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抗がん剤に保険適用拡大 臨床研究も促す
厚労省
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厚生労働省は来年4月にも、抗がん剤を保険適用外のがんに使った場合でも、保険診療との併用(事実上の混合診療)を広く認める方針だ。抗がん剤は保険が適用できるがんの種類が決まっており、ほかのがんに使えば、治療費も全額自己負担になるのが原則だが、保険適用の範囲を広げる。実用化が進んでいる肺がんの薬を卵巣がんなどにも使いやすくし、治療の機会を広げる。
抗がん剤は欧米の製薬会社を中心に研究・開発が進んでおり...