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洋上風力発電、立地面で大きな潜在力 厳しい自然条件、対応カギ
自然エネルギー 実力診断
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太平洋の荒波に7基の白い大型風車がそびえ立ち、潮風を受けてゆっくりと回る。鹿島灘に面した茨城県神栖市にある「ウインド・パワーかみす」。昨年6月に運転を始めた国内初の本格的な洋上風力発電所だ。設備容量は合計1万4千キロワットで、7千世帯分の電気を供給している。
運用するウィンド・パワー・いばらき(水戸市、小松崎衛社長)は、第2期事業として洋上風車8基を来年増設。さらに沖合500メートル~4キロメー...