「世界のスズキ」地位確立 鈴木修会長が退任
「100周年の峠」を越えて決意
スズキで社長、会長として経営トップを40年以上務めた鈴木修会長(91)が退任することを決めた。日本メーカーで最初に進出したインドで約5割のシェアを持ち、小型車メーカーの世界大手として確固たる地位を確立した「中興の祖」だ。成長の道筋が付いたとみて経営の一線から退き、後進に道を譲る。
「(2020年3月の創立)100周年の峠を越えたこともあり、決意した。今後は現役役員が気軽に相談できるように、相談役...
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