Windows：Linuxを試してみようと思っている方や、Windowsのトラブルシュートツールを作成しようと思っている方には、『LiLi』がオススメです。

Linuxサムドライブの作成、ディストリビューションの選択、リブート間のデータの保存、Windowsから携帯OSの起動などが行えます。

　Live Linux USBを作成できるツールは沢山ありますが、LiLiは他のツールよりも少し臨機応変なツールとなっています。live USBが作成できるディストリビューションを選択可能なだけでなく、リブート間のデータや設定も保存可能。プログラムをインストールしたり、設定を変更したり、ソフトウェアのアップデートを行なったりするのができる、とても実用的な携帯OSです。また、全てのデータを隠してくれるので、誰かの手にUSBドライブが渡っても、中身が見られてしまうことはありません。

ドライブから直接ブートすることもでき、それぞれのドライブには『VirtualBox』のポータブル版が搭載されています。そのため、Windowsから直接、携帯用のディストリビューションを起動することが可能です。ドライブ上に「.exe」ファイルが作成され、携帯用ディストリビューションのバーチャライズされたセッションへダイレクトアクセスができるので、VirtualBoxの使い方が分からないという方でも心配いりません（VirtualBoxセッションからのデータ保存はできず、liveセッションのみからとなっています）。

痕跡を残さずにブラウズ可能なOSとしては完璧かもしれません。もっと詳しく知りたい方は、下記リンクからどうぞ。

LiLiは、Windowsのみ対応のフリーダウンロード。

LiLi | via How-To Geek

Whitson Gordon（原文／訳：まいるす・ゑびす）