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文科省局長が東大に異例の出向 「天下り」批判も
国立大法人化、骨抜きの危惧
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文部科学省の磯田文雄・高等教育局長(58)が東京大に出向し、7日付で理事に就任することが決まった。高等教育政策の事務方の責任者が一大学の経営幹部となる異例の人事。大学の自主性を高め、民間的な経営手法を取り入れる国立大学法人化の趣旨に反するとして論議を呼びそうだ。
国立大は2004年の法人化で同省の出先機関でなくなったが、人事交流の名目で同省幹部の派遣は続き、昨年末時点で全86校中66校に理事各1...
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