この記事は会員限定記事です
19年の景気動向指数、落ち込みはリーマン以来の大きさ
[会員限定記事]
内閣府が7日に発表した2019年12月の景気動向指数(CI、速報値)は景気の現状を示す一致指数が94.7となった。前の年からのマイナス幅は世界的な経済危機を招いたリーマン・ショック時以来の大きさとなった。米中貿易摩擦や消費増税が響いた。判断の重要指標の1つであるこの指数の大きな下げは、すでに景気が後退局面に入った可能性の高さを意識させる。
19年12月のCIを単純に前の年の12月と比べると年間で...