元K-1スーパーライト級&ウエルター級2階級制覇王者・野杁正明(30=team VASILEUS)がまさかのONE2連敗を喫した。第4試合のフェザー級キックボクシングでリウ・メンヤン(中国)と対戦。盟友・武尊、松倉信太郎がセコンドから見守る中、判定0-3で敗れた。

175センチの野杁は、183センチと自分より大柄のリウから終始圧力をかけられ、1R立ち上がりにはいきなり右パンチでダウンを奪われた。

その後もロープ際やコーナーに詰められて戦う場面が多く、野杁はヒザやボディへのパンチで反撃したが、最後までダウンを奪い返すことはできなかった。

野杁は6月のONEデビュー戦では強豪シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)と戦い、判定0-3で敗れていた。

また第3試合のアトム級キックボクシングで、元GLORY女子スーパーバンタム級王者アニッサ・メクセン(アルジェリア/フランス)と戦った元K-1女子フライ級王者・KANA(32=Team Aftermath)も判定0-3で敗れ、ONEデビュー戦を白星で飾ることはできなかった。