【STEP 4】胴体内に骨格を収める
腕の組みつけ後、胴体外皮に骨格を収めていきます。外皮は前後分割なので、まず前側に胴体骨格を収めて背中を取り付け。ゴジラの特徴でもある大きな背びれは骨格から取り外していますが、背びれは背中の外皮パーツと一体で成形されているので、そちらで再現されます。

▲外皮と一体で成形(3パーツで構成)されている背びれ

▲身体を捻ったポーズの骨格が胴体外皮にピタリと収まる

▲ゴジラの内部ってこうなっているんだという説得力のある構造に納得させられてしまう

▲骨格を収めた胴体前側に背中側の外皮をパチンとハメ込む

▲外皮を取り付けた胴体足の付け根から見える骨盤
【STPE 5】尻尾の外皮を取り付ける
骨格に外皮を組み付ける工程で、いちばん大変なのが尻尾の外皮取り付けです。
うねる尻尾の外皮は6パーツに分割されており、尻尾の骨に取り付けていくのですが、外皮パーツを組み合わせていくのがなかなか決まらず、ちょっと苦労させられました。しかしアンコが詰まったタイ焼きみたいに尾の先端までちゃんと骨が収まっているのが凄い!

▲尻尾の外皮は先端部分がら被せていく

▲続けて付け根側の外皮を取り付けていくが、骨格をハメ込む際に、位置決めをしにくいので要注意。位置が決まれば外皮パーツのC4とC2はパチっと合わさる

▲最後に尾の下側の外皮を取り付けて尻尾の完成
【STEP 6】両足の外皮を取り付ける
外皮と骨格の組み合わせも、いよいよ最終工程。両脚の骨を取り付けていきます。
骨盤部分に脚の骨を取り付ける際も、基部がしっかりとハメ込める構造となっているためガタつき等もありません。バンダイクオリティ恐るべしといったところです。

▲外皮内側に見える骨盤に脚の骨を取り付けた状態。そこに大腿部の外皮被せていく

▲動きのあるポーズを再現するため、外皮は複雑なラインで分割されているが、骨格を収めたのちでも外皮パーツはパチリとハマり、分割線が目立たない配慮がなされている

▲足裏に骨格を収めていく

▲組み上げた足先を脚に取り付けていく