20代の現役ママが明かす「スナックで“リアルに”嫌がられること」7選
東京の上野でスナックを営む大谷麻稀です。会社員を辞め、未経験の水商売で独立してから、はや2年。日本の一大飲み屋街で昼も夜も見てきた女が、今夜のお酒がちょっぴり美味しくなるコラムを発信します。
年末年始、上司や先輩に連れられて初めてスナックを訪れた若い方も多いのではないでしょうか。アットホームな雰囲気や温かな会話に、「これが大人の社交場か」と新鮮に感じた方もいるのでは? 最近では、スナックに通う若い世代の方も増えています。
そこで今回は、20代、30代の方に向けて、スナックを訪れる際に知っておきたいマナーをご紹介します。お店や他のお客様に歓迎され、心地よい時間を過ごせるように、以下のNG行為をチェックしてみてください。
スナックは基本的に、小箱が多いです。カウンターだけのお店も多く、10名入れば満席という場合もあります。「大人数で来てやってるんだからお店にとっても嬉しいでしょ」……そう考える人もいるかもしれませんが、実際はあまり歓迎されません。
スナックは1名で来る常連客が多く、次に繋がるか分からない初見の10名よりも、安定的に来店してくださる常連客が10名座れた方が長期的に見て良いのです。仮に満席にはならなかったとしても、団体の中にポツンと1人でいるのは居心地が悪いものです。
大人数で訪れる際は、事前に予約の連絡をするか、貸切可能な店かを確認してからにしましょう。
若い方に多いのが、お酒の乾杯をする前から早々に始めるカラオケ大会。カラオケ自体は雰囲気を盛り上げるきっかけになってありがたいのですが、ずっと同じグループがマイクを独占しているのは困りものです。
「歌だけが目的ならカラオケボックス行けば良いのに」と考えるママさんや常連さんも多いのが実情です。スナックはあくまでコミュニケーションを楽しむ社交場。カラオケをする際は、他のお客様への配慮を忘れずに。
若い団体は飲み曲で盛り上がることもあります。1曲や2曲なら良いのですが、『おジャ魔女カーニバル!!』に続いて、「おじいちゃん、おじいちゃん(キセキ/GReeeeN)」、「すーいすーいすいすいすい(さくらんぼ/大塚愛)」と、10曲連続で飲み曲が続くと、大人の社交場にはそぐわない雰囲気になります。
自分たちのグループだけでなく、他のお客様のテンションも見極めて選曲しましょう。
①大人数で突撃
②カラオケ独占
③飲み曲の連投
上野にてスナックを経営する28歳。大好きなお酒にコミットするべく鉄道会社を退職し、ほぼ未経験の世界へ転身。TOEIC910取得。趣味は海外一人旅。
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