福井県、離職抑制へ勤務自由度拡大 長野県は若手が改革
データで読む地域再生 信越・北陸
北信越5県で地方公務員の退職数を2017年度と22年度で比較すると、福井県の22.8%増や石川県の30.7%増は全国平均(46.5%増)を下回っている。全国的には離職の大半を若手が占める中、福井県庁は若手中堅職員も課長級の仕事ができるようにし、長野県庁では若手が主体になり県庁の組織改革を進めている。
福井県の離職の増加率は全国でも5番目に低い。新型コロナウイルス禍でテレワークが浸透したのをきっか...
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