お局さまのお通りだい

より自由に より楽しく シンプルな魅力で輝く毎日

どうしても婦人服店を持ちたい人必見!失敗者からの「3つ」の忠告

3つ忠告する女性

 

わたしは、

自分の婦人服のお店を

開くことには絶対反対です。

 

でも、昔のわたしみたいに

人の忠告も耳に入らず、

突っ走ってしまう人も

いると思います。

 

どうしても自分の店が持ちたい。

そんな人に、

痛い目にあったわたしから、

どうしてもやるなら

3つだけ守ってほしい

忠告があります。

 

 

 

人通りの多い場所に店を出す

 

人通りの多い店に立つ女性

 

お店は立地が全てです。

飲食店ならまだしも、

物販で路地裏など、

人通りの少ない所で営業しても

まず無理です。

 

わたしがお店を開いた場所は、

商店街の外れ。

そこからまた50m程、

路地に入った所でした。

大きな看板を作って、

矢印で店があることを表示しました。

でも、お客さんは

足の向きを変えてまで

来てはくれませんでした。

 

お客さんが店に来てくれないのに、

値下げもへったくれも

ありません。

見てくれないのに

売れるはずがありません。

商品うんぬん以前の問題でした。

 

前に働いていた婦人服のチェーン店は、

すべて、インショップでした。

集客は、ショッピングセンターが

全てしてくれていたので、

それ以外の事だけに

集中していればよかったわけです。

集客、そのことの重要性を

理解できなかった、

わたしのお恥ずかしい話です。

 

お店の保証金は返ってきます。

少々無理をしても、

インショップにするか、

路面店なら、最低限の

人通りのある場所がベストです。

 

もう一度言います。

お店は立地が全てです。

必ず、人通りの多い所を選んで下さい。

 

 

お店にお金をかけない

 

お店にお金をかけない女性

 

お店にお金をかけない。

極端な話、内装、外装はいりません。

自分でできる所は全て自分でする。

什器やレジも中古で十分。

まずはテスト。

ぐらいの気持ちで

小さく始めて下さい。

いけると思ってから、

少しずつ大きくしていっても

遅くはありません。

見栄は捨てて下さい。

 

わたしみたいに、

ドカンと勝負にいって

取り返しのつかない所まで

いってからでは手遅れです。

 

とにかく、お店にお金はかけない。

立ち直れない程の勝負は

絶対にしないで下さい。

 

 

商品の支払いは全額払う

 

全額支払う女性

 

商品の仕入先(メーカー)

との付き合い方のお話しです。

わたしもメーカーにいたので

わかりますが。

やはり、売上の多い得意先を

優遇します。

利益を上げなくてはいけないので、

当然のことです。

それと、展示会に来てくれて

シーズン前に注文を頂けるお店。

メーカーと共に、

ある程度のリスクを

一緒に持って頂ける。

こんな得意先も優遇します。

 

新しく持つお店は、

このどちらにも当てはまりません。

いきなり多くの売上は

期待できませんし、

一つのメーカーの

展示会で多くの商品を

注文するのも

あまり現実的ではありません。

 

自分の目利きによって、

これだと思う商品を

少しずつ仕入れるのが

理想ではないでしょうか。

 

メーカーは、ワンシーズンでも

かなりの型の商品を作ります。

その中でも売れ筋商品は、

放っておいても売れていきます。

 

お店からちょこっと来て、

売れ筋商品をだけを、

つまみ食いみたいに

少しだけ買っていかれても、

メーカーにとっては

ほとんどメリットはありません。

 

それでもメーカーと

良い関係を築く方法が

一つだけあります。

それは、買わせて頂くという

謙虚な低姿勢で接する。

そして支払いは必ず全額支払う。

ということを守ることです。

 

売上が昔みたいに

伸びなくなってからは、

少しずつでもいいので

確実に売って、確実に回収する。

という風に変わってきています。

メーカーも資金繰りが大変なので、

6掛けの支払いが普通という

アパレル業界の慣習の中で

毎月全額支払ってくれる

得意先は有り難い存在です。

 

これを毎月きっちり守っていれば、

たとえ売上が少なくても

メーカーはちゃんとした対応をして、

協力してくれるはずです。

 

 

以上、

痛い目にあったわたしからの、

3つの忠告でした。

 

 

どうしてもお店を持ちたい方。

やるからには、

絶対に、わたしの

二の舞いは踏まないで下さいね。

ぜひ、成功させて下さい😊