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アフガンの蹉跌 試練の世界秩序(下)米国頼みに綻び
「自力対応」迫られる日本
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アフガニスタンの首都カブールが陥落して一夜明けた16日。カブール国際空港には各国軍機の姿があった。米英のほかドイツ、イタリアなどが自国民やアフガン人を避難させるため送り込んだ。各国メディアによると自前の航空機を飛ばさなかったのは主要7カ国(G7)で日本だけだった。
「大使館員12名は友好国の軍用機によりドバイに退避した」。日本外務省は17日、カブールからの脱出を発表した。
支援要請した国のうち最...
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