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コメ卸値、上昇率が過去最大 JA「確保難」を通知
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コメの価格が品不足で急騰している。卸会社の取引価格は新潟産コシヒカリが1カ月で35%上昇した。月間の上昇率としては「平成の米騒動」があった1993年10月を上回り、過去最大だ。産地のJAはコメを集めきれず、顧客に「確保難」を通知した。
日本経済新聞は主食用米の22銘柄について、卸会社同士で売買する卸間取引の相場を調べている。JAグループがコメ卸などに売る相対取引価格とは異なり、小口のスポット(随...