米太平洋軍、北朝鮮ミサイルに万全の態勢
米太平洋軍のロックリア司令官は6日、ワシントン郊外の国防総省で記者会見し、北朝鮮が予告した事実上の長距離弾道ミサイル発射について、高性能レーダーを持つイージス艦の派遣などを念頭に「監視や迎撃のため最善の配置をする」と述べ、対応に万全の態勢を取る考えを強調した。
司令官は「最優先は米国と同盟国の安全を確保することだ」と話した。
今春のミサイル発射に続く北朝鮮の挑発的行動の狙いについて「核兵器を保有し、ミサイル技術も持っていると宣言したい」ためだと分析。金正恩第1書記による後継体制の路線については「注視しているところだ」と述べた。(ワシントン=共同)