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スーパー売上高13カ月ぶり増 3月1.7%、衣料好調

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日本チェーンストア協会が22日発表した3月の全国スーパー売上高は1兆446億円だった。既存店ベースで前年同月比1.7%増となり、13カ月ぶりに前年実績を上回った。前年より日曜日が1日多かったことに加えて、気温の高い日が多く春物衣料の販売が好調だった。

衣料品の売り上げは7.1%増。紳士・婦人衣料ともに前年を上回り、シャツやブラウスなどの売れ行きが良かった。日用雑貨などを含む住関品は3.7%増で、花粉症対応や微小粒子状物質「PM2.5」による大気汚染対策でマスクやサングラスなどが売れた。

一方、主力の食料品は0.3%減だった。桜の開花時期が例年よりも早かったため、花見客を中心に空揚げやすしといった総菜の売り上げは好調だったが、キャベツや白菜などの農産品は相場の下落が響いた。

記者会見した井上淳専務理事は3月の販売状況を「プラスに転じたとはいえ1.7%にすぎない。春物衣料のけん引や天候要因に助けられた」と語り、先行きについて慎重な見方を示した。百貨店では株高による資産効果で高額品の販売が伸びている。「3月の数字をもって(安倍晋三政権の経済政策の)『アベノミクス』効果が消費の現場に反映されているかどうかを判断するには時期尚早」とも述べて、日用品の消費が本格的に改善するにはまだ時間がかかるとの見通しを示した。

同時に発表した2012年度の全国スーパー売上高は12兆4631億円だった。既存店ベースでは11年度比2.5%減と、16年連続で前年を下回った。スーパー各社の相次ぐ値下げや、12年春や秋の天候不順による衣料品販売の不振が響いた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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