サンスターグループは1月28日、「歯の着色汚れに関する意識調査」の結果を発表した。一般消費者(15歳~69歳の男女)1,000名を対象にした調査は2024年12月4日。20歳~79歳の歯科医療従事者(歯科医師・歯科衛生士)140名を対象にした調査は2024年12月7日~8日、それぞれインターネットで行われた。
歯の着色汚れを気にしている人は5割超
「歯の着色汚れを気にしていますか?」という質問に対して、生活者の55.6%が「はい」と回答し、約半数以上(55.6%)が歯の着色汚れを気にしていることが分かった。
正しいオーラルケア方法を知らない人は8割超
コーヒー、紅茶、チョコレート等の飲食により、着色汚れが蓄積することを紹介した上で、飲食後の正しいオーラルケア方法を知っているかどうか生活者に尋ねたところ、8割以上(84.1%)の人が「知らない」と回答。さらに、着色汚れを気にしている人の中でも、7割以上(75.2%)が飲食後の正しいオーラルケア方法を知らないと回答した。
コーヒー・紅茶飲用後のお口のケア実施率
コーヒー・紅茶の飲用後にお口のケアをしているかどうか質問したところ、生活者のオーラルケア実施率は2割(18.5%)を下回ったが、歯科医療従事者は4割以上(43.6%)となり、2倍以上の差が明らかになった。
歯科医療従事者がおすすめする着色汚れケア
歯科医療従事者向けに、着色汚れが気になる場合の行ったほうが良い飲食後のケアを質問したところ、1位:水ですすぐ(70.7%)、2位:ハミガキでブラッシング(68.6%)、3位:マウスウォッシュ(洗口液)でケア(30.7%)の順で回答が多い結果となった。
外出時必ず持ち歩くオーラルケアアイテム
生活者が持ち歩くアイテムは、1位ハブラシ(18.2%)、2位ハミガキ(14.6%)、3位ガム(8.7%)が上位になった。歯科医療従事者は1位ハブラシ(51.4%)、2位フロス(25.0%)、3位マウスウォッシュ(洗口液)(22.9 %)が上位となり、口腔ケア意識が生活者と比較して高いことが分かった。