ハーネス
「ハーネス」の基本的な意味
「ハーネス」とは、一般的には、電気や信号を伝達するための電線やケーブルを束ねたものを指す。自動車や航空機などの複雑な電子機器において、電気回路を効率的に構成するために使用される。また、動物や人間が身に着ける安全用具や引き具、馬具の一種を指すこともある。「ハーネス」の語源
「ハーネス」の語源は、英語の ""harness"" に由来する。英語では、馬具や引き具の意味で使用されることが多いが、日本語では電気回路の構成要素としての意味が主となっている。英語の ""harness"" は、古フランス語の ""harneis"" や古高ドイツ語の ""harnisk"" から派生しており、これらの言語では戦闘用の装備や馬具を意味していた。「ハーネス」の類語
「ハーネス」の類語としては、「ケーブルアセンブリ」や「ワイヤーハーネス」が挙げられる。これらは、いずれも電線やケーブルを束ねたものを指す言葉であり、機能や用途が類似している。「ハーネス」に関連する用語・知識
コネクタ
ハーネスには、電気回路を接続するためのコネクタが使用される。コネクタは、電線やケーブルの端部に取り付けられ、他の電気回路や機器と簡単に接続・切断ができるように設計されている。絶縁材
ハーネスの電線やケーブルには、絶縁材が使用される。絶縁材は、電気を通さない材質であり、電線やケーブルの表面を覆って、ショートや漏電を防ぐ役割を果たす。クリンプ端子
ハーネスの製造過程で、電線の端部にクリンプ端子が取り付けられることがある。クリンプ端子は、電線を圧着して接続するための金属製の端子であり、はんだ付けやネジ止めといった他の接続方法に比べて、作業効率が良く信頼性が高い。「ハーネス」を用いた例文
1. 自動車のエンジンルームには、多くのハーネスが配置されており、各種のセンサーやアクチュエータと電子制御ユニットを接続している。 2. 航空機の機内では、照明や通信システムなどの電気機器を動作させるために、ハーネスが広範囲にわたって敷設されている。 3. 安全ハーネスは、高所作業や登山などで使用され、転落事故を防止するための重要な装備である。harness
「harness」とは、ハーネス・安全ベルト・利用するということを意味する英語表現である。
「harness」とは・「harness」の意味
「harness」とは英語の名詞・動詞である。名詞「harness」として、主に馬車馬に付ける「ハーネス」「輓具(ばんぐ)」「馬具」、自動車の「安全ベルト」、登山で身体とロープをつなげる「ハーネス」、幼児用の「迷子紐」といった意味を指す。動詞「harness」として、「活用する」「役立てる」、自然やエネルギーを「利用する」「活かす」「動力化する」、馬具などを「付ける」といった意味を表す。「harness」の活用変化一覧
名詞「harness」の複数形は、「harnesses」である。動詞「harness」の活用形は、三人称単数現在形が「harnesses」、現在分詞が「harnessing」の、過去形が「harnessed」の、過去分詞が「harnessed」と変化する。「harness」の語源・由来
「harness」の語源は、「軍事用装備」を意味する古フランス語の名詞「harneis」から来ている。さらに遡ると「harneis」は、「軍隊」を意味する古ノルド語の名詞「herr」と、「規定」を意味する古ノルド語の名詞「nest」が組み合わさって出来た。「harneis」から中英語の名詞「harness」となり、現代英語の「harness」へと至った。「harness」の覚え方
「harness」の覚え方として、「はー(har)、ねー(ne)、す(ss)ぐに馬車に馬具をつけてくれないか」などの語呂合わせが挙げられる。「harness」を含む英熟語・英語表現
「to harness」とは
「利用するために」「活用するために」「馬具を付けること」といった意味を表す。
「wiring harness」とは
主に自動車や家電製品などで使用される、電源供給・電気信号通信を目的とした複数の電線を束にした集合体である。日本語で「ワイヤリングハーネス」「ワイヤーハーネス(Wire Harness)」「ケーブルハーネス(Cable Harness)」とも言う。
「in harness」とは
「仕事に従事して」「密接に助け合って」「馬具を付けて」といった意味を指す。また「out of harness」で「失業中」を意味する。
「die in harness」とは
「仕事中に死ぬ」「殉死する」といった意味を表現する。
「harness bull」とは
スラングとして使用され「制服を着た警察官」を意味する。
「Harness racing」とは
日本語で「繋駕速歩競走(けいがそくほきょうそう)」と訳される。「繋駕速歩競走」とは、騎手が競走馬の後ろに付けれた「繋駕車(車輪のついた駕籠)」に乗り、速さを競う。レースは歩調によって「トロット」と「ペース」の2種類に分かれている。競走馬はサラブレッドではなく、スタンダードブレッドが使用される。
「child harness」とは
幼児用の「迷子紐」「ハーネス」といった意味を指す。また「climbing harness」は「登山用ハーネス」、「shoulder harness」は自動車の「シートベルト」を意味する。
「Harness(CI/CD)」とは
「Harness(CI/CD)」とは、アメリカの会社「Harness」が提供している、アジャイル開発を促進するCI/CDツールである。特徴として、ビルド・自動テスト・配置・検証までの全工程を、人工知能とビジュアルなエディターにより設計を支援してくれる。日本において、「Harness」とパートナーシップ契約をしている「株式会社Digital Stacks」が導入の支援をしている。「harness」の使い方・例文
「harness」の使い方として、以下の例文が挙げられる。・I ordered the servant to put on a harness because I'm going to ride a carriage.
(これから馬車に乗るから、使用人にハーネスを付けるように命じた)
・Hydropower harnesses the power of rivers.
(水力発電は川の力を利用している)
・She died in harness in an accident.
(彼女は不慮の事故で仕事中に亡くなった)
・Because it is dangerous, please be sure to attach a climbing harness to your body.
(危ないので、必ず登山用ハーネスを身体に付けてください)
「harness」の英語での説明
Harness(noun) is a set of bands used to control a horse or people climbing or in cars. Harness(verb) is to use the power of nature and energy, or to put set of bands on a hose or people.「harness」の発音・読み方
「harness」の発音記号は、アメリカ英語で「hɑ́rnəs」、イギリス英語で「hɑ́ːnəs」と表記される。「harness」の読み方をカタカナで表記巣rと、アメリカ英語で「ハァネス」、イギリス英語で「ハーネス」になある。「ハァネス」の「ハ」、「ハーネス」の「ハ」の部分にアクセントを付けて発音をする。ハーネス【harness】
ハーネス
ハーネス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/04 02:45 UTC 版)
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ハーネス (Harness) は、基本的には馬を操るためのハミや手綱など、馬具の一種を意味する。
- 競馬の繋駕速歩競走のこと。
- ドッグハーネス - 盲導犬やペットの犬の胴体に装着する胴輪。ハーネスにリードを取り付けて使用する。
- ベビーハーネス(チャイルドハーネス) - 歩けるようになった乳幼児が勝手に親から離れていかないように親とつないでおくための紐。迷子紐。
- ロッククライミングなどで転落死を防ぐために用いる安全ベルト。とくに工事現場用のものは「フルハーネス型安全帯」とよばれる。
- パラグライダー本体にパイロットをつなぐ椅子状のもの。安全のため、プロテクターや、非常時のためのレスキューパラシュート(緊急パラシュート)などが装備されている。
- ウインドサーフィンでのセイルを体重で引くための引き具。腰または尻に巻き、ブームに付けたハーネスラインにフックを掛けて体重を掛ける。
- 車などのシートベルト。とくに自動車競技用の4点式以上のものを指す。
- ワイヤーハーネス - 工業製品において機器配線をまとめて束にしたもの。
- SMプレイで着用するひも状の下着。セクシーランジェリーの一種。
- 花王がかつて販売していた石鹸・シャンプーのシリーズ名。
- 中世ヨーロッパの甲冑一揃の呼称。a suit of armor(スートオブアーマー)ともいう。必ずしもプレートアーマーではない。
- ホルスト・ハーネス - アニメ映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の登場人物。機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの登場人物#ホルスト・ハーネスを参照。
ハーネス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 10:22 UTC 版)
ゲーム版の主人公が所属する仮想国のひとつ。中等部2年3組のみで構成されている。海道ジンが司令官(ゲームでは副司令官)を務める。所属生徒の制服色は紫色。領土はブラジルの南東部とウルグアイ。ジェノック、ポルトンの生徒とダック荘に同居している。主力量産LBXはジェノックと同じDCシリーズとセイレーンだが、カラーリングが異なる。19話からはジェノックと同盟を組み、『ジェノック・ハーネス混成軍』となる。なお、ゲーム版では主人公の名前と同様国名を自由に決めることができ、ラボを発展させることでハーネスの武器・LBXの開発ができる。
※この「ハーネス」の解説は、「ダンボール戦機」の解説の一部です。
「ハーネス」を含む「ダンボール戦機」の記事については、「ダンボール戦機」の概要を参照ください。
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