堂本剛、松本潤らに演じてほしい“44歳になった金田一” 『金田一パパの事件簿』実写版キャストを妄想
漫画『金田一少年の事件簿』のその後を描く新連載『金田一パパの事件簿』が、1月22日に講談社のWebアプリ『コミックDAYS』でスタートした。
かつて高校生だった主人公の金田一一は、現在44歳。幼なじみの美雪と結婚して、一人息子を育てる父となっている。一は探偵事務所を営んでいるものの、家庭の収入は主に美雪が支えている様子。第1話では、早くも小学生の息子・九十九が父親譲りの推理力を発揮するシーンも見られた。
親子2代を主人公にしたミステリーとして今後の展開に注目が集まる『金田一パパの事件簿』。読者の間では早くも実写化を期待する声が多数寄せられており、過去に金田一役を演じた俳優たちの再登板を希望する声や、キャスティング案で盛り上がっている。リアルサウンドブックでは、ドラマ『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)シリーズに詳しいライターの柚月裕実氏に本作の実写化についての考えを聞いた。
パパになった金田一役に相応しいのは?
柚月氏は「初代・金田一を演じた堂本剛さんの存在感は、やはり圧倒的でしたね。美雪に弱いポンコツな一面があったり、漫画原作らしいポップなキャラクター造形で、コミカルさとシリアスさのバランスが絶妙でした。その後の実写シリーズの基礎を築いたと言っても過言ではありません」と堂本を称賛。
その上で、「2代目の松本潤さん、3代目の亀梨和也さんも、堂本さんの金田一とうまく差別化しながら、それぞれのスター性を活かして演じていた印象です。特に松本さんは、2022年にドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系)ですでに父親役を演じた経験があるので、『金田一パパの事件簿』の金田一像にもフィットするのではないでしょうか。視聴者としても、優しくて親しみやすい父親役を演じる松本さんの姿はイメージしやすいと思います」と分析する。
さらに、「亀梨さんも『妖怪人間ベム』(日本テレビ系)にベム役で主演した際、杏さん演じるベラ、鈴木福さん演じるベロと疑似家族のような関係性を演じていました。亀梨さんは、今でも杏さんや鈴木さんと仲が良くて、一緒にYouTubeにも出ていましたし、家族役での共演はその後のキャストとの交流を追いかけるのも、楽しみの一つになりそうです」と作品外での注目ポイントにも言及した。