ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(52)は27日、自身のX(旧ツイッター)を更新。フジサンケイグループ代表で、フジテレビ取締役相談役の日枝久氏(87)についてあらためて言及した。
フジテレビは、元タレント中居正広氏の女性トラブルに関し、一部週刊誌で同局社員の関与が報じられていることを受け、対応に追われている。経営陣刷新を求める声もあり、その中で社会学者の古市憲寿氏(40)が23日放送のフジテレビ系「めざまし8(エイト)」(月~金曜午前8時)に出演した際、「フジテレビに出られなくなってもいいから言うんですけど、やっぱりフジサンケイグループ代表の日枝さん中心とする経営陣が、1回全部どいてもらわないとこの問題は収束しないと思う」「普通に考えて、影響力のある企業として、87歳の方が数十年にわたって権力を持つ、いまだに人事権とか影響力を持つのはおかしいと思うんですよ」と、日枝氏の名前を出して述べたことで話題となった。
堀江氏は古市氏の発言に「いいぞ!良く言った!!」と記した第三者の投稿を引用した上で、「これが一番大事なんだけど未だみんなスルーするんだよね。そんな怖いのか日枝久が」とコメント。別の投稿では、社外取締役として堀江氏を推す声もあがったTBS系「サンデージャポン」での出演者の発言内容を引用しつつ、「社外取締役程度で変わる会社じゃないよ。まず日枝を完全に追い出して経営陣総取っ替えじゃないと笑」と指摘していた。
一方、マーケティングアナリストで芝浦工大教授の原田曜平氏(47)が自身のXで「TV局各社がフジのドンと言われる日枝氏(87)の処遇をこぞって批判的に取り上げているが、日テレも故・氏家氏は84歳まで会長だったし、テレ朝も会長早河氏(81歳)がいる。国民の財産である公共の電波を利用できる特権企業に、長期的に権力を持つ人がいるという構造は他局でも同じところが多いのでは?」と疑問を投げかけると、堀江氏は「でも日枝は異次元ですよ」と日枝氏を特別視し、その理由を「大株主でも創業者でもなく41年間取締役在任って上場企業としては異次元でしょうよ」と説明した。