NVIDIAの展示ブースでは、Fermiアーキテクチャを採用したGF100搭載グラフィックスカードのライブデモが行われていた。ただし、従来のハイエンドGPUでみられた3Dゲームを用いた性能を訴求するデモではなく、NVIDIAのPress Conferenceで紹介された3画面連動の3D Visionデモや、物理演算を多用するムービーを使ったデモなど、その訴求する方向性はこれまでとはまったく異なるのが興味深かった。
デモシステムでは、3枚のGF100搭載グラフィックスカードで3-way SLIが構築されていた。カードの連結に使われていたSLIコネクタは、従来の3-way SLIで使われていたのものと同様のレイアウトだ。外部電源用コネクタは、8ピンと6ピンが用意され、グラフィックスカードの長さは、ATXフォームファクタのマザーボードの短辺とほぼ同じであることも確認できた。
Antecは、内部レイアウトをユーザーがカスタマイズできるタワー型PCケースや、供給電圧をユーザーがコントロールできる電源ユニットなど、ユニークな機能を持たせたモデルを展示していた。
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