そんな、まるでSFの世界のような特殊能力を持つ人たちが実際に存在するのだ。
それが共感覚という能力だ。
音が見える?共感覚とは?
共感という言葉から、人の気持ちや考えを感じ取れる能力では思ってしまうかもしれないがそうではない。共感覚(シナスタジア)と言い、ある刺激に対して通常の感覚とは別に他の感覚が生じる現象だ。
音に色を感じたり、文字に色を感じたり、形に味を感じたりするという。
音に色を感じる
もっとも有名なのが音に色を感じるというサウンドカラー共感覚と言われるものだ。「ド」の音階を聴くと水色を、「ファ」の音階を聴くと赤色など音が色に見えるのだ。また「いとしのエリー」はピンクで、バッハは楽曲や作者でも色が変化するパターンもある。
さらに人によって見える色は違うのだ。
以前は全く人によって色が違うと思われていたが、高い音は明るい色に見える傾向があるという共通点も見られるという。
文字に色を感じる
文字や数字に色を感じる共感もある。文字単体に色を感じたり、単語に色を感じたり。人の名前に色を感じることもあるという。
高橋さんは青、山田さんは緑など。色聴と呼ばれ独自の研究者もおり、研究もされている。
英語はアルファベットに組み合わせなのでそれほど多くないが、日本語漢字やカタカナなひらがななど多くの種類がある。。
その日本語ではカタカナとひらがなで同音なら同じ色に見えるという。
数万種類ある漢字に全て色を感じることはほぼないという。しかし過去には漢字に全てに色が見える男性がいた。
共感覚の友人を描いた漫画
共感覚を持つ友人を描いた漫画があるという。それがツイッターユーザーでイラストレーターの尻子ダマさんが描いた漫画だ。— 尻子ダマ (@ieki11111) 2017年4月27日文字が色に見えるという共感覚の友人を描いたのだ。不思議な感覚がわかりやすく伝わる?
Twitter/@ieki11111
アメリカのドラマHERO’Sの共感覚
アメリカの人気ドラマHERO’Sは空を飛んだり、人の思考を操ったりする特殊能力をも人たちが登場するドラマだ。日本人のマシ・オカも時間を止めたりできる特殊能力持った人として登場し話題になった。
その中に楽器の音が色に見える能力を持った女性が登場するのだ。
それは共感覚の描写であろう。唯一実際の世界でもある能力なのだ。
共感覚を持っていたのでは?と言われる人物
芸術家や詩人などには共感覚を持つ人が多いと言われ、過去の偉人の中にも共感覚を持っていたと言われる人物が存在する。有名なところでは
レオナルド・ダ・ヴィンチ
モーツァルト
音を光に例えたと言われており、共感覚を持っていたのではと言われている。
宮沢賢治
日本の詩人だ。作品の中で共感覚と見られる描写があるという。
現在生きてる人物は音楽の中に共感覚を持つ人物が多いとされている。
共感覚診断
簡単に共感があるか診断もできるという。この画像を見て音を感じたら、視覚→聴覚の共感覚があるかも…
こちらかより詳しい診断ができる。共感覚判定テスト
人には色に結びつける感覚がある?
人間は色と感覚を結びつける習慣がある。女性の歓声を「黄色い」と表現したり、危険は「赤」、安全は「青」を想像したりする。それらの多くは社会的や文化的に刷り込まれたものであり、共感覚の現象ではない。
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しかしもしかすると、
最初に色に例えて表現した人物は、共感覚の持ち主だったかもしれない。
参照元:https://matome.naver.jp/odai/2137052413412604201 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E6%84%9F%E8%A6%9A
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