極超音速兵器「中国、5年で数百回実験」
米軍は9回、開発後手に 高官発言、脅威訴え軍縮けん制
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【ワシントン=中村亮】米軍高官は28日、中国が極超音速兵器の実験を5年間で数百回実施したと主張した。米軍は9回にとどまるといい、2025年ごろまでの実戦配備へ研究・開発を急ぐ。米軍高官の発言には中国の脅威を強調し、与党・民主党に浮上する軍縮論を後退させる思惑も透ける。
複数の米メディアによると、米軍制服組ナンバー2のハイテン統合参謀本部副議長は28日、記者団に対して極超音速兵器の開発で中国が先行...