元モーニング娘。でタレントの藤本美貴が21日、公式YouTubeチャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』を更新。「産後1カ月で夫がレイトショーに出かけた」という30代女性のモヤモヤに答えた。

夫「子供が寝ている時間なら大丈夫でしょ?」

藤本美貴

2歳と0歳の子供がいる相談者は、「下の子が生後1カ月になったころ、夫が映画を観に出かけたいと言い出した」と吐露。夫は、「子供が寝ている時間なら大丈夫でしょ?」とレイトショーに出かけたというが、当時は、夜間授乳による寝不足や上の子のイヤイヤ期で疲れ切っていた状態だっため、「せめて私の心と体が回復して、“子供は任せて!”と言えるころまで待ってほしかった」とモヤモヤを吐き出した。

相談者の夫は、映画を観に行くぐらいしか趣味がないそうで、藤本は、「いいじゃんね? 息抜きは大事だと思わない?」「どうしても観たいって言われたら、全然いいけどな」と回答。産後すぐで余裕がなかった相談者だが、「(夫が)いなきゃいないで、諦めちゃえば意外に楽じゃないのかな」と話し、「自分と子供以外のことは気にしなくていいと思ったら。考え方をちょと変えれば、気持ちが楽になる」とアドバイス。例えば、寝かしつけたばかりの子供を夫が起こしてしまう場合もあるため、「“いても地獄いなくても地獄”って感じ(笑)。だから、気持ち次第なんだよね」とキッパリ語った。

続けて、「たまの趣味を奪うんじゃなくて、“だったらこれお願いできる?”って言うほうが、平和な気がする。“私もできないんだから、あなたもダメ! 行っちゃダメ!”みたいなのは、あんまり幸せにはつながらない」と伝えた藤本。「全部我慢しろっていう話じゃないし、頻度もあるだろうし、産後も疲れ具合もあるだろうけど」と前置きしながら、「“じゃあこうしてくれる?”っていう駆け引きのほうが、お互いに幸せ」だと強調。自身の場合は、夫の庄司智春が、夜中の寝かしつけを担当していたそうで、「“この時間はお願いしていい? 疲れてるから”って言うほうが、幸せに、笑顔に近いのかなって思いますね」と実感を持って話していた。

また、「お互いに我慢しつつ、お互いにやりたいことをやるのが一番ベスト」だと伝えた藤本は、「産後のつらさはわかんないじゃん! って言うのはやめましょう。絶対にわからないから。出産の痛みも、生理のつらさも、生物的にわからないから。これを言ってるうちは、何も起きないから、言うのやめて」と呼びかける場面も。最後は、「それとは別に、自分が今大変なこと、やりたいことを、お互いにどうしたらできるかな? っていう助け合いのほうが早いと思う」と自身の考えを伝えて締めくくっていた。

視聴者からは、「ミキティって本当に幸せになれる思考や強さを持ってる」「すごく前向きになれるいい回です」「改めてミキティすげぇって思わされた」「ミキティの解決法が的確すぎ」「すごーく響きました」など、称賛する声が寄せられている。

【編集部MEMO】
藤本美貴が「新しい自分を発掘」すべく、色々なヒト・モノ・コトと出会い、好きなことを見つけ、やりたいことをやっていく様子を届ける目的で、2019年10月に開設したYouTube公式チャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』。4年前のブログでは、「17歳から芸能生活をしてきてありがたい事に守られた環境だったからこそ本当に知らないことや、やった事が沢山あったり…これから色んなYouTubeを通して経験して34歳から新しい藤本美貴を発掘できればいいなと思っています」と意気込みをつづっていた。最近は、視聴者の悩みに答える「ミキティ人生相談」のほか、夫・庄司智春(品川庄司)とのプライベート映像も人気を集めている。