2024年下半期(7月~12月)、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト5をお届けします。仕事術部門の第1位は――。
▼第1位 知らないことを「ググる人」は時代遅れ…東大教授が毎日使っている「無料で高性能の検索サービス」
▼第2位 怒った人に「申し訳ありません」は逆効果…ひろゆきが「キレた人にはこれしかない」と語る"最強の切り返し"
▼第3位 クレーマーに「申し訳ありません」と言ってはいけない…ひろゆき「クレーマーを一発で黙らせる最強のフレーズ」
▼第4位 「お世話になっています」よりずっと効果的…「センスのいい人」が書いているメールの挨拶文
▼第5位 これで素人でも相手の異常性を見抜ける…サイコパスが好んで口にする"食材の特徴"と使用頻度の高い言葉
※本稿は、池谷裕二『生成AIと脳 この二つのコラボで人生が変わる』(扶桑社)の一部を再編集したものです――。
仕事以外でも役立つ「回答エンジン」
「Perplexity」や「Genspark」や「Felo」を使っているでしょうか。
私は使わない日はないというほど、よく利用しています。これらは「回答エンジン」と呼ばれます。質問を投げかけると、生成AIがインターネット上のコンテンツを効率よく要約してくれます。便利で、仕事はもちろん、勉強や趣味にも大いに役立っています。
とくにGensparkは高性能なだけでなく、全サービスが無料で利用できます(いずれ有料化される可能性は十分にあります)。また、和製の回答エンジンであるFeloも高性能で、この2つが二大巨頭になるかと思います。
2024年10月末には、「ChatGPT search」という回答エンジンが実装されました。これに対抗するように、同日にはGoogleも「Grounding」という名称で、新たな回答エンジンを出してきて、熾烈な争いをしています。エンドユーザーである私は急に便利になって喜んでいます。
回答エンジンには、回答の正しさを確保するために、偽情報かどうかを確認しやすいように、根拠となる文献を提示してくれるという特徴があります。また、最近では、AI側でも自動でダブルチェックする機構を備えていることもあります。