天気予報は「目標を達成」 気象庁リポート
気象庁が31日発表した業務評価リポートによると、気温や降水確率など日々の天気予報は「目標を達成」とした。ただ、台風予想は過去5年平均の目標に対しては横ばい状態だ。
天気予報の精度については、翌日予報で最高気温が3度以上外れた日数は38日と「47日以下」の目標を4年連続で達成。最低気温も24日で目標の「26日以下」に3年連続で到達した。降水確率も、5日先の予報で、降水の有無の的中率が73%と「11年までに72%以上」の目標を超えた。
台風予想は、72時間先の中心位置の予測誤差が過去5年の平均で305キロメートルで、昨年の302キロメートルから横ばい状態。目標の「15年までに260キロメートル以下」に収まらなかった。ただ、10年の332キロメートルより、昨年は289キロメートルと改善した。