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牛に感染の鳥インフル、ヒト細胞に入りやすく 東大
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東京大学などは米国の牛で見つかった高病原性鳥インフルエンザウイルス「H5N1型」がヒトの鼻や喉の細胞に入り込めることを試験管内の実験で確認した。イタチの仲間のフェレットを使った実験では飛沫感染することを確かめた。今後の感染症対策の策定に役立つという。
研究チームは牛由来のH5N1型ウイルスがヒトに感染しやすいかどうかを調べた。ウイルスが細胞内に侵入する際に結合する細胞表面の糖鎖という物質を使った...