近大和歌山が6度目の挑戦で花園初勝利を挙げた。

相手FWによる猛攻を耐えに耐えてチャンスをものにした。前半9分、ゴール前左スクラムから左への高速展開で、WTB伊藤吏雄(1年)が先制トライ。同16分、敵陣10メートル付近の左への展開から、伊藤が快速を飛ばして連続トライを決めた。さらに、体重差で劣る中だったが、ハンディを感じさせずモールでも押し込むなどで突き放した。終了間際、1人が一時退場となったが、集中力は切らさなかった。前半は4トライの24-0で折り返した。

後半スタートから1人少ない中で、相手のFW戦に苦戦した。だが、そのたびに鋭いタックルで応戦。7点を返されたが、NO8高尾瑛光(3年)の2本目のトライで息の根を止めた。

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