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チルダ

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/05 07:15 UTC 版)

~
チルダ
ダイアクリティカルマーク
アキュート
´
ダブルアキュート
˝
グレイヴ
`
ダブルグレイヴ
 ̏
ブレーヴェ
˘
倒置ブレーヴェ
 ̑
ハーチェク
ˇ
セディーユ
¸
サーカムフレックス
ˆ
トレマ / ウムラウト
¨
チルダ
˜
ドット符号
˙
フック
 ̡
フック符号
 ̉
ホーン符号
 ̛
マクロン
¯
オゴネク
˛
リング符号
˚
ストローク符号
̸
コンマアバブ
ʻ
コンマビロー
,
無気記号
᾿
非ラテン文字
シャクル  
シャッダ
 ّ
ハムザ
ء
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ティトロ
 ҃
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ニクダー
 ִ
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 ं
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半濁点
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チルダtilde)は、ダイアクリティカルマーク(発音区別符号)の一種で、記号「~」のこと。チルド波線符号(はせんふごう)ともいい、鼻音に関する音をあらわす。もともと、字母の上に N を小さく書いたことから生じた記号である。

英語ではティルダtilde)、スペイン語ではティルデtilde)、ポルトガル語ではティウtil)という。

また、単独で用いられるチルダ(freestanding tilde)は、例えば数学においては漸近的に等しいこと相似を表す記号として、UNIXオペレーティングシステム上ではホームディレクトリを示す記号などとして用いられる。

各言語における用法

スペイン語、バスク語など
ñ は硬口蓋鼻音 /ɲ/ を表す。
ポルトガル語
ã, õ は鼻母音を表す。
エストニア語ヴォロ語
õ は非円唇後舌半狭母音[ɤ]を表す。
グリーンランド語
1973年以前の旧正書法には ã, ĩ, ũ があり、母音が長く、かつ後続する子音が長子音であることを示していた。現在は母音字と後続する子音字を重ねることで表す。
クリミア・タタール語
ñ は 軟口蓋鼻音 /ŋ/ を表す。
リトアニア語
正書法上は使用しない。辞書や学習書・研究書等において上昇調のアクセントを持つ長い音節を表すのに用いられる。母音のほか l, m, n, r の上にもつけられる。また、アクセント記号なしではあいまいになる語を区別する目的でも使用される(具体例: giñti 〈(動物を)追い立てる〉)。
ラトビア語
正書法上は使用しない。平板調の声調を表す声調記号として学術書で用いられる。
ベトナム語
ガーという声調を表す。ã, ẫ, ẵ, ẽ, ễ, ĩ, õ, ỗ, ỡ, ũ, ữ, ỹ がある。
グアラニー語
ã, , ĩ, õ. ũ, が鼻音を用いる単語の強勢部分を示す他、 が軟口蓋鼻音 /ŋ/ を、ñ が硬口蓋鼻音 /ɲ/ をそれぞれ表す。

音声記号

国際音声記号の補助記号として使われる。

その他の用法

  • アヴェスター語翻字で t の下にチルダをつけた という字を使用する。
  • 1897年、イタリアの数学者ジュゼッペ・ペアノは、チルダを使って否定を表すことを始めた。~pは「非p[pではない]」と読まれる。pの方は命題を表している[1]

単独に用いられるチルダ

単独で用いられるチルダ (freestanding tilde) は、数学においては関数等が漸近的に等しいことや図形の相似を表す記号などとして使われる[2]

  • 「漸近的に等しい」例:





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