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3メガ銀 生産性5年で半分に 既存ビジネス岐路、人材流動化も
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3メガバンクの2018年3月期決算は、長引く低金利が「稼ぐ力」を奪う現実を映し出した。経営が踊り場にさしかかるなか、各行はどこに活路を見いだしていくのか。財務諸表を読み解き、大手銀が直面する課題を探る。
18年3月期決算では、本業のもうけがしぼむ姿が鮮明になった。単体の実質業務純益は前期比の減少率が年々拡大している。一方で従業員の数は増加傾向にある。この結果、1人あたりの生産性は5年前の半分に落...
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