23 8 / 2013

大変ご好評いただいております『エキスパートObjective-Cプログラミング』ですが、9月に韓国語版が出版されるようです! パチパチパチ。ご存知のとおり『エキスパートObjective-Cプログラミング』は日本語版と英語版が出版されているわけですが、実は中国語版がすでに出版されてたりしとります。というわけで今回の韓国語版により、四ヶ国語ものマルチリンガルな書籍へと成長したことになります。L10NですよL10N。日本発の技術書でこれだけ翻訳されたものはそんなにないんじゃないかな、と!

というわけでならべてみました。

10 10 / 2012

volonbolon:

Listen really careful. If you want to understand multithreading on iOS / Mac, do yourself a favour, buy this book.

27 6 / 2012

http://bridge.grumpy-troll.org/2012/06/macosx-launchd-macvim-chrome.html

TextAreaにeditボタンができて、それ押すとMacVimで編集可能。便利。

  1. EditWithEmacsをインストールする
  2. pycl.pyをこぴる https://gist.github.com/3000309#file_gistfile1.txt
  3. launchd用plistを用意する https://gist.github.com/3000309#file_org.grumpy_troll.edit_with_emacs_pycl.plist
  4. 走らせる https://gist.github.com/3000309#file_start.sh

12 6 / 2012

08 6 / 2012

03 5 / 2012

Command Line Toolsとか別に入れるのめんどくさいしー

https://gist.github.com/2583086

02 4 / 2012

そーいや、「iOS 4 プログラミングブック」と「エキスパートObjective-Cプログラミング」の関係を外向けに書いたことなかったかも!

BlocksとGCDについては、iOS4プログラミングブックで解説したわけですが、iOS 5から導入されるARCとGCDのAPI追加により、加筆修正が必要となってしまいました。

また、iOS 4 プログラミングブック5章は、Appleのリファレンスを読むよりも、より深く理解できる解説内容ではありましたが、実際にCPU上でどのように動くのかまでは理解することができませんでした。

てことで、「エキスパート C プログラミング」「BSDカーネルの設計と実装(通称悪魔本)」などの上級者向けの書籍と肩を並べることができる内容の深さ、を狙って書いたわけです。

きっかけは、達人出版『徹底解剖「G1GC」 アルゴリズム編』 http://tatsu-zine.com/books/g1gc あ、そんな深いの書いていいんだ! って目から鱗が落ちたわけでございます。

当初は、長年C/C++をつかってきたが、Objective-Cはどうも勝手が違う。まだユーザがいるのを理由にiOS 3など古いOS向けにアプリを開発しているが、実際はARCやBlocks、GCDを理解するのを避けて古い技術を使い続けている。といった方。が対象でした。

でもまぁ書いてるうちに、冒頭のメモリ管理の話とか追加していった結果、ARC,GCD,Blocksの導入にも使えるような感じで網羅されたわけです (ページ数稼ぐためだった、という話もある)

そんな『エキスパートObjective-Cプログラミング -iOS/OS Xのメモリ管理とマルチスレッド-』はこちら→ http://amzn.to/ngnnU1 元祖電子書籍版はこちら→ http://tatsu-zine.com/books/objc

まず電子書籍が出てから、紙が出て、さらに英語版に翻訳される、というちょっと他にない感じですよ。日本語紙版は増刷されましたし!(まだ1回だけど!)

09 3 / 2012

08 3 / 2012

03 2 / 2012

日本はなぜ敗れるのか - 敗因21カ条

オススメされたんで読んでみたんですが、あぁなるほど、と思うことしきり。

一番キタところ。

 私の取引先のT印刷所は、機械二台、家族だけの零細企業である。その印刷機の一つは、今ではおそらく博物館にしかないと思われる、俗にチャンドラという印刷機で、Tさんはそれをもう半世紀も使っている。いわば印刷機の三八式歩兵銃である。だがこのT印刷所の"技術"は、高性能総自動化最新式印刷機で刷った印刷物よりはるかに立派であり、T印刷所ファンの出版社は多い。

 しかしTさんがもっているのは、正確にいえば個人のもつ"芸"であっても、客体化できる"技術"ではない。いわばTさんの技術は"武芸"と同じような"印刷芸"であって、正確には、氏から離れて、それだけを系統的に多くの人が同時に学びうる、体系的技術ではない。またこの"芸"は、チャンドラだけで生かされるもので、氏がチャンドラですばらしい印刷をするから、高性能総自動化最新式印刷機ならもっとすばらしい印刷ができるかといえば、そうではないのである。

たとえば。なんか、いろいろ頑張って実装していたゲームエンジンがあるとして。そこにUnityさんがやって来ました。Hi! って言いながら。そしたら、いままで実装してきたものが要らなくなっちゃいました。てへ。

何を言うか、0から作ることが技術力維持につながるし(コモディティからの脱却ですよ)、もしその会社が買収されたらどうするんだ(RenderWareとか懐かしいですね!)、あれでは痒いところに手が届かないじゃないかウチのこれならこうすればこんなに凄いことができる、云々。反論いただくまでもなく、いくらでも理由を聞いたことがありますので大丈夫です。

ということで、特に結論なく終わります。

24 11 / 2011

なかなか好評で売れております! 

エキスパートObjective-Cプログラミング 〜iOS/OS Xのメモリ管理とマルチスレッド〜

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電子書籍版紙書籍版 両方購入していただいた方も多数いらっしゃいまして、大変感謝しております! ありがとうございます!

しかし、この本、ちょっとばかり前提とする知識が多めかもしれません。

そこで、初心者向け読書ガイド、というか、読み飛ばしガイドを作って見ました。

  • 1.2.3 alloc/retain/release/deallocの実装
  • 1.2.4 Appleによる実装
  • 1.2.6 autoreleaseの実装
  • 1.2.7 Appleによる実装
  • 1.4 ARCの実装
  • 2.3 Blocksの実装 (注:「2.3.8 Blockによる循環参照」は読んでください!)
  • 3.3 Grand Central Dispatchの実装

これらの章は、読み飛ばしちゃってくださいませ。こういう難しめのところも含めて、全体的にわかりやすく書いたつもりではあるのですが、さすがに実装部分はC/C++の前提知識なしで読むのは難しいのが否めません。

ということで、まずはARC,Blocks,GCDの肝となる部分だけ読んで身につけていただいて、実装に関する知識が増えるとともに、読み飛ばした部分をちょっとづつ読んで理解を深めていっていただければと思います。

18 11 / 2011

紙書籍版ついに発売されました!

そして、電子書籍版も正式版公開されました!

Amazonでは、『詳解 Objective-C 2.0 改訂版』と一緒に購入されているそうですよ!

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まさに、願ったり叶ったりという組み合わせです。

Objective-Cを真に理解したい方は、是非この組み合わせでご購入いただければ幸いです。

電子書籍版、紙書籍版ともに無事発売されました! 関係者の方々、ご協力ありがとうございます!

14 11 / 2011

筆者である私自身が、Amazonからオススメされてしまうくらいの良書ですよw!

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実際、私が書いたことを忘れれば、本屋でぱらっと内容見たら即買いするレベルの内容です。

筆者自身がいちばんの読者。eat one’s own dog foodですね!

いよいよ11/18日発売です!

『エキスパートObjective-Cプログラミング 〜iOS/OS Xのメモリ管理とマルチスレッド〜』

28 10 / 2011

20 10 / 2011

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Objective-Cを学ぶのに一番良い本は、『詳解 Objective-C 2.0 改訂版』だと考えています。この本を理解するためには、C/C++などの他の言語の知識も必要ですが、それはまた別の本で学べば良いかと思います。1つの本で全部網羅しようとしたら、アガサ・クリスティーの限定本みたいにえらいことになるでしょうし。

さて、この『詳解 Objective-C 2.0 改訂版』ですが、レビューを拝借させていただくと、

■非常に良い本かと思います。(Blockについては書かれてますが、GCDについては書かれていません), 2011/2/17

ただ、Grand Central Dispatch(GCD) などでも使われている Block については詳しく解説されてますが、GCD については全く書かれていません。期待していましたが、残念です。

(この著者の方で) 補足版のような形で GCD の本がでることを期待します。

なんて書かれていました。はい。その「補足版のようなGCDの本」出ます。残念ながら「(この筆者の方)」ではないですが、Blocks、Grand Central Dispatch(GCD)について、この本以上に詳しくて深いと自負する本を執筆しました。

エキスパートObjective-Cプログラミング -iOS/OS Xのメモリ管理とマルチスレッド-

2011年11月18日発売予定です(ちなみに、電子書籍版はすでに発売されています)。たとえば、

  • Blocksで自動変数がキャプチャされるけど、なんでそもそもリードオンリーなの?
  • __blockだと書き換えできるけど、いったい何が起こっているの?
  • Blockで使ったオブジェクトがなんだかリリースされないんだけど?

なんて疑問を解決することができます。もちろんGCDについても、こんなのを身につけられます。

  • dispatch_asyncとdispatch_syncの違い
  • Serial Dispatch QueueとConcurrent Dispatch Queueの違い
  • Main Dispatch Queueの使いどころ
  • Global Dispatch Queueと自分で作ったConcurrent Dispatch Queueの使いどころ

そして、iOS 5、OS X Lion用SDKから新しく導入されたAutomatic Reference Counting (ARC)も理解できますし、それと同時に、Objective-Cのメモリ管理もマスターできます。

本棚の『詳解 Objective-C 2.0 改訂版』の隣には、是非エキスパートObjective-Cプログラミング -iOS/OS Xのメモリ管理とマルチスレッド-を置いちゃってくださいませ。