名鉄ワフ80形貨車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 06:41 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動名鉄ワフ80形貨車 | |
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基本情報 | |
車種 | 有蓋緩急車 |
運用者 | 名古屋鉄道 |
所有者 | 名古屋鉄道 |
改造年 | 1941年(昭和16年) |
改造数 | 4両 |
消滅 | 1965年(昭和40年) |
主要諸元 | |
車体色 | 黒 |
軌間 | 1,067 mm |
全長 | 6,321 mm |
全幅 | 2,438 mm |
全高 | 3,207 mm |
荷重 | 8 t |
実容積 | 14.01 m3 |
自重 | 6.05 t |
換算両数 | 1.0 |
軸距 | 3,048 mm |
名鉄ワフ80形貨車(めいてつワフ80がたかしゃ)とは、かつて名古屋鉄道で運用されていた木造貨車(有蓋緩急車)である。
概要
- 元は1914年(大正3年)に天野工場で製造された三河鉄道の8 t 積木造有蓋緩急車ワブ50形(ワブ51 - ワブ54)である。同時期に製造された木造有蓋車ワ200形とは寸法などに類似点がある。またワ200形から改造された有蓋緩急車ワブ60形はほぼ同型になるが、車体構造がワブ50形が木造車体、ワブ60形は鉄骨木造車体であり、ワブ60形の方が約0.4 t 重い。1941年(昭和16年)に三河鉄道が名古屋鉄道に合併すると名古屋鉄道に引き継がれ、その後の改番によりワフ80形(ワフ81 - ワフ84)に改番される。
脚注
参考文献
- 清水武・田中義人・澤内一晃 『名古屋鉄道の貨物輸送』フォトパブリッシング、2021年。ISBN 978-4-8021-3270-1。
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