うるま市の養豚場で豚熱(CSF)が2020年1月8日に確認されてから5年がたった。県内で33年ぶりの事例で養豚業界に大きな衝撃を与えた。10農場で計1万2千頭余りが殺処分され、養豚場から半径10キロ以内を搬出制限区域に指定するなどの緊急措置が取られた。県や生産農家らは、当時の教訓をもとにワクチン接種の徹底と飼養衛生管理の向上など、防疫対策を進めている。(政経部・金城紅映)

 発生当時、県固有種アグー豚の感染も...