一方で疲れにくさと静かさの項目では上位にリードを許す結果に。本体重量は2.76kg、騒音値は標準モードでも71.6dBと、キャニスター掃除機特有の使いにくさをカバーできませんでした。
コードの長さ | 5m |
---|---|
集じん容積 | 1.3L |
消費電力 | 約200~1150W |
吸込仕事率 | 約60~600W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 24.2cm |
本体奥行(公称値) | 34.8cm |
本体高さ(公称値) | 19.4cm |
総重量 | 3.49kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約124〜383円 |
本体重量 | 2.03kg |
良い
気になる
パナソニックの「Panasonic 紙パック式キャニスター掃除機 MC-JP870K-W」は、パナソニックの最新モデルがほしい人なら候補になる商品。同社の「MC-JP860K」の後継機で、使い勝手のよさが魅力です。ただし、基本的な性能は旧モデルのほうが高い結果でした。
本体は2.03kg・総重量で3.49kgととにかく軽量。テレビ台やソファ下の掃除がしやすく、机の下の奥まで届くスリムなヘッドも魅力です。ヘッドは足元のペダルを踏むだけで取り外せるので、掃除場所を変える際も中断することなく吸い進められますよ。
ゴミに触れずに捨てやすい紙パック式で、ワンタッチでゴミを捨てられるのもうれしいポイント。ヘッドには髪の毛がわずかに絡んだものの、気になるほどではありません。
最新モデルで使い勝手がよいものの、旧モデルと比べると吸引力が劣ります。価格をふまえて検討してみましょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.2L |
消費電力 | 約380~850W |
吸込仕事率 | 約100~300W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 19.5cm |
本体奥行(公称値) | 38.3cm |
本体高さ(公称値) | 19.1cm |
総重量 | 4.31kg |
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集じん方式 | サイクロン式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | |
本体重量 | 2.68kg |
パナソニックのサイクロン式掃除機「MC-SR40K-A」は、フィルターのお手入れが必要なサイクロン式でありながら、最大2年間のお手入れ不要を謳っています。フィルターにメタルコーティングを施したことで、目詰まりを防ぎながら吸引力が持続するとの触れ込みです。
しかし肝心の吸引力では、高評価が目立つ上位モデルと比べると、それほど評価が伸びませんでした。ヘッドのサイズが大きく厚いため、壁や床に吸着しにくく、お菓子やホコリを引きずるだけで吸いません。壁際までゴミを追いやったうえに壁際の奥まで吸うパワーが足りず、不満の残る吸引結果でした。
とはいえ、決して吸引力が低いわけではなく、ゴミを奥まで追いやらなければかけ直しの回数は比較的少なめ。カーペットでは壁際にホコリを残しただけだったので、かける向きを調整すればすぐに掃除が完了しました。
不満が残ったのは、疲れにくさの項目です。自走式が搭載されているとはいえ、本体重量は2.68kg。とくに2LDK以上の広い家の場合、家中を掃除するときの相棒と呼ぶには重すぎるかもしれません。
コードの長さ | 5m |
---|---|
集じん容積 | 0.25L |
消費電力 | 約250~720W |
吸込仕事率 | 約60~200W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 23.8cm |
本体奥行(公称値) | 32.7cm |
本体高さ(公称値) | 29cm |
パナソニック 掃除機 MC-SR40Kをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 3.8kg |
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集じん方式 | サイクロン式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | |
本体重量 | 2.4kg |
良い
気になる
シャープの「EC-U100-N」は、吸引力が高くて、パーツを水洗いできる掃除機がほしい人におすすめ。検証したほかのシャープ製品と同様に吸引力にすぐれています。
とくにフローリングでの吸引力が高く、ゴミをほぼ完璧に吸い取りました。カーペット上にも大きなゴミを残さず、吸引力はいうことなし。吸引力が高いぶん稼動音はほかの商品同様に大きめで、標準モードで平均63.8dBを記録しました。
ヘッドは自走式かつ持ち手が握りやすく、疲れもそれほど気になりません。LEDライトや手元ブラシがないのは惜しいものの、ヘッドが薄めなのでテレビ台やソファ下もスムーズに掃除でき、使い勝手もよいほうだといえます。
ダストカップやフィルター、ブラシが水洗いできるのもポイント。一方でヘッドのお手入れは工程が多く手間がかかりました。また、毛絡みを防ぐと謳っているブラシに髪の毛が絡みやすかったのも気になるところです。
とはいえ大きな欠点はなく、パーツを洗って清潔に保ちながら、ゴミをしっかり吸い取りたい人は検討の余地があるでしょう。
コードの長さ | 5m |
---|---|
集じん容積 | 0.25L |
消費電力 | 約240~850W |
吸込仕事率 | 約60~300W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 17.7cm |
本体奥行(公称値) | 30.4cm |
本体高さ(公称値) | 23.9cm |
総重量 | 4.35kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約176〜880円 |
本体重量 | 2.70kg |
軽い掃除機といえば日立。「紙パック式クリーナー かるパック CV-KP90K」は日立の軽量シリーズ「かるパック」の最新機で、ツルツルとした質感で持ちやすいフォルムが特徴的です。本体重量2.70kgとまずまず軽いうえ、自走機能も搭載しています。
自走はかなり強い印象で、とくにカーペットだとスイッチを押しただけで勝手に掃除機が進んでいくようなかけ心地。掃除中の負担がほとんどないのに加えて、ヘッド上部に空白がないため吸い込み口が壁際にしっかりと吸いつきます。そのためお菓子を弾く傾向が見られる軽量機のなかでは、壁際の吸い残しが断然少ないのが好印象でした。
一方、同シリーズのなかでは使い勝手で評価を落としています。日立といえば緑のLEDライトがついているモデルが多いですが、同機には付属しておらず。家具や家電の下を掃除する際は、ゴミが見えにくく感じるかもしれません。
また、日立独自のパワフルなモーターを採用しているとあって、稼動音に甲高い音が混ざっているのが気になります。軽さと吸引力を両立したバランスのよい1台ですが、細かいストレスはまったくないとはいえないでしょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.3L |
消費電力 | 約240~1170W |
吸込仕事率 | 約100~620W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 23.6cm |
本体奥行(公称値) | 35.1cm |
本体高さ(公称値) | 20.2cm |
総重量 | 4.32kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約124〜383円 |
本体重量 | 2.75kg |
良い
気になる
パナソニックの「紙パック式キャニスター掃除機 MC-PJ23G-C」は、床全体だけでなく狭い場所の掃除も頻繁に行う人におすすめ。また、紙パックを捨てるだけでゴミ捨ても簡単で、ゴミが残りにくいのがポイントです。
吸引力は完璧に限りなく近いレベル。カーペットの壁際に砂やお菓子のクズを残したものの、フローリングは目視では吸い残しを確認できないほどです。
さらに踏むだけでヘッドを外してすき間ノズルにできる、パナソニック独自の付加機能「親子のノズル」を搭載。かがんでノズルをつけ替えなくても、床以外の掃除に手軽に切り替えられます。ヘッドの幅は22.9cmとコンパクト。また、平らにしてもヘッドが浮かないため場所を選ばず掃除しやすいでしょう。
ただし、自走するものの本体重量は2.75kgと軽いわけではなく、体力に自身がない人が扱うのは大変かもしれません。
加えて、紙パック式ではあるもののブラシにホコリが絡みやすいのが気がかり。ブラシの取り出しにはコインが必要なので、お手入れはやや面倒でした。稼動音も68.2dBとうるさく、静かで使いやすいわけではありません。
惜しい点もあるものの、吸引力や使い勝手をとにかく重視するならそれほど問題なく使えるでしょう。人を選ぶ重量には注意してください。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.3L |
消費電力 | 200~1150W |
吸込仕事率 | 60~580W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 24.2cm |
本体奥行(公称値) | 34.8cm |
本体高さ(公称値) | 19.4cm |
総重量 | 3.8kg |
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集じん方式 | サイクロン式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | |
本体重量 | 2.5kg |
良い
気になる
日立グローバルライフソリューションズの「HITACHI パワかるサイクロン CV-SP300M-N」は、使いやすさと吸引力がそれなりにすぐれた掃除機がほしい人におすすめです。上位モデルの「HITACHI パワかるサイクロン CV-SP900M-V」とちがって、高集じんフィルターとワイド布団ブラシが付属していないものの、吸引力はほとんど変わらないため、コストを抑えたい方にとっては選択肢になるでしょう。
見えにくいゴミを浮かび上がらせる緑色LEDの「ごみくっきりライト」を搭載。ヘッドとパイプが床と平行になるため、狭いすき間もスムーズに掃除できるなど、使い勝手の良さでは今回検証したなかでもトップクラスの評価を得ました。
吸引力は悪くなく、床面の素材に関係なく2往復程度でゴミをしっかり取り除けるパワーを発揮します。ただし、その吸引力の強さゆえ、フローリングでも吸いつく感覚があり、大きなごみの吐き戻しも見られました。
ダストケースやブラシは水洗い可能ですが、ヘッドに髪の毛が絡まりやすく、お手入れのしやすさはやや物足りない印象です。使い勝手が良く、吸引力を重視する人にはおすすめできますが、床への吸いつきもあるためなめらかにスイスイ掃除したい人は不満を抱くかもしれません。ヘッドのお手入れも定期的に必要でしょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 0.25L |
消費電力 | 140~840W |
吸込仕事率 | 40~290W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 22.5cm |
本体奥行(公称値) | 30cm |
本体高さ(公称値) | 27.5cm |
総重量 | 3.64kg |
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集じん方式 | サイクロン式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | |
本体重量 | 2.23kg |
どの商品を選んでも軽量モデルの東芝「トルネオ」シリーズ。「トルネオミニ VC-C7-R」はそのなかでもとくに軽く、本体重量は2.23kgと最軽量クラス。かけ心地が断然ラクな自走式パワーヘッドを搭載しているうえ、パイプが伸縮するため身長や掃除したい場所に適した長さに調節できます。
軽量の秘密でもあるヘッド。炭素からなる繊維で作られたカーボン素材のため、ほかの掃除機と比べて非常に軽量ですが、吸引力の検証ではその軽さがむしろ仇に。フローリング・カーペットともに、ゴミへの吸着が足りずお菓子のゴミを引きずってしまいました。
また、ヘッドについては絡みにくさの項目でも低評価に。
特殊な編み加工を施した「からみレスブラシ」を搭載していますが、ほかの掃除機に比べてブラシの毛束が厚く、ホコリや髪の毛といった細く絡まりやすいゴミがわずかについてしまいます。ペットを飼っているなど毛のゴミが多く出る家だと、定期的なお手入れが必要になるでしょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 0.25L |
消費電力 | 約120~850W |
吸込仕事率 | 約20~290W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 22cm |
本体奥行(公称値) | 29.5cm |
本体高さ(公称値) | 25.5cm |
総重量 | 3.6kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約149〜248円 |
本体重量 | 2.41kg |
三菱電機の人気シリーズ「Be-K」の2017年モデルである「紙パック式クリーナー TC-FXG5J-A」。型落ちモデルとあって現行品より価格が安く、ヘッドはタービンヘッドで自走機能は搭載していません。
上位の同シリーズと比べて、ヘッドの縦幅が小さいのも気になった同機。一度に吸える量が少ないようで、吸えなかったぶんはヘッドで押しやる様子が見られました。
とはいえフローリングで検証したところ、新しいモデルにも継承された吸引力は十分で、押しやったゴミは復路でさらっと吸い切ります。ヘッドの下部が広くお菓子をわずかに引きずったものの、フローリングではほとんど吸い残しがありませんでした。
とはいえ吸引力を除くと、紙パック式でヘッドの毛絡みも少なめ。価格を抑えて買い替えたい人なら候補に入ってくるでしょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.5L |
消費電力 | 約300〜1000W(節電モード時) |
吸込仕事率 | 500~約100W(節電モード時) |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 21cm |
本体奥行(公称値) | 32.3cm |
本体高さ(公称値) | 21cm |
総重量 | 3.59kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約149〜248円 |
本体重量 | 2.42kg |
良い
気になる
三菱電機の「Be-K コード式掃除機 TC-FJ2DC」は、吸い込む力でブラシが回転するタービンヘッドなので自走はしないものの、本体は2.42kgと比較的軽く、持ち手は握りやすいよう工夫されています。
ただし、吸引力が高いとはいえません。実際にフローリングで検証したところ、往路で吸えたかと思いきや、電源を切ると大量のお菓子や砂を吐き戻しました。吸えているように見えた箇所にもザラつきが残っています。カーペットでも繊維の奥の砂が全体的に残っているのに加え、壁際のホコリもスルーしました。
かけ心地もよくありません。フローリングであってもヘッドの滑りが悪く、床材に引っ張られながら掃除しているようです。
床以外の掃除に便利な手元ブラシがついており、使い勝手はおおむね良好。しかし、吸引力をはじめ機能面で優れているとはいえません。型落ちモデルであれば、同じくらいの価格でより吸引力が高いパワーブラシのモデルも選べるため、そちらのほうがおすすめですよ。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.5L |
消費電力 | 300~1000W |
吸込仕事率 | 90~470W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 21cm |
本体奥行(公称値) | 32.3cm |
本体高さ(公称値) | 21cm |
総重量 | 3.8kg |
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集じん方式 | サイクロン式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | |
本体重量 | 2.5kg |
良い
気になる
フローリングでの吸引力は優秀。吐き戻しのせいでお菓子のゴミが残る結果となったものの、1往復で、すみずみまでゴミを取り除くことができました。
カーペットでは、端のゴミは少し取りにくい印象でしたが、ザラザラ感は残らず、2往復でほぼきれいに取り切ることができました。吸引力が強いため、かけ心地が滑らかではなく重く引っ掛かるような感覚があるのが惜しい点です。
ヘッドに髪の毛やホコリが絡んで残りやすく、お手入れの際も手間を感じるでしょう。フローリングでは申し分ない性能を発揮しますが、カーペットの割合が多い家は別の機種を検討するとよいかもしれません。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 0.25L |
消費電力 | 140~840W |
吸込仕事率 | 40~290W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 22.5cm |
本体奥行(公称値) | 30cm |
本体高さ(公称値) | 28.7cm |
総重量 | 3.75kg |
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集じん方式 | サイクロン式フィルターレス |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | |
本体重量 | 2.37kg |
コーポレートカラーの「東芝レッド」と丸みを帯びたコンパクトな本体が特徴の「トルネオV VC-SG930X」。集じん方式はサイクロン式で、ダストカップのフィルターには東芝独自のフィルターレスサイクロンが搭載されています。他社の商品と異なりフィルターにプリーツがないため、ホコリや髪の毛が引っかかりにくくお手入れもラクでしょう。
ワイドな吸い込み口を持つ「ラクトルパワーヘッド」が特徴ですが、カーペットでの吸引力の検証では低評価に。約380gと軽量なヘッドが裏目に出てしまい、固形のゴミの上を通過し、吸引後は青い砂が奥底に残っているのがはっきりわかります。
また、ヘッドのサイドは空白でフェルトやローラーもついていない構造のため、壁際のお菓子やホコリは引きずって吸い残してしまいました。
LEDライト搭載・2.37kgの軽量モデルということもあり、キャニスター掃除機のなかでは価格が高め。フィルターのお手入れのしやすさと壁際の掃除のしやすさに魅力を感じなければ、候補にはならないかもしれません。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 0.2L |
消費電力 | 約250~770W |
吸込仕事率 | 約50~180W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 18cm |
本体奥行(公称値) | 30cm |
本体高さ(公称値) | 27.6cm |
総重量 | 3.6kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約176〜450円 |
本体重量 | 2.28kg |
良い
気になる
吸引力はフローリングではかなり優秀。壁際にお菓子の欠片を2粒残しただけで、それ以外の範囲は完璧です。自走する感覚はないものの、滑らかかつ軽やかに動かせました。
一方、カーペットの掃除では、ホコリや砂をごっそり残す結果に。ヘッドの下部にあるフェルト素材とカーペットとの相性が悪く、ゴミへの吸着を邪魔します。さらに吸引力があまり高くないのもあり、電源を切るとゴミを吐き戻しました。かけ心地もよくなく、張りつきをフローリング以上に強く感じます。カーペットで掃除したいなら、パワーブラシを搭載したモデルを選びましょう。
ただし、LEDライトや手元ブラシなどの特殊機能はなく、使い勝手がよいとまではいえません。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.2L |
消費電力 | 250~870W |
吸込仕事率 | 80~350W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 21cm |
本体奥行(公称値) | 32.3cm |
本体高さ(公称値) | 19.4cm |
総重量 | 4.03kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約40円(各社共通タイプ) |
本体重量 | 2.96kg |
良い
気になる
UPstoreの「掃除機 紙パック式」は、ある程度の吸引力がある掃除機をとにかく安く購入したい場合に選択肢となる商品。
価格は1万円を切っており、スティッククリーナーと比べて格安機がそろうキャニスター掃除機のなかでも随一の安さです。コストを抑えるため、ヘッドはブラシのないフロアヘッド。実際にフローリングで使ってみたところ、壁際は少しザラつきが残ったものの、おおむねきれいに吸引できている印象です。
ただし、かけ心地はよくありません。本体重量は2.96kgとあまり軽くなく、自走もできないため、カーペットはおろかフローリングでも引っかかるような感覚がありました。
とはいえ、ブラシがないために毛が絡まる余地がないのはメリット。紙パック式なので、お手入れのしやすさも上々です。
格安モデルゆえに、LEDライトや手元ブラシなどの使い勝手をよくする機能は見られないものの、大手メーカーの型落ちモデルよりも安く、格安なスティッククリーナーよりはよく吸えます。とにかく安くメインの掃除機を手に入れたい人の候補といえるでしょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.4L |
消費電力 | 280~1000W |
吸込仕事率 | 80~300W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 24.2cm |
本体奥行(公称値) | 29.5cm |
本体高さ(公称値) | 22.2cm |
総重量 | 4.1kg |
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集じん方式 | サイクロン式フィルターレス |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約124〜383円 |
本体重量 | 2.64kg |
良い
気になる
パナソニックの「サイクロン式 キャニスター掃除機MC-SR620K-W」は、パナソニックの最新モデルがほしい人におすすめ。旧モデルと比較して目立った機能の追加や性能の向上は見当たらないものの、吸引力や使いやすさはしっかり備わっています。
フローリングでの吸引力は、奥や壁際にお菓子のクズを吸い逃した程度。苦戦する掃除機も多いカーペットでは、砂を含めほとんどゴミを取り切っており、取りこぼしは見当たりませんでした。本体重量は2.64kgと軽量で、工夫はないものの細くて握りやすい持ち手。加えて自走式なので、掃除中の負担も少ないでしょう。
ヘッドとパイプが平行になるので、テレビ台やソファの下も掃除がしやすく使い勝手は抜群。家具の下でも6.9cm以内の隙間であれば入り込めます。
ゴミ捨てはワンタッチでできますが、水洗いできる部分が限られます。また、ホコリががっつりヘッドに絡みついたにもかかわらず、ヘッドのブラシが外せない構造であるため、ブラシの手入れに時間がかかりそうです。
ブラシのお手入れの面ではやや手間がかかるものの、吸引力や使い勝手は申し分なし。とはいえ価格をふまえるとお得感は少なく、価格重視の人は旧モデルでも十分でしょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 0.25L |
消費電力 | 250~720W |
吸込仕事率 | 60~190W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 23.8cm |
本体奥行(公称値) | 32.7cm |
本体高さ(公称値) | 29cm |
総重量 | 4.42kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約176〜880円 |
本体重量 | 2.72kg |
ファンモーターに軽量アルミを採用し、本体の幅は23.6cmとコンパクトな日立の「かるパック CV-KP90J」。もともとモーターの製作所として創業した歴史を思わせる、強烈な吸引力を兼ね備えています。
パワーが強烈なこともあり、ホコリや軽いゴミを弾く様子も見られるものの、自分が吹き飛ばしたゴミに厚みのあるヘッドが吸着しながら吸い切ります。日立の掃除機のなかでは最も優秀な吸引結果でした。
カーペットが相手だと引っかかりも強くフローリング以上に重みが。しかしそのぶん丁寧にゴミを吸い切り、かけ直しの必要がありませんでした。
評価が大きく落ちたのは使い勝手の良さの項目。日立独自の緑に光るLEDライトが搭載されていないため、日中に見逃しがちな白っぽいホコリの吸引や暗い隙間の掃除は苦手です。
また、稼動音がトップクラスに大きいのも低評価になった一因。標準モードで76.9dBほどの音量で、弱モードにしても70dB前後と静かとは感じられません。時間や場所を選ばずにかけられるわけではないことを念頭に置いておきましょう。
コードの長さ | 5m |
---|---|
集じん容積 | 1.3L |
消費電力 | 約240~1170W |
吸込仕事率 | 約100~620W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 23.6cm |
本体奥行(公称値) | 35.1cm |
本体高さ(公称値) | 20.2cm |
総重量 | 4.44kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約176〜880円 |
本体重量 | 2.92kg |
ガッツリ吸い切る吸引力と軽さを兼ね備えた日立の「かるパック」シリーズ。ループ構造のブラシが毛やホコリをブロックする「からまんブラシ」、ヘッドの方向に応じて開閉しながらゴミを吸い切る「シンクロフラップ」など、日立の技術が搭載された1台です。
「かるパック」の名を背負いながら、疲れにくさの項目では低評価が目立った同機。本体重量は2.92kgと3kgに迫る重さで、軽量化し続けるほかの商品には一歩及びませんでした。
ヘッドの手前には掃除機のストロークを補助するフェルトブラシがついていますが、このフェルト部分に機動力がありません。そのせいか、自走式でありながらかけ心地は軽やかとはいえず、とくにカーペットでは引っかかって扱いにくい印象です。
重みがあるぶんゴミには吸着するようで、カーペットでの吸引力の検証ではスナック系のゴミや砂がうっすら残る程度でした。
疲れやすさは否めないものの、難易度の高いカーペットにも健闘した同機。吸引力と照らし合わせて総合的に考えれば許容できるレベルかもしれません。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.3L |
消費電力 | 約230~1180W |
吸込仕事率 | 約120~650W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 23.6cm |
本体奥行(公称値) | 35.1cm |
本体高さ(公称値) | 20.2cm |
日立 かるパック CV-KP300Kをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 3.66kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約40円(各社共通タイプ) |
本体重量 | 2.99kg |
良い
気になる
ヘッドは格安機に多いフロアヘッドですが、フローリングでもカーペットでも力強い吸引力を発揮しました。壁際にお菓子を残したり、くぼんだ部分の砂を吸えずに残したりと惜しい点もあるものの、この安さでこれだけ吸えれば十分でしょう。
紙パック式でゴミ捨ては楽ですが、格安モデルゆえにLEDライトや手元ブラシなど、使い勝手を考慮した機能もありません。価格にこだわる人ももう少しだけ出して、持ち手があるUPstoreの商品を買うのがよいでしょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.4L |
消費電力 | 1000W |
吸込仕事率 | 300W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 24.2cm |
本体奥行(公称値) | 29.5cm |
本体高さ(公称値) | 23.5cm |
山善 紙パック式掃除機 ZKC-300をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 2.31kg |
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集じん方式 | サイクロン式フィルターレス |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約176〜450円 |
本体重量 | 2.31kg |
良い
気になる
ヘッドが自走式で、本体重量は2.31kgと軽量で疲れにくさは十分。テレビ台やソファ下の掃除もしやすい設計で、手元ブラシもあるため便利に使えます。ただし、ヘッドを外すのにしゃがむ必要がある点や、ヘッドライトがない点で上位商品にはおよびません。
吸引力はいまひとつで、フローリングは奥の壁に吸い残しが見られ、カーペットは全体的にゴミが残りました。標準モードの稼動音は平均65.2dBと検証したなかでは小さめ。一般的な掃除機レベルの音量といえます。
吸引力や日々のお手入れに不満を感じる可能性が高いでしょう。トルネオシリーズにこだわるなら、旧モデルや安い中古品を検討するのがおすすめですよ。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 0.2L |
消費電力 | 約250~770W |
吸込仕事率 | 約50~180W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 18cm |
本体奥行(公称値) | 30cm |
本体高さ(公称値) | 27.6cm |
総重量 | 4.27kg |
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集じん方式 | サイクロン式フィルターレス |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約124〜383円 |
本体重量 | 2.66kg |
良い
気になる
パナソニックの「Panasonic 電気掃除機 MC-SR41K-A」は、フローリングの掃除がメインで、ノズルの交換をスムーズに行いたい人におすすめです。フローリングに対する吸引力は申し分ありません。ゴミが残りやすい壁際でもゴミを残しませんでした。
床だけでなく子ノズルで狭いすき間や高い所などを掃除する際は、ノズルはペダルを踏むだけで交換可能。パナソニック独自の親子ノズル構造で、家中の掃除もスムーズに進められるでしょう。
一方、フローリングはほとんど完璧にゴミを吸い取れたのに対して、カーペットの吸引力はいまひとつ。とくに壁際や手前に細かいゴミが残ってしまいました。本体の重量は2.66kg・総重量は4.27kgと平均的なものの、自走式ではありません。重量と構造も相まって、カーペットの上の掃除は負担が大きいでしょう。
髪の毛が絡みやすいにもかかわらず、ブラシが外せず掃除しにくいのも難点。さらに稼動音は66.9dBと、60dB以下の商品に比べると大きめなので、夜間や早朝の掃除は避けたほうが無難でしょう。
快適に使える条件は限られるものの、使い勝手のよさやフローリングの吸引力は申し分ありません。カーペットを敷いていない部屋の掃除には使いやすいですよ。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 0.25L |
消費電力 | 約250~720W |
吸込仕事率 | 約60~190W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 23.8cm |
本体奥行(公称値) | 32.7cm |
本体高さ(公称値) | 29cm |
総重量 | 4kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約124〜383円 |
本体重量 | 2.73kg |
良い
気になる
パナソニックの「MC-PJ23A」は、新商品ながらやや低価格帯のキャニスター掃除機。しかし、性能に特筆する点が見当たらず、型落ちモデルが豊富なキャニスター掃除機のなかでは、コスパのよさを感じにくい結果でした。
自走式パワーヘッドが主流とされる現在、本商品はゴミを吸う力でブラシが回転するタービンヘッド。フローリングではゴミの取りこぼしがほとんどなかったものの、ブラシがうまく回転しないぶんカーペットの繊維に絡んだゴミはあまりかき出せませんでした。また、電源を切ると、集じん部に到達しなかったゴミがヘッドからこぼれるのも気がかりです。
本体重量は2.73kgと重いうえ、自走機能もなし。とくにカーペット上では扱いにくく、昔ながらのキャニスター掃除機に近い使い心地といえます。
紙パック式なのでゴミ捨ては手軽ですが、ブラシのお手入れにはコインが必要。前方のゴミを照らすLEDヘッドライトもなく、使い勝手のよさもいまひとつです。稼動音は標準モードで66.6dBと、ほかの掃除機と比べても大きめなので、使うタイミングを考慮する必要があるでしょう。
吸引力や扱いやすさなどをふまえても、現段階ではおすすめとはいえません。型落ち品であれば、さほど変わらない価格でパワーブラシを備えた商品を選べるので、そちらのほうが損はないでしょう。
コードの長さ | 5m |
---|---|
集じん容積 | 1.3L |
消費電力 | 200~1150W |
吸込仕事率 | 60~560W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 24.2cm |
本体奥行(公称値) | 34.8cm |
本体高さ(公称値) | 19.4cm |
総重量 | 4.2kg |
---|---|
集じん方式 | サイクロン式フィルターレス |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | |
本体重量 | 2.63kg |
良い
気になる
パナソニックの「Panasonic サイクロン式キャニスター掃除機 MC-SR42K-A」は、掃除を定期的にしている人におすすめ。本体重量が2.63kgと軽いほうで、長時間使用しても腕が疲れにくい印象でした。ペダルを踏むだけでヘッドを外せるため、ノンストップで掃除機をかけられます。
フローリングでの吸引力が高く、まんべんなくゴミをしっかり吸い取りました。さすがパナソニックといった印象で、ゴミを見つけようと思っても見つかりません。カーペットの壁際や手前には見てわかるくらいゴミが残りましたが、中央の表面のゴミは十分に吸い取れています。
一方でお手入れはしにくく、髪の毛が絡みやすいうえにヘッドのブラシを外せないのが難点。そのうえゴミを捨てるまでに工程が多く、ワンタッチでは捨てられません。
ほかの商品同様に運転音は大きめで、標準モードで平均65.8dBを記録しました。時間帯を選ばず使いたい人には向きません。
軽さと使い勝手のよさが魅力で、吸引力もフローリングなら申し分なし。とはいえ総合力に欠け、価格をふまえるとほかの商品も検討するほうがよいでしょう。
コードの長さ | 5m |
---|---|
集じん容積 | 0.25L |
消費電力 | 約250~720W |
吸込仕事率 | 約60~190W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 23.8cm |
本体奥行(公称値) | 32.7cm |
本体高さ(公称値) | 29cm |
総重量 | 4.77kg |
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集じん方式 | サイクロン式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | |
本体重量 | 3.22kg |
良い
気になる
ダイソンの「DC48 Turbinehead」は2013年に発売されたDCシリーズのマイナーチェンジモデル。「DC46」に比べて1kg以上軽量化された本体や、標準モードなら70dBを切ることもある稼動音など、使いやすさの点で進化を続けています。
一方、とくに疲れにくさの項目では評価を落とす結果に。
最新機種では見る機会が少なくなったタービンヘッドの同機。とくにカーペットにはヘッドが吸いつきすぎて掃除機を進めるのがやっとでした。カーペットで使用する際はモードを弱モードに変更するなど、調整しながら使うのが良さそうです。
また、ホースが長すぎて掃除機の操作がしにくいのも気になりました。手元の影響を受けて本体が曲がってしまう場面もあり、移動するたびに小さなストレスが積もっていくでしょう。軽さや使い勝手の面ではほかの商品に軍配が上がります。
一方吸引力は未だ現役で、カーペットではかけ直しが必要ないほどのパワーを発揮。ヘッドとパイプの接続部分にローラーがついていることもあり、壁際にもぐにゃぐにゃと曲がりながら張りつきました。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 0.5L |
消費電力 | 1150W |
吸込仕事率 | 不明 |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 19.3cm |
本体奥行(公称値) | 36.1cm |
本体高さ(公称値) | 25.3cm |
総重量 | 4.12kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約176〜880円 |
本体重量 | 2.71kg |
良い
気になる
日立の「かるパック CV-KV70L」は、同社の「かるパック CV-KP90L」と比べて数字が小さいことからわかるとおり、ヘッドの性能や付属品がやや限られているモデルです。軽さや使い勝手の面ではほかの掃除機にリードされましたが、そのぶん価格は抑えられています。
一方カーペットでは、繊維の奥に沈んだ砂はおおむね吸引したものの、全体にお菓子を広げたのが気になります。かけ心地はさすが日立らしく軽やかで、引っかかる感じもなかっただけに、吸引力のスコアが伸び悩んだのが残念です。
「かるパック」というものの、本体の重さは2.71kgとキャニスター掃除機のなかでは標準的。オーソドックスなタービンブラシゆえに自走もしないので、より爽快な使い心地を求める人には向かないでしょう。さらに、ヘッドを倒しても床と平行にならず、家具の下を掃除しづらい点も気になりました。
より高性能で低価格な型落ちモデルが多数販売されているので、そちらを検討したほうがよいでしょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.3L |
消費電力 | 240~1180W |
吸込仕事率 | 100~600W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 23.6cm |
本体奥行(公称値) | 35.1cm |
本体高さ(公称値) | 20.2cm |
総重量 | 4.49kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約176〜880円 |
本体重量 | 3.24kg |
日立「紙パック式クリーナー CV-VP5」は、2010年に発売されたモデルで、同社の商品としては価格が抑えられているのがポイント。パイプは手で回しながら着脱する方式で、ヘッドにLEDライトもありません。やや時代を感じる使い勝手といえるでしょう。
一方、フローリングでの吸引力は高く、旧式らしからぬパワーを発揮し、1往復でゴミをさっぱりと吸い切りました。また、ヘッドがぐにゃぐにゃと動くため、家具や椅子の脚まわりには上手く沿わせられるでしょう。
一方吸わせたい方向に当てようとしたときも、勝手にヘッドが曲がってしまうことも。検証では、ゴミを撒いた範囲からヘッドがずれ、お菓子を枠線の外に散らしました。
さらにヘッドの上部・下部・両サイドに吸い込み口以外の空白部分がそれぞれ広いのも気になります。カーペットの検証では、壁際にゴミを押しやったまま吸わずに戻ってきたり、時間をかけて吸っても吸わなかったりと、モヤモヤする結果に。かけ心地は悪くなるものの、強モードで吸わないとゴミを吸い残す結果になるでしょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.5L |
消費電力 | 約1000~300W |
吸込仕事率 | 約530~80W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 25.6cm |
本体奥行(公称値) | 28.8cm |
本体高さ(公称値) | 21.4cm |
総重量 | 4.19kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約124〜383円 |
本体重量 | 2.90kg |
良い
気になる
パナソニックの「紙パック式キャニスター掃除機 MC-PBKN6A-H」は、2017年に発売された商品ですが、今なお型落ちモデルとして一定の人気を得ています。一方、検証では肝心な吸引力に欠け、おすすめとはいいがたい結果でした。
吸い口の上下・左右の空白部分が広く、フローリングであってもゴミを吸い切れずに押し広げます。また、そもそもの吸引力が弱く、カーペットではパワーが足りずこちらも通過。砂は一度で吸い切れず、何度も往復する必要がありました。さらに、電源を切るとヘッドから大量のゴミが吐き出され、かえって散らかってしまいます。
紙パック式なのでゴミは簡単に捨てられるものの、ヘッドのお手入れにコインを要する点はやや手間。稼動音も標準モードで68dBとやや大きく、使い勝手の面で選ぶ理由はほとんどないといえます。
パナソニックながらやや低価格で購入できるのは魅力的ですが、使い勝手は時代遅れな印象。安さに惹かれる人であっても、別の型落ちモデルや格安機を選ぶのがよいでしょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 1.3L |
消費電力 | 150~1000W |
吸込仕事率 | 60~470W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 24.3cm |
本体奥行(公称値) | 34.8cm |
本体高さ(公称値) | 19.6cm |
総重量 | 4.93kg |
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集じん方式 | サイクロン式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | |
本体重量 | 3.81kg |
2011年に発売された「EC-CT12」。発売から10年以上経ってもAmazonの売れ筋ランキングではいまだに上位に輝いています。タービンヘッドにも毛やゴミが絡むことなく、フィルターに詰まったゴミをそぎ落としてくれる「フィルターセルフクリーニング」構造のため、お手入れはラクな1台です。
フローリングの吸引力の検証でも問題なく、最新機と比較してもほとんど遜色がない結果に。ヘッドの上部にはローラーがあるため、壁際にもスムーズに進み、細かいゴミを残しません。
評価を大きく落としたのはカーペットでの吸引力。摩擦面が多いと吸引力が落ちる傾向があるタービンヘッドということもあり、強モードにしてもブラシが回転せず、ほかの商品の標準モード程度のパワーしか発揮しませんでした。
加えて、本体の重量は3.81kgと最新・最軽量の商品の2倍ほど。自走式でもないため、かけ心地については我慢が必要でしょう。
型落ちモデルということもあり価格は安いので、「フローリングでの吸引力が高い掃除機を安く買いたい」という人なら候補に入れても良いかもしれません。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 0.35L |
消費電力 | 約240W〜1000W |
吸込仕事率 | 450W~約70W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 25.7cm |
本体奥行(公称値) | 36.3cm |
本体高さ(公称値) | 24.8cm |
シャープ 遠心分離サイクロン掃除機 EC-CT12をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
総重量 | 4.02kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約40円(各社共通タイプ) |
本体重量 | 3.04kg |
全国に店舗を展開している大手家電量販店のビックカメラ。メーカー独自の家電製品も展開しており、「ORIGINAL BASIC 紙パック掃除機 CPA201BK-WH」は2020年に発売されながらも、今なお人気を誇るビックカメラの定番シリーズです。
ヘッドはシンプルな構造のタービンヘッドを採用しており、フローリングであっても張りつきが感じられるほど。さらにヘッドの上部に吸い込み口も溝もないため、ゴミが吸い込まれていきません。ホコリや砂を軽々と吸えたことからパワーは十分だとわかりますが、ヘッドの構造上軽いゴミを散らすのが気になります。
カーペットでも同様に張りつきが強く、吸引力が高いあまり枠線のテープを吸うほど。張りついたままゴミを吸わずに押し込んでしまい、壁際にホコリやお菓子が残る結果に終わりました。
自走機能が搭載しておらず、本体の重量は3.04kgと重め。ホース・ヘッドも含めた総重量は4kgを超えており、持ち運びには苦労します。
コードの長さ | 約5m |
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集じん容積 | 1.4L |
消費電力 | 1000W |
吸込仕事率 | 270W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 24.2cm |
本体奥行(公称値) | 29.5cm |
本体高さ(公称値) | 22.2cm |
総重量 | 6.31kg |
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集じん方式 | 紙パック式 |
紙パック1枚あたりの価格(目安) | 約385〜578円 |
本体重量 | 4.78kg |
ドイツで1899年に創業した家電メーカー・Miele(ミーレ)。20年の使用を想定した耐久性のテストをクリアした商品のみ発売されています。
今回検証したエントリーモデルの「Compact C1 SCAO 3 W Pure Suction」はクラシカルなフロアヘッド。床に張りつきながら進むうえ、ブラシ部分にホコリや髪の毛が絡むため、吸引力の検証ではほとんどゴミを奥に押しやるだけになりました。吸い口とヘッドの間に隙間があるため、押しやったゴミを吸うことも叶いません。
吸引モードは静音モードからカーペットを吸うときのモードまで計6モードまで変更可能。さらにハンドル部分には排気口のカバーがあり、開くと吸引力が下がり、閉じると吸引力が上がる仕様もあります。モード切り替え部分の近くにはイラストや短いテキストがあるものの、日本の商品には見られない細かいカスタマイズ機能に最初は戸惑うかもしれません。
何より、ヘッドや本体の重量が国内モデルの倍以上におよぶ本商品。もはやキャニスター掃除機のマスト機能と化している自走機能がなく推進力に欠けるうえ、持ち手もありません。体力がある人でも毎日の掃除はしんどく感じられるでしょう。
コードの長さ | 5m |
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集じん容積 | 3.5L |
消費電力 | 1000W |
吸込仕事率 | 200W |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ゴミセンサー付き | |
本体幅(公称値) | 25.3cm |
本体奥行(公称値) | 42.8cm |
本体高さ(公称値) | 23cm |
マイベストではベストなキャニスター掃除機を「1往復で壁際や隙間の細かいゴミまで完全に吸えるほど吸引力が高く、毎日でも家中を掃除したくなる商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のキャニスター掃除機47商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。
検証①:吸引力の高さ(フローリング)
検証②:吸引力の高さ(カーペット)
検証③:疲れにくさ
検証④:使い勝手の良さ
検証⑤:お手入れのしやすさ
検証⑥:静かさ
今回検証した商品
フローリングでの吸引力がすぐれた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「壁際の細かい砂まで1往復で吸い切る商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
今回はフローリングに15cm×40cmの枠線を作成し、枠内に一定量のゴミをまいてから各製品の標準モード(標準モードがない場合、それに準ずるモード)でスイッチを入れ、ヘッドを1往復させました。
使用したゴミは以下のとおりです。
その後、テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
カーペットでの吸引力がすぐれた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「壁際や全体に加えて、繊維の奥の細かい砂まで1往復で吸い切る商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
今回は毛足9mmのカーペットに15cm×40cmの枠線を作成し、枠内に一定量のゴミをまいてから各製品の標準モード(標準モードがない場合、それに準ずるモード)でスイッチを入れ、ヘッドを1往復させました。
使用したゴミは以下のとおりです。
その後、テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
今回は、疲れにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「掃除中も持ち上げて移動するときも、負担を感じない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
使用できる状態まで組み立てたキャニスター掃除機の重量と、集じん部のみの重量をそれぞれ計測。
重量の計測に加えてテスターが各商品をチェックし、疲れにくさにかかわる観点ごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
<検証で使用した測定器>
今回は、使い勝手がすぐれた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「アタッチメントのつけ替えの手間が少なく、あらゆる場所を一気に掃除できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下の観点ごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
今回は、お手入れがラクな商品としてユーザーがとても満足できる基準を「掃除の手間がほとんどなく、隅々まで綺麗にできる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下の観点ごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
今回は静音性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「近くで使ってもあまりうるさく感じない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
各商品の標準モード(標準モードがない場合、それに準ずるモード)と強モードで稼動させ、1.5m離れた位置から騒音計で稼動音を計測。日本騒音協会が公開している基準と目安を参照したうえで、60dBを上限に、静かなものほどおすすめとしてスコア化しました。
キャニスター掃除機の掃除のコツについてご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
掃除機は、かけ方ひとつで吸い取り量が変わります。前後のスイングスピードやスイング幅を一定にし、1往復5~6秒かけてゆっくり動かしましょう。
力を入れてゴシゴシと素早く動かして掃除機をかけると、掃除機の性能を発揮し切れないばかりか、疲れるうえに吸引できるゴミの量も少なくなってしまいます。
日中は、自分や家族が何かしら活動しているので、家の中のホコリは空中を浮遊しています。しかし、動きがほとんどなくなる夜中になれば、フワフワと床に落ちてきます。そのため、ホコリが舞っていない朝一番が掃除機をかける最も良い時間帯といえます。
掃除機をかける前にウエットシートで軽く床を拭いておくのもよし。ホコリや塵が舞うのを防いでくれるので効率的ですよ。
畳を掃除する場合は、夜の時間帯にかけるのがおすすめです。畳に潜んでいるダニは夜行性のため、暗くなるとエサを探しに表面に出てきます。その性質を利用して、ホコリと一緒に出てきたダニも吸引できますよ。
しかし、集合住宅に住んでいる人は騒音対策にも気をつけてくださいね。夜の掃除機がけが難しい場合は、日中部屋のカーテンを閉めてから1〜2時間経ったころに掃除機をかけてみてください。夜になったと勘違いして出てきたダニを吸い取れますよ。
布団クリーナーでダニ対策をすることもおすすめです。布団クリーナーのなかには温風を出してくれるものもあるため、熱に弱いダニには効果てき面といえます。掃除機のなかでは比較的安価なため、ダニ対策を徹底した人はサブの掃除機として購入を検討するとよいでしょう。
今回はパナソニック・日立・東芝・ダイソンのキャニスター掃除機を紹介しましたが、ほかにもキャニスター掃除機を販売しているメーカーは多数あります。以下のコンテンツでは、紹介しきれなかったメーカーの三菱・ミーレ・シャープのおすすめの掃除機や選び方を詳しく解説しているので、気になる人はぜひチェックしてくださいね。
1位: 三菱電機|Be-K|紙パック式掃除機|TC-FM2C-A
2位: 日立グローバルライフソリューションズ|HITACHI|紙パック式クリーナー かるパック |CV-KP900L-N
3位: パナソニック|Panasonic|紙パック式キャニスター掃除機|MC-JP850K-C
3位: 三菱電機|Be-K|紙パック式掃除機|TC-FD2D-N
5位: 三菱電機|Be-K|紙パック式掃除機|TC-FXF7P-T
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
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