元始祭とは? わかりやすく解説

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げんし‐さい【元始祭】

読み方:げんしさい

1月3日宮中三殿行われる天皇親祭皇位元始を祝うもので、第二次大戦までは国の大祭とされた。


元始祭(げんしさい)

宮中三殿で、正月3日天皇自ら天皇の位の元始寿ぐ祭典神社においても行う。

元始祭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 08:41 UTC 版)

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元始祭(げんしさい)は、宮中祭祀のひとつ。大祭

現在では新暦1月3日天皇宮中三殿(賢所・皇霊殿・神殿)においてみずから主宰する「親祭」であり、皇位の元始を祝ぐ儀式である。

元始祭は、1870年明治3年)1月3日 (旧暦)[1]神祇官八神殿に八神・天神地祇・歴代の皇霊を鎮祭したのに始まる。1873年(明治6年)1月3日から現在の三殿親祭の形式となった。1908年(明治41年)9月19日制定の「皇室祭祀令」では大祭に指定。1年で最初の大祭である。同法は1947年昭和22年)5月2日に廃止されたが、1948年(昭和23年)以降も宮中では従来通りの元始祭が行われている。

また、「年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム」および「休日ニ関スル件」により、1874年(明治7年)から1948年(昭和23年)まで同名の祝祭日休日)であった。

脚注

  1. ^ 「年中行事事典」p293 1958年(昭和33年)5月23日初版発行 西角井正慶編 東京堂出版

関連項目


元始祭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 09:30 UTC 版)

祭祀 (神道)」の記事における「元始祭」の解説

詳細は「元始祭」を参照 1月3日に斎行。年頭にあたり天皇弥栄と国の益々発展祈念する

※この「元始祭」の解説は、「祭祀 (神道)」の解説の一部です。
「元始祭」を含む「祭祀 (神道)」の記事については、「祭祀 (神道)」の概要を参照ください。

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