おはよう!
お久しぶりの日曜日さん到来です。
ざべすは「もしかして、日曜日さんもイヤになってきてくれないこと、あるかもしれないな」って思ってました。ざべすはなんとなくおんもに行きたくない日があるからです。生きているとそういうこともあります。だからこうして日曜日さんが再びめぐってきてくれて、ひときわうれしいです。
ざべすはこのところ、いろんなことがあって、ちょっとどたばたしていました。
まず、ある朝のことです。
ぽーちゃんがシャトレーゼのちらしをじっくり読んでいたので、ざべすも一緒に読みました。
このちらしを読んでいるとき、雨子が気になることを言いました。「ぽーちゃんはほんとにシャトレーゼのちらしが好きだねえ」と。ぽーちゃんは、「うん、ぽーちゃん、ちらし、好きー」と答えました。ざべすは心配になりました。「ちらしを見るだけで、ケーキはなしなの? まさか、ケーキ、食べないの?」と。
そう思って「むう」とうなっていると、雨夫がケーキを買ってきてくれました。
おいしかったし、ひとあんしんしました。
また別の日、「今日は鰻を食べに行こう」ということになり、みんなでうわーいとお出かけしました。街の鰻屋さんをめざしてわくわく歩きました。鰻屋さんは満席でした。ざべすたちは諦めました。鰻は貴重なので、鰻屋さんも貴重です。この鰻屋さんはその日の鰻がなくなったらもうその日はおしまいなので、ざべすたちの「鰻食べに行こう」という気持ちとお店の状態がうまく合致するかどうかわからないのです。鰻、もう何年も食べていません。
この日はそんなわけで「三割おいしい」とうわさの餃子を食べに行きました。
いったい、なにと比較して三割おいしいのか、それがわからないまま、ざべすたちはその餃子を食べました。全員一致で「意外とおいしい!」と言いました。それで、この「意外と」が「三割」と関係あるのではないかと考察を重ね、「期待するより三割おいしい」ということなのではないかと一応の結論にたどりつきました。体験としてはそんな感じです。
意外とおいしい餃子を食べて意外な満足を得たのはいいのですけれど、「鰻食べたい気がする」という勢いはその後も城内でくすぶり続けました。
ニホンウナギは絶滅危惧種なので、獲ること、養殖することなどが許可制になっています。食べるときは、違法に取引されたものではないシラスウナギで養殖されたニホンウナギを選んで食べることが大切です。
だからちゃんとしたところで食べたいのです。
それがついにやってきました。「今日もダメかな」と思いつつ行ったら、今度は鰻屋さんに入れたのです。盛りのいいお重と、軽いお重とで悩んで、軽い方にしました。そのかわり、肝吸いをつけてもらうことにしました。
ぱりぽりと奈良漬けを食べていると、それはやってきました。
おいしかったあ。
ふわっふわでねえ。しみわたりました。
次に「鰻食べたい」の波がやってくるのが何年後かはわかりませんが、そのときもこのお店に来て食べます。
しっとりふわふわの濃厚な鰻を食べたので、雨子が「コーヒー飲みたい、コーヒー」と騒ぎ出しました。しょうがないので、喫茶店につれていってあげました。
このお店はお盆にお花がついてくるので、ざべすは大好きです。とってもうれしいです。お花を見ながらいただくコーヒーは格別です。もちろんケーキも食べました。
おいしかったあ。
ざべすたちはおいしいものを食べて元気いっぱいです。
ざべすはいつも、「次、何を食べるか」「おやつはあるか」と気に掛けています。ふとしたとき、おやつが全然なくなっていたり、炊いて小分けにして冷凍庫にいれたはずのごはんがなくなっていたりするからです。この城の女王として、ごはんのきりまわしは最重要課題です。
夕べはおでんでした。ざべすが「いろんなのを入れて」とリクエストしたら、雨子が追加ではんぺんやちくわを買ってくれました。それをはふはふと食べて、とっても楽しかったです。
みなさんは今日、何をめしあがるの?
あったかくして、食べてくださいね。
また来週、会いましょう。
🍚 ちぇりおですわ 🍜