写真:松田 朝子
地図を見るジョン・ハンコック・センターは、ツノみたいな2本の塔のある黒い台形のビルで、高層ビル群の中では特徴的な形をしています。フロアは100階まであり、その94階は、「360°シカゴ」という展望フロアになっています。外に出ることはできませんが、窓ガラスは天井から床まであるので、このフロアに立っているだけでダウンタウンやミシガン湖はもとより、イリノイ州、インディアナ州、ミシガン州、ウィスコンシン州 と4 つの州にわたるパノラミック景色を楽しむことができます。そして夜の帳が降りる頃には、宝石箱をひっくり返したような夜景を楽しむことができるのです。
街のイルミネーションを楽しみながらカクテルを傾けるのもいいですが、ここには、外に向かって傾くガラスがあって、そこに身を委ねる、TILT!というアトラクションが人気です。
写真:松田 朝子
地図を見るTILT!は1人が1枚のガラスに張り付きます。それだけでも高所恐怖症の人には怖いでしょう。最大8人までが一度に楽しめるのですが、それぞれのブースに体を委ねると、他の人が見えないので、305mの高さからたった1人で飛び降りるような気分になります。
ガラスが傾き始めると足元がちょっと浮く感じがするので、この時が一番怖いかもしれません。傾くといっても30度くらいなので、その角度での街をしっかりと見ておいて欲しいと思います。慣れてくると、イルミネーションの街に舞っているような陶酔感を楽しめます。
さらにアメリカでは2番目、1ワールドトレードセンターの次に高い、110階建てのウィリス・タワーには、床までが全面ガラス張りになったバルコニー「ザ・レッジ」(The Ledge) が展望ルームにあります。
こちらは103階、高さはなんと412m!高所恐怖症の人は足がすくんでしまいますが、シカゴの摩天楼を空中散歩しているような感覚を楽しんでみましょう。
写真:松田 朝子
地図を見るミレニアム・パークの前にあるクラシックなビルは、19世紀末に建てられた、シカゴ・アスレチック協会 という、紳士が集まる社交クラブがあった建物。当時のヴェネツィア風ゴシック建築を生かして改装され、現在はホテルとして使われています。建物の中に入ると、タイル装飾の美しい床や大理石の階段があり、階上のゲームルームやバーなども豪華な装飾。年代物のチェスボードなどに、おしゃれなスポーツマンたちが集う姿が脳裏をかすめます。
写真:松田 朝子
地図を見るそのクラシックビルの屋上にあるのが、シンディーズ・ルーフトップ。
ローカルに人気なこのレストラン・バーからは、ミレニアム・パークのオブジェ、クラウド・ゲートや野外コンサート会場のジェイ・プリツカー・パヴィリオン、その向こうに広がるミシガン湖までが一望のもと。
写真:松田 朝子
地図を見るここにいると湖から爽やかな風が吹き抜けて、ビーチハウスにいるような気分になります。旬の食材を生かしたメニューの中には、豆腐などを使ったフュージョンスタイルのものもあり、彩りも綺麗。ロマンチックなランチ&ディナー、カクテルタイムに利用したいレストラン・バーです。
こちらはトランプ・ホテルのレストランフロアーで、夏季のみオープンのルーフトップバー、The Terrace。ここから街方面に視線を移すと、クラシックなリグレービルの時計塔の他、対面するビル群のルーフトップバーも色々見えるので、ルーフトップバー巡りの拠点としても使えます。また、シカゴ川とミシガン湖の壮大な眺めを楽しむことができ、5月末のメモリアルデー以降のサマーシーズンは、水曜日と土曜日の夜に花火を見ることができます。
昼間の青空や湖とスカイライン、夜のネオンきらめく摩天楼、それらを様々な高さから見ると、同じ場所でも全く違った景色を楽しむことができます。色々なところから、毎日のハイライトシーンを心とカメラにしっかりと刻むシカゴの旅はいかがでしょうか。
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(2025/2/9更新)
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